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第4回:新潟は東京の植民地か。船橋に住む知事が「県民が使えない原発」を動かす圧倒的不正義

遠隔操作で新潟の原発から東京へ電力を送る人物と、それに対して「リスクは新潟、利益は東京」と抗議する新潟の人々を描いた風刺画。

2026/4/21朝のニュース解説 | 高市政権発足から半年。新聞各紙はどう報じたか。

【結論】

新潟県民が「1ワットたりとも」使えない東京のための原発を、千葉県船橋市に住む知事が動かそうとする圧倒的な不正義。自民・公明が地方に強いるこの構造は、帝国が東南アジアで行った「植民地主義(プランテーション)」と全く同じであり、地方は麻薬の密売人(プッシャー)のように中央へ牙を剥くべきである。

【ポイント3選】

  • 関越道で逃げ帰るトップの醜悪: いざ原発事故が起きても、三国峠を越えて自宅のある船橋へ逃げ帰れる人間が「避難計画」を語るという極限のモラルハザード。
  • 自公が強いるプランテーション経済: 補助金で頬を叩いてリスクを押し付け、利益はすべて中央(不在地主)が収奪していくという、世界史で習った植民地支配の完全再現。
  • ハッピーターンの粉を止めたろか: 『桃鉄』のスリの銀次のように搾取され続ける新潟は、中央に対して「柿の種止めたろか」「魔法の粉の末端価格を跳ね上げたろか」と反逆すべきである。
中央による支配構造と地方の負担を対比させ、柏崎刈羽原発を巡る政治的・社会的な不均衡を示した概念図。
たもっちゃん
たもっちゃん

あのね、いきなりこの第4回の「植民地主義」の話から読んでもらっても全然かまへんのやけど、お時間があるなら、できれば第1回から第3回までの記事を先にさらっとでも読んどいてもらえると、今この国を覆ってる「絶望的なヤバさ」の構造がより立体的によく見えると思うんよね。

第1回ではな、大手の世論調査を主観で疑う「アホリベラル」の反知性主義について解体したんですわ。ハウスやSBみたいな超大企業が数万倍のデータで定量的・定性的に分析し尽くした完成品のカレーに 、定年退職したおっさんが「チョコレート入れたらうまいねん」って思いつきで余計なもん入れて不味くする 、あの知的傲慢さの話ね。統計を疑うなっていう

で、第2回は、その「プロシージャーへの想像力の欠如」が現実の政治運動でどうなるかって話。そもそもデモと選挙なんて野球と相撲くらい全く違うゲームやのに 、大人が汗かいて動いてんのにカネが発生せんと思い込む「やりがい搾取」について語ってます。これ、人間に対する強烈な抑圧であり冒涜やからね

権力を監視・批判する側がそんなアホみたいな体たらくやから、権力の中枢もとんでもないことになっとるわけです。

第3回では、日経新聞に「孤独の官邸主導」って書かれるような 、意思疎通が全くできへんトップの異常性を取り上げました。読売新聞が1面で「スピード感」って持ち上げておきながら 、ペロッと紙をめくった3面でケチョンケチョンに突き放す 、あの紙の新聞ならではの極上の皮肉についても解説してます。

批判する側の病理と、権力そのもののコミュニケーション不全。その成れの果てとして、今回の第4回で語る「千葉の船橋に住んでる知事が、新潟県民が1ワットも使えへん東京のための原発を動かそうとする」っていう 、圧倒的な不正義とモラルハザード に繋がっていくわけです。

なぜこんな世界史の授業で習うような「植民地主義」が現代日本でまかり通るのか 。その点と点がどう繋がってるか、第1回から順番に味わってもらえると、今の日本のリアルがより深く、そしてグロテスクに理解できるんちゃうかなと思います。もしよかったら、ちょっと寄り道して過去の記事も覗いてみてもらえると嬉しいですわ。

船橋に住む知事が新潟の運命を決める「圧倒的な欺瞞」

「権力の暴走とガバナンス構造」という大きな見出しの下に、「新潟県知事選の核心」「原発再稼働の論理」「搾取システムの可視化」という3つの項目が箇条書きで記されたスライド画像。

県民が「1ワットたりとも」使えない柏崎刈羽原発の再稼働

ゴールデンウィークが明けると、今の日本国における最大の争点となる新潟県知事選挙が行われるんやけどな。自民党と公明党が真っ先に推薦を出したのが、現職の花角知事です。この人、自宅は新潟県内やなくて千葉の船橋にあるんですよ。

柏崎刈羽原発でどれだけ莫大な電力を作っても、新潟県民は「1ワットたりとも」使えません。発電された電力は高圧電線で三国峠を越え、東京や千葉、神奈川に送られるからです。自宅が船橋にある人間が、東京に送る電気を作るために原発を動かそうとしている。これは原発の是非以前の、圧倒的な不正義やろ。

新潟県から首都圏へ送電される一方で消費地側が方針を決定し、新潟への還元がない構造を「発電と消費の絶対的非対称」と題して図解したスライド。

三国峠を越えて関越道で逃げられる人間が「避難計画」を語る醜悪

「トップ不在の意思決定構造」という題字とともに、新潟県(現場)から離れた場所にいる知事(千葉・船橋)との乖離を表した概念図。

原発が動くとなれば、当然自治体は避難計画を作らなければなりません。しかし、自宅が船橋にある知事は、いざ事故が起きたら三国峠を越えて関越道に乗り、さっさと船橋へ逃げ帰ってしまえばおしまいやんけ。

これは原発が環境に良いか悪いかというチャチな話でさえない。人間としての正義、モラルハザードの根本問題です。それに対して何の疑問も持たず、「自民党が推薦するから」と盲従する公明党。創価学会の「人間主義」も辺野古の土砂には負けるようやけど、これほど醜悪で不誠実な意思決定を許してええのか、新潟の有権者は考えるべきです。

原発事故時の避難計画における県民と知事の対応の格差と、その欺瞞を批判的に図解したスライド。

自公が強いる「プランテーション経済」のモラルハザード

世界史で習った「植民地主義」が現代の新潟で起きている

この構造、何かに似ていると思いませんか。俺たちが世界史の授業で習った「植民地主義」と全く同じなんですよ。

強い帝国がやってきて、巨額の資本を単一産業に投入し、地元民を過酷な労働に駆り立てて全てを収奪していく。地元には何の恩恵も落ちず、それを監督しているトップ(不在地主)の家は本国にある。ヨーロッパの帝国が東南アジアでやってきた、カカオやコーヒー、ゴムなどの「モノカルチャー」や「プランテーション」と全く同じことを、自民党と公明党は現代の新潟県民に押し付けようとしとんねん。

「現代日本の植民地主義」というタイトルで、歴史上の帝国主義と現代の中央集権による原発依存の構造を、産業・リスク・利益の観点から比較した表。

「立地自治体には補助金が来るからいい」という思考の腐敗

発電所を作るか作らないかで揉めた時、現場の代表として選ばれるべきなのは「電気を作る側」の人間であって、「電気を使う側」の人間ではないはずです。それやのに、なんで電気を使う側の人間をトップに持ってくるねん。

「立地自治体には補助金が来るからええやないか」と言うかもしれんけど、それを「植民地」って呼ぶんです。カネで頬を叩いてリスクだけを押し付ける、圧倒的な搾取の構造です。新潟は東京の植民地ちゃうぞ。新潟は新潟です。

天秤の片方に「原発事故リスク」という重石が、もう片方に「補助金」の束が乗っており、「カネによる支配と思考の腐敗」というタイトルと、それに関連する3項目の主張が記された図。

ハッピーターンの粉を止めたろか!――地方の怒りと反逆

桃鉄で新潟に飛ばされ、スリの銀次に奪われる「搾取の構造」

滋賀県民が怒った時に「琵琶湖の水止めたろか」と言うように、新潟の人ももっと怒ってええんや。「コシヒカリ止めたろか」「柿の種止めたろか」ってキレるべきなんですよ。

ゲームの『桃太郎電鉄』で新潟に飛ばされて雪で3ターン動けず、挙げ句の果てに「スリの銀次」に全てを奪われるように、新潟は中央から搾取され続けてるんです。

麻薬のプッシャーと化した新潟が東京の首を絞める日

新潟から物が出なくなれば、東京には「ハッピーターンの粉」が入ってこなくなります。あの魔法の白い粉が手に入らなくなるんです。

「パウチに入れたハッピーターンの粉ください」「昨日まで5000円だったんだけどね、入りにくくなって今日から7500円になっちゃったんだよ」って、末端価格が跳ね上がる恐怖を東京に教えてやればええんや。麻薬のプッシャー(密売人)のようになってでも、地方は中央に対して牙を剥くべきです。このイビツで醜悪な「犠牲のシステム」を、絶対に許したらあかんのですよ。

中央集権に対する反撃シナリオとして「地方からの供給停止」「物価高騰の脅威提示」「犠牲のシステムへの反抗」を掲げ、地方(資源供給)から中央(消費システム)への接続が遮断された図。
たもっちゃん
たもっちゃん

「全4回にわたって、今の日本に巣食う病理を徹底的に解体してきたけど、どうでした?

第1回の『世論調査の数字すら読めんアホリベラル』の話から始まって、第2回ではそいつらが現実の選挙でしでかす『やりがい搾取』の残酷さを暴いた。で、批判する側がそんな体たらくやから、第3回で話したような『和食の約束でイタリアン予約して他人のせいにする』コミュニケーション不全の異常者が国のトップに居座り続けるわけです。 その結果が、今回の第4回。船橋に住んでる人間が、新潟県民が全く使えへん原発を動かして東京に電気を送るっていう、植民地主義みたいな『圧倒的な不正義』がまかり通る社会になってしもたんよ。

統計という科学への想像力の欠如、人間に対する抑圧、トップの異常性、そして中央による地方の搾取。これらは全部、根っこで繋がってるんやね。この国がどれだけグロテスクな形に歪んでるか、今回の連載を通して少しでも皆さんと共有できたなら嬉しいですわ。ほんま、こんなイビツな『犠牲のシステム』、俺らは絶対に許したらあかんのですよ。ほな、また次の記事でお会いしましょう。」

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