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【連載第2回】「我が」を出すシステム管理者はクビである――孔子とWindows2000から読み解く、政治家の致命的な劣化

記者会見と思われる会場で、驚いた表情の斎藤元彦が左右の手で二皿の蕎麦を差し出している様子と、その上部に「公務エゴ暴走!! 基本を忘れ去る」という大きなテロップが重なっている。

2026/4/3(金)朝刊チェック:斎藤元彦と高市早苗を見ていると「共感性羞恥」が生まれてしまう理由について

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【結論】

政治家が公務に「我が(エゴ)」を持ち込むことは、システム管理者が私情でサーバーを弄るのと同じ「崩壊の始まり」である。彼らは「事に仕える」という仕事の基本すら欠落した、孔子はおろかWindows2000以下のポンコツに過ぎない。

【ポイント3選】

  • 「礼」とはプロトコルである: 孔子の教えは茶碗の持ち方ではない。己を虚しくし、完璧な通信規約として機能する「ロックンロールな生存戦略」である。
  • アドミン(執行部)の暴走はシステムの死: 出張手当5000円の重みも知らぬ者が、公費で伊豆の蕎麦を食って承認欲求を満たす異常性。
  • 仕事とは「事に仕える」こと: パキスタン人のコンビニ店員や外科医ができる「エゴの排除」ができない政治家は、大人として三流以下である。
たもっちゃん
たもっちゃん

ええですか、まずは『記事1』という土台をしっかり読んで、そこに書いてある前提を頭に入れる。それから『記事2』に向かうんです。2000年前の孔子でさえ、大廟に入る時は『ことごとに問う』て、順序と礼儀を尽くして物事を理解しようとしたんですよ 。それをすっ飛ばして結論だけつまみ食いしようとするから、世の中の事象をうわべだけでしか捉えられへんようになるんです。

だから、悪いこと言わんから、まずは黙って『記事1』から読みなさい。話はそれからですわ」

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「なぜ共感性羞恥を抱くか」という見出しの下に、「政治家への強烈な違和感」「原因は極めてシンプル」「彼らは『仕事』をしていない」と順に繋がるフローチャートが描かれた黒背景の図。

あのね、ほんまに情けない話ですよ 。前回の記事でも言うたけど、今の日本の政治家連中、とりわけ斎藤元彦や高市早苗を見ていて、まともな知性を持った大人が強烈な「共感性羞恥」を覚える理由、わかりますか

答えは簡単です。あいつら、「仕事」をしてへんからですわ

今回はね、もうちょっと抽象度を上げて、近代民主主義どころか2000年前の中国、あるいは皆さんが日々使ってるパソコンのOSの話から、いかにあいつらのやってることが「人間として三流以下」なのか、きっちり解説しておきます

「大廟に入りて事ごとに問う」――礼とはプロトコルである

政治家が公務に「我が」を出す、己の承認欲求を満たすような芸能行為を持ち込む 。この地獄のような惨状を見ていると、ホンマに我が国は底が抜けてるんやなと暗澹たる気持ちになります

公務と政務は違う 。公務において「己の色」を出すなどあってはならない 。こんな知恵はね、モンテスキューが『法の精神』を書いて三権分立を言い出す前から、人類はとっくに気づいてたんです

論語にね、こういう有名な一節があります 。中学の漢文でも習うレベルの話やから、知らんとは言わせへんで

「大廟に入りて事ごとに問う」

伝統的な中国の衣装を纏った孔子の肖像画。

孔子の行動原則ですわ 。大廟ってのは国家の慰霊堂、当時の政治の中心です 。孔子はそこに入るたびに、「これはどうすればいいんですか?」「あれはどうすればいいんですか?」と周りの人にいちいち聞いて回ってた 。

それを見た野暮な連中が「あいつ礼儀作法に詳しい言うてるくせに、人に聞いてばっかりやんけ」と批判した 。それを聞いた孔子は、鼻で笑ってこう吐き捨てたわけです

「これ礼なり」

これ、めちゃくちゃカッコええでしょ 。ロックンロールですよ 。完璧に礼儀作法を理解している孔子が、あえて「これで間違いございませんか?」と確認を取り続ける

礼儀作法っちゅうのは、茶碗の持ち方とかそんな次元の話やないんです 要はプロトコル(通信規約)であり、細かい決まり事のことです 。その決まり事を熟知していても、己を虚しくして、自分という「色」を一切出さずに任務を淡々と遂行する 。それが「礼」であると孔子は言うてるわけです

翻って今の兵庫県知事を見てみい。己を虚しくするどころか、公益通報者保護法違反までやってしまう 。孔子に追いついてないどころか、石器時代まで退行してますわ

「2000年前のプロトコル」という題字の下に、伝統的な寺院の設計図を背景として、論語の一節に基づいた「決まり事を守り己を虚しくする」「自己流を消すことが礼」「任務の淡々とした遂行が基本」という4つの要素が矢印で結ばれたフローチャートが表示されています。
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執行部(アドミン)が「我が」を出せばシステムは崩壊する

もっと現代的な、わかりやすい例えで言いましょうか。

政党でも会社でも、偉いさんたちの集まりのことを「執行部」って言うでしょ 。これ、英語でなんて言うか知ってます? Administrative branch(アドミニストレーティブ・ブランチ)って言うんです

Windows 2000のログインで言えば「アドミン(Administrator)」ですよ 。エグゼクティブ(特権階級)やない 。ただの管理者、アドミンなんです

考えてもみてください。システムのアドミンが、「俺の気分」とか「我が」を出し始めたらどうなります? システムぐっちゃぐちゃになるでしょ

今、兵庫県庁で起きてることはまさにこれですわ。アドミンが我がを出して暴走してるから、システム全体が使い物にならなくなってしもうてる 。アドミンはアドミンとして、システムを円滑に回すためだけに存在せなあかんのに、公費で出石まで行って、ええ気になって蕎麦食うてる写真をアップしてる 。

民間企業でこんな真似したら、一発で懲戒対象ですよ 。出張手当が5000円出るような普通の企業に勤めてるサラリーマンなら、これがどれほどグローバルスタンダードから外れた異常な行為か、肌感覚でわかるはずです

たもっちゃん
たもっちゃん

「いや、ほんまにね、ちょっと聞いてほしいんですけど。現場の大学の先生らが普段、公金使うのにどれだけ異常な扱い受けてるか知ってます?

あのね、学会出張行くとするでしょ。そしたら『ほんまに行ったんか証拠写真出せ』言われるんですよ。スマホにアプリ入れさせられて、GPSで移動経路まで監視されてんねんで。人を泥棒扱いするのもええ加減にせえよって話ですけど、まだあるんですよ。基調講演があるから宿泊するって言うたら『じゃあ講演してる最中の写真撮ってこい』って言われる。研究のために本一冊買うのにも『君の学問にどうプラスになるんや』って報告書書かされるんですよ。

現場の教員にはね、そこまでして1円単位で公金の使途を厳格に証明させて、首根っこひっ掴んで息苦しい管理しとるわけです。

で、その一方でね、この県のトップは何してました?

豊岡の入学式に出る言うて、公用車乗って、公金のガソリン代バンバン燃やして、わざわざ遠く離れた出石まで『そば食い』に行っとるんですよ。

おかしいと思わへん? 自分は公用車を私物化して優雅にドライブして、現場の人間はGPSで監視やて。これね、単なる『ダブルスタンダード』なんて生易しい言葉で片付けたらあかんのです。現場には1ミリの『我』も許さんくせに、トップの自分は公的空間に自分の食い意地っていう世界で一番汚い『我』を持ち込んどるんですわ。

恥を知れって話ですよ。こんなもん、普通の神経してたら恥ずかしゅうて表歩かれへんはずなんですけどね。ほんまに程度が低すぎるんですよ。」

東京で言ったら、東京都知事の舛添要一はこれで辞めてんのよ 。舛添の事例を出すまでもなく、公務の最中に自分の欲望とか『我』を優先させるなんて、グローバルスタンダードの資本主義では絶対に許されへんのです 。それを何とも思わへん田舎者が大きな顔して生息してるから、兵庫県は東京から20年遅れてるって言うてんの 。

「執行部は『アドミン』」と題し、偉い人は特権階級ではなくシステムの管理者に過ぎないとする定義と、管理者がエゴを出すことの危険性について警告する赤と黒のUI風のデザイン画像。
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仕事とは「事に仕える」こと。己の気持ちなど最も無価値である

いいですか、皆さんが日々やっている「仕事」って、漢字でどう書きますか。

事に仕える」と書いて仕事です 。

仕事において一番邪魔なものは何か? それは「我が(エゴ)」です 。大人が3人以上集まるプロの世界において、自分の気持ちなんてものは世界で最も汚くて、下劣で、全く価値のないものなんです

  • 癌のオペをしている外科医が「今日は気分がいいから隣の肝臓も抜いとこうか」なんて言いますか ?
  • コンビニのパキスタン人の店員も、飛行機のパイロットも、みんな自分の思い込みや自己顕示欲を引っ込めて、必死で「事に仕えて」いるんです 。

まともな親に育てられて、まともな教養があって、せめて大学入試で偏差値56くらいあった人間なら、日々「事に仕える」という訓練をしているはずです

だからこそ、斎藤元彦や高市早苗のように、いい年こいて「おのれを虚しくする」ことができず、公務に己のエゴを垂れ流している人間を見ると、強烈に「あ、気持ち悪っ」と思うんです 。普通にできているはずのことができていない人間を見せつけられるから、恥ずかしくてたまらなくなる

彼らは政治家である以前に、社会人として、いや、大人として完全に欠落している 。孔子が2000年前に見抜いていた「仕事の基本」すら理解していない愚か者たちに、私たちの生活を預けているというこの地獄 。ええ加減、目を覚まさないとほんまに国が滅びますよ。

「仕事=『事に仕える』」というタイトルのもと、プロフェッショナルには自己顕示欲や個人の感情が不要であることを、外科医の手術を例えに黒背景のグラフィックで強調した図解。
「一般社会との強烈なズレ」という見出しの下に、「普通の大人は日々訓練済み」で「当たり前ができない愚かさ」を示す左側の流れと、「民間企業なら即座に懲戒対象」という赤い強調テキストで表された右側の対比を示す概念図。
串に刺さった揚げ物を口元に運ぶ男性。
黒背景に、「政治家以前に大人として欠落」「公務にエゴを垂れ流す惨状」「だから見ていて恥ずかしくなる」という3行の白い文字が、上から順に白枠、赤枠、装飾枠で囲まれて表示されています。

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