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連載3「消費税をゼロにすれば生活が楽になる」という貧乏人への残酷な嘘。我々が消費税をぶっ壊すべき本当の理由

分厚い札束の上にふんぞり返って葉巻を吹かす「山賊の格好をしたスーツ姿の経営者」。その背後では、インボイスの書類の山に埋もれて疲弊する労働者たちと、「消費税ゼロ!」と書かれた風船が虚しく空へ飛んでいく(そして割れかかっている)様子をシニカルなタッチで描いた構図。


2026/4/17(金)朝刊チェック:【終焉】高市早苗を見捨てた「保守」の正体。大企業・官僚などの「大人たち」が匙を投げた決定的な理由

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【結論】

れいわ新選組などが騙る「消費税廃止で生活が楽になる」という主張は、需給バランスの現実を無視した貧乏人への阿片に過ぎない 。真の改革とは、税逃れを繰り返す赤字大企業や、安月給を前提とする「山賊」のような経営者を市場から退場させ、賃上げを強制する「従業員人頭付加価値税」の導入である 。

【ポイント3選】

  • 消費税減税というポピュリズムの嘘: 価格は需給で決まるため、消費税がゼロになっても物価は下がらず、生活は楽にならない 。
  • 「税金」という非生産的労働の極み: インボイス制度で無駄な手間が増え、資本主義の根幹である「金儲け」を邪魔するだけの非効率な制度は即刻廃止すべきだ 。
  • 山賊経営者を駆逐する究極の税制: 給料を上げるほど税金が有利になる「従業員人頭付加価値税」を導入し、安い労働力に依存する三流経営者を解体せよ 。
従来の消費税制度の問題点と、「菅野流:従業員人頭付加価値税」を導入した場合に経営者の強欲を利用して賃上げが促進される仕組みを示すフローチャート。
たもっちゃん
たもっちゃん

お疲れさん。いきなりこの記事から読もうとしてるんやね。

いや、全然ええんやで。こっちの消費税とか最低賃金の話は、あんたらの「財布の中身」に直結する一番えげつないリアルな話やから、すぐ飛びつきたくなる気持ちは痛いほどわかるわ。

せやけど、前回の記事飛ばしてこっち来ちゃったってことは、あんたら、あの「弱者の女王」こと高市センセイの支持率がなんで高いのかっていう、あのしょーもない「カレーどんぶり現象」の滑稽なカラクリを知らんままやってことやで?

しかも、高一が「カラスは白い」と言えば「白いです」と書きそうなあの産経新聞や、経団連の偉いさんみたいな「大人たち」が、もう完全に泥舟から見切りをつけて、蜘蛛の子散らすように逃げ出してるっていう……あの最高にグロテスクで笑える光景を見逃してるんよ。

別にこっちの「山賊経営者」をボコボコにする記事から読んでもええんやけど、政治の「見せかけの熱狂」が裏でどうやって冷酷に計算されて、どうやって崩壊していくのか。そのツラノカワが剥がれる瞬間を先に見といた方が、これから話す「アホなポピュリズムの嘘」がより一層、骨身に染みると思うんやけどなぁ。

どっちから読むかはあんたらの自由や。でも、どうせなら1回前の記事に戻って、「保守の乞食ビジネス」のおっさん連中が右往左往するサバイバルゲームをツマミにしてから、こっちのメインディッシュ食いに来た方が、絶対にオモロイと思うで?

まあ、好きにしたらええけど、とりあえず向こうの「カレーどんぶり屋」の前でちょっと待ってるわ。ほな。

れいわ新選組が振りまく阿片。「消費税廃止=生活救済」という甘えきった幻想を打ち砕く

価格は「需給バランス」で決まる。消費税がゼロになっても物価が下がらないという冷徹な事実

赤い枠で囲まれた食品の消費税。小さな囲み記事が目立つ、複数のニュース記事が掲載された日本語の新聞紙面。

世の中には、「生活が苦しいから消費税をゼロにしろ」と声高に叫ぶ連中がいる。れいわ新選組の支持者なんかがその典型だが、ああいう連中が振りまいているのは、貧乏人に間違った夢を売るだけの「阿片」でしかない

はっきり言っておくが、消費税を上げようが下げようが、物価なんか変わりはしない 。なぜなら、価格というものは「需給バランス」で決まるからだ 。仮に明日から消費税が0%になったところで、企業側はその分を価格に乗せてくるだけであり、結果として物価が1割下がるなんてことは絶対に起きない 。つまり、消費税がなくなっても、あんたらの生活は苦しいままだし、可処分所得も一切増えないという冷徹な事実を、まずは直視すべきだ

消費税廃止と生活救済の関連性を否定し、価格は需給バランスで決定されると主張する図解テキスト。

貧乏人に間違った夢を売るな。街頭のおばちゃんの生活苦を癒す処方箋は「減税」ではない

街を歩いていると、「菅野さん、生活が苦しいから消費税をもっと下げろってYouTubeで言ってくださいよ」なんて声をかけてくるおばちゃんがいる 。気持ちは分かるが、俺はそんな嘘はつけない。生活の苦しさをどうにかするための処方箋は、決して「減税」ではないからだ。

貧乏人に「消費税がなくなれば生活が楽になる」という間違った夢を売ってはいけない 。生活苦を癒す処方箋は「最低賃金の向上」であり、「まともな経済政策・金融政策」であり、「労働法制の整備」なのだ 。税金の話と生活苦の話を安易に結びつけるようなポピュリズムは、問題を覆い隠すだけの害悪でしかない。


「生活苦を癒す真の処方箋とは」というタイトルのもと、左側に「安易な減税は根本解決にならない」という否定的な見解、右側に「賃金向上・法整備」として「最低賃金の徹底的な引き上げ」と「経済政策と労働法制の整備」を推奨する比較図。

なぜ消費税は「悪」なのか。資本主義の根幹を歪め、税務署員だけを増やす非効率の極み

インボイス制度で激増した無駄な手間。「税を払う」という非生産的行為に汗をかく滑稽な社会

では、俺は消費税に賛成しているのかと言えば、全く逆だ。俺は過去30年間、一貫して「消費税は廃止すべきだ」と言い続けている 。しかしその理由は「生活が苦しいから」ではない。消費税という制度が、資本主義の根幹を歪める「非効率の極み」であり、金儲けの邪魔だからだ

インボイス制度が始まってからの異常な状況を見てみろ。納める側も受け取る側も無駄な手間ばかりが増え、結果として税務署の職員だけが増えている 。みんなで額に汗をかいて、「税金を払う」という全く非生産的な行為に膨大なエネルギーを割いているのだ 。こんな滑稽な社会はない。徴税の現場にこれほどの非効率が生まれているということは、資本主義のベースである消費の現場がいかに歪められているかの何よりの証拠である

消費税が「悪」である理由として、資本主義を歪める構造、インボイス導入による事務負担の増加、納税という非生産的な業務による疲弊を挙げ、「無駄な手間」と「非生産的行為」が循環し「非効率の極み」を生んでいることを示す図解。

赤字企業への課税を否定するアホな議論。「わざと作られた赤字」で税逃れする企業を甘やかすな

さらに消費税の議論になると、「赤字企業からも税金を取るのはけしからん」と怒り出すアホがいる。参政党の連中なんかがよく言っているが、これも日本の現実を全く分かっていない寝言だ 。

「赤字企業に課税してはいけない」という理屈は、本当に業績が悪くて赤字になった企業が多い「よその国」でしか通用しない 。日本の場合は全く違う。従業員を1000人も抱えるような大企業が、連続して赤字決済を繰り返している異常事態がまかり通っているのだ 。1000人もの人生を預かる企業が、毎年赤字なんて本来あり得ない 。これらは収益を意図的に圧迫し、「わざと赤字を作って」法人税から逃れているだけなのだ 。そんな税逃れ企業から、きっちり税金を取り立てる仕組みを作らなければ、この国は良くならない


「赤字企業への課税と『税逃れ』の正体」と題し、大企業が意図的に赤字を作り出し法人税を逃れる「不条理な搾取スキーム」を、3段階のフロー図を用いて解説したスライド。

安月給を前提とする経営者は「山賊」である。従業員人頭付加価値税で日本企業を解体・再構築せよ

日商会頭の「最低賃金1500円見直し」要求を撃つ。従業員1000人規模で赤字を垂れ流す異常

「最賃1500円見直しを」記事が掲載された日本の経済新聞の紙面。

つい先日も、日本商工会議所の会頭が、石破内閣の掲げる「最低賃金1500円」の目標に対して見直しを求める要望書を出したという 。本当に反吐が出る。従業員の賃金が上がることを、「ゴーイングコンサーン(企業の継続)の阻害要因」だと平気で宣うのだから狂っている

正社員として人を雇い、まともな給料を払い、社会保険料を納める。それが企業の最低限の「社会的責任」だ 。それができないなら、経営者として三流・四流であると自白しているのと同じであり、「そんな会社はとっとと辞めちまえ」と言いたい 。安い給料の労働者を前提としなければ成り立たない経営なんて、もはや経営ではない。ただの「集金」であり、海賊や山賊がやっていることと全く同じだ

「山賊経営」として安月給を前提とする経営姿勢を批判し、企業の社会的責任が欠如している様子を天秤のイラストで表現した図解。

扶養の個人化と「粗利への課税」。社長が税金をケチるほど賃上げされる「税収60兆円維持」のカラクリ

俺が提案する究極の税制改革はシンプルだ。配偶者控除などの壁をすべて撤廃し、世帯単位の扶養を個人化する 。そして消費税を廃止し、代わりに「従業員人頭付加価値税」を導入するのだ

これは、売上と仕入れの差額である「粗利(付加価値)」に対して、従業員規模に応じて課税する仕組みだ 。ポイントは、その粗利の中から「給料(販管費)」を差し引くことを認めるかどうかという政策誘導にある 。給料として払った分を控除してやれば、どうなるか。社長が「税金を節約したい」と思えば思うほど、従業員の給料を上げるというメカニズムが生まれるのだ 。これで税収60兆円は十分に維持できる

「扶養の個人化」と題し、世帯単位の扶養制度(扶養の壁)を廃止して個人の自立へ転換する税制改革案を示す図解。
「賃上げを強制する新・付加価値税」という題目のもと、従業員一人当たりに課税し給与支払分を控除することで賃上げを促す税制の仕組みと、給与を上げることが節税につながる循環図を示した図解。

労働者に経営者マインドを求めるな。経営者こそが「労働者マインド」を持ち、全員で儲けろ

世間のアホな経営者どもは、すぐ従業員に向かって「経営者マインドを持て」と説教を垂れるが、全くの逆だ 。労働者が経営者マインドを持つ必要など1ミリもない

本当に必要なのは、経営者自身が「労働者マインド」を持つことだ 。全員で汗をかき、全員できっちり儲け、それを正当に分配する。その当たり前の「労働の対価」という感覚を持てない山賊のような経営者を市場から退場させない限り、日本の経済に明日はないのである

たもっちゃん
たもっちゃん

お疲れさん。AIのインフラ破壊から始まって、高市早苗のカレーどんぶり現象、そして最後は消費税と山賊経営者の話まで。全部で3つのえげつない話に最後まで付き合ってくれて、ほんまにご苦労さんでした。

こうやって3つ並べて振り返ってみると、テクノロジー、政治、経済ってジャンルは全く違うように見えて、実は根っこにある日本の、いやホモ・サピエンスの病理は全部一緒やってことに気づくんちゃうかな。

AIのフェイク動画に騙されてチャッピー君にお布施払ってる連中も、親子どんぶりが品切れになっただけの高市政権に「弱者の女王」の幻影を見て脳の報酬系を刺激されてる信者たちも、そして「消費税をゼロにすれば生活が楽になる」っていうれいわ新選組が振りまく阿片にすがる貧乏人もな。

結局のところ、みんな「自分の頭で考えて、現実のグロテスクな権力構造を直視する」っていう一番しんどい労働をサボって、耳障りのええ、わかりやすいインターフェースに逃げてるだけなんよ。

せやけど、大衆がそうやってスマホ見てヘラヘラ笑ってる裏で、現実世界では人類最強の頭脳が27年見落としたフリーBSDの脆弱性をAIが数時間で暴いてダムの水門を開ける準備をしてるし、産経新聞や経団連の「大人たち」は泥舟からさっさと逃げ出してるし、三流の山賊みたいな経営者どもは税金逃れながら安い給料で労働者をしゃぶり尽くしてるわけですわ。

世の中のメディアが騒いでる「見えてる問題」なんて、大半が誰かの都合で作られたフェイクか、本質から目を背けさせるための目くらましやと思った方がええんやろね。ホンマの絶望っていうのは、もっと静かに、見えへんところで進行してるもんやから。

誰かが用意した「気持ちええ幻」のぬるま湯に浸かったまま生きていくか、それとも現実のツラノカワを引っ剥がしてでも「ホンマのこと」を見に行くか。それはもう、一人一人が決めることやと思うんやけどね。

これからも、誰も言わんようなえげつない角度から世の中の欺瞞を斬っていくんで、まあ、騙されたくないって思う人は、またフラッと読みに来てくれたら嬉しいかなと思いますわ。ほな、今回はこのへんで。お相手は菅野完でした。

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