立花孝志の法廷闘争 - 菅野完 朝刊チェック 文字起こし
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立花孝志の法廷闘争

菅野完

YouTube動画2025/11/14(金)朝刊チェック:どうやらトランプさんは高市早苗さんより習近平さんの方がお気に入りのようです【再掲】から

立花孝志の法廷闘争:泥沼化する暴露合戦の幕開け

立花氏に残された3つの道

逮捕された立花氏が法廷で取り得る戦略は、菅野氏の分析によれば、以下の3つしかなかった。

  1. ひたすら謝罪する (ごめんなさい ごめんなさい 連呼する)
  2. 心神喪失を主張する (禁治産者で責任がないんで)
  3. 名誉毀損として真実相当性で全面的に争う (何が悪いねん俺のやったことが)

常識的に考えれば1か2が現実的な選択肢だろう。しかし、彼が選んだのは、最も破滅的で、そして最も「面白い」3番目の道であった。

選択された戦略:「真実相当性」で争うことの意味

報道によれば、立花氏は「発言内容は真実相当性がある」として容疑を否認している。この「真実相当性」で争うという戦略が何を意味するのか。菅野氏の解説は明快だ。

「私 はこれを真実だと思って発言しました」「ネタ元がこの人だからですという説明を立花は法廷でしなければいけない」

つまり、彼は自らの発言の根拠となった情報源を、法廷という公の場で暴露する義務を自ら負ったのである。これは、泥沼の暴露合戦のゴングを自らの手で打ち鳴らしたに等しい。

予測される結末:「どれに転んでも俺らは飯の種」

この選択がもたらす結末について、菅野氏は愉悦を隠さない。立花氏が法廷で誰の名前を挙げようとも、我々観測者にとっては最高のエンターテイメントが約束されているからだ。

あいつから聞きました、あいつから聞きました、あいつから聞きましたというこの指先から向こうにいる人に視線が集まることになる

もし彼が大物の名前を挙げれば、それはそれで一大スキャンダルだ。だが、菅野氏にとって、さらに絶妙な結末が待っている。「むしろ岸口、増山、白井から聞いたと言わずにネットで見たと言うてくれんのやったらなおありがたい」。なぜか?それは「ネットの情報というのは、それを信じて公の場で喋ると逮捕されてしまうほど不確かなんだね」という、この上なく有益な社会的判例を永遠に確立するからだ。メディアを分析する者にとって、これ以上の饗宴はない。どちらに転んでも、我々にとっては「飯の種」にしかならないのである。

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結論:崩壊の必然性と観測者の愉悦

立花孝志の司法の場で選択した自爆戦術。これらは、いずれも現実を直視できず、自らの願望や思い込みを世界の中心に据えた者たちが必然的にたどる、崩壊への一本道である。彼らの行動は、日本の国益を損ない、社会に混乱をもたらすという点では悲劇に違いない。

しかし、菅野氏が示すように、このプロセスを冷徹に観察する者にとって、それはまたとない「飯がうまい」最高のエンターテイメントでもある。無知と傲慢さがもたらす自滅の様は、この国の病巣を何よりも雄弁に物語っている。彼らの崩壊は悼むべき悲劇ではなく、観察すべき自然の摂理だ。なぜなら、菅野氏が言うように、「ほっといたら崩壊すんねんから」。それは救済ではない。単に、末期的な愚かさがもたらす、心地よい結末である。

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