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第3回:斎藤元彦支持者の顔つきと月岡芳年の幽霊図――権威主義的ポピュリズムのグロテスクな本質

ビジュアル: 画面の左半分に月岡芳年の描く「バッキバキに目が飛んだ幽霊」の目元のアップ(あるいはそれに酷似したタッチのイラスト)。右半分には、現代のスマホの画面越しに熱狂している匿名の群衆のシルエット。 構図: 過去の狂気(浮世絵)と現代の狂気(スマホ・SNS)がフラッシュバックのように重なり合う構図。 トーン: 薄暗い藍色と血のような深い赤(和風ホラーのトーン)を基調とし、人間の情念やドロドロとした欲望を視覚的に表現。


朝のニュース解説 2026/4月20日:高市内閣支持率低下の衝撃

【結論】

権力の暴走を根底で支えているのは、いつの時代も「弱者が自分より弱い者を叩いてカタルシスを得る」大衆のグロテスクな情欲である。斎藤元彦支持者の顔つきと月岡芳年の描く狂気の「幽霊図」の符合は、丸山眞男や安丸良夫がとうの昔に看破していた「社会のカス化」の可視化であり、この熱狂が国家制度を内側から食い破る真犯人である。

【ポイント3選】

  • 下半身の情欲と熱狂: 権威主義的ポピュリズムに熱狂する大衆の根底にあるのは、政治的信条ではなく陰部への刺激を求めるようなドロドロとした欲望である。
  • 月岡芳年の「幽霊図」: バッキバキに目が飛んだ男の幽霊を描いた明治の天才浮世絵師の視座は、狂気に群れる現代の大衆の顔つきを完全に言い当てている。
  • 社会のカス化と国家崩壊: 他者と自分を切り離せない自立なき大衆が同調圧力で群れた時、100年前の日本がそうであったように、国家のガバナンスは必然的に崩壊する。
自立した個の欠如から始まり、他者との境界線消失、同調圧力、弱者への攻撃や権威主義的ポピュリズムを経て、最終的に国家制度の内部崩壊に至るプロセスを示したフローチャート。
たもっちゃん
たもっちゃん

あのね、いきなりこの記事(第3回)から読もうとしてるみたいやけど、それやと今の日本の本当のヤバさが半分も伝わらへんと思うんです。

第3回では、斎藤元彦の支持者たち が、明治の浮世絵師・月岡芳年の描く「バッキバキになって目が飛んでらりってる男の幽霊」と同じ顔をしてるって話をしてます 。あいつらの集まりからはセックスの匂いしかしないっていう、大衆のグロテスクな情欲の話ですね 。

でもね、この「大衆の狂気」が国家を食い破る前に、そもそも上の連中がルールを破ってタガが外れる「入り口の事件」があるんですよ。それが第1回と第2回で書いた内容です。

第1回で触れた、自民党の党大会で自衛官が歌を歌った件 。あれは法律に書いてあるからアカンのではなくて、飲酒運転でお酒飲んで運転したら人を傷つけてしまうのと同じように「あかんこと」だから禁止されてるんです 。これを「まあええやん」で済ますのは、満州事変で石原莞爾が天皇の命令を無視してわざと錦州を爆撃したテロ を不問に付したのと同じ、ガバナンス崩壊の入り口なんですね

そして第2回では、その入り口の崩壊がどう国を狂わせたかを書いてます。大阪の天六の交差点で陸軍の軍人が信号無視したことから始まったゴーストップ事件 。警察と軍の泥試合を、結局は偉いさん同士の仲良し関係で手打ちにしてしまったんですよね 。その結果どうなったか。上の奴らのガバナンスが崩壊したせいで、大東亜戦争の15年で1000万人近い犠牲者を出し 、兵隊さんの7割が鉄砲の弾じゃなくて餓死で死ぬという悲劇を生んだわけです

権力がルールを破るガバナンス崩壊の歴史(第1回・第2回)があって初めて、それを熱狂的に支える大衆の狂気(第3回)の本当の恐ろしさが見えてくるんです。だから、悪いこと言わんので、まずは第1回と第2回から順に読んでもらえたら、もっと解像度高く今の危機感が伝わるんじゃないかなと思うんですわ。歴史の文脈を知らんままやと、俺が単なる下ネタの悪口を言うてるだけで終わってしまいますからね。

「権力の暴走を支える大衆の正体」というタイトルと、それに対する1から3までの論点が箇条書きで示されたテキスト画像。

ゴーストップ事件みたいに権力がルールを破って暴走していく時、一番タチが悪いのは誰やと思いますか? それを熱狂的に支持してチヤホヤする「大衆」の存在なんですよ。

権力の暴走を根底で支えるのは、いつだって知性を欠いた大衆のドロドロした欲望なんです。最近、兵庫県の斎藤元彦氏の支持者たちの顔つきを見てて、俺はずっと思ってたことがあるんですわ。

斎藤元彦支持者から漂う「下半身の情欲」と異常性

俺は昨日もその前も、ずっと「斎藤元彦の支持者は陰部の顔をしている」と申し上げてきました 。女性支持者は陰部の顔をしてるし、男性支持者は亀頭みたいな顔をしてるんです 。あいつらの集まりからは、理屈じゃなくてセックスの匂いしかしないんですわ

こう言うと「菅野はまた下ネタで茶化してる」って世間のバカどもは思うんでしょうけど、俺は心の底から本気で、いささかの反省もなくそう思ってるんです 。これは単なる下ネタの悪口じゃないんですよ。

イキ顔、狂気、そして月岡芳年(血まみれ芳年)の描く「幽霊図」との不気味な符合

すると昨日、池田香代子さんから「菅野さんの言うことは間違ってない。日本人は昔から、狂った人たちのことをそう捉えてきたんです」と、ある浮世絵師の話をメールで教えてもらってハッとしたんです 。

それが、明治の初め頃に活躍した天才浮世絵師・月岡芳年です 。「血まみれ芳年」と呼ばれ、常に血まみれの絵を描いて人気を博した男です 。その芳年が描いた「男の幽霊(西郷隆盛が幽霊になったらという図)」という絵があるんですけど、それがもう、ちんちんみたいになって、バッキバキに目が飛んでらりってるんですよ 。

顔の中心に大きく裂けた口から、さらに小さな顔が覗く、異形の女性を描いた浮世絵様式の肉筆画。

これを見た瞬間、「あ、これ元彦信者の顔や!」って完全に腑に落ちたんです 。女の幽霊図と対をなすようなこのグロテスクな狂気 。彼らの熱狂の根底にあるのは、政治的信条なんかじゃなく、陰部への刺激を求めるような下半身の情欲なんです 。だから底知れず気持ち悪いんですよ

「熱狂の深層にある異様な欲望」という見出しの下に、「政治的信条という大義の偽装」「刺激を求める下半身の情欲」「理屈なきカタルシスへの渇望」という3つの項目が並列して記されたテキスト画像。

円山応挙から続く「幽霊」の概念と、バッキバキに目が飛んだ男の幽霊

そもそも、昔から日本の金持ちは円山応挙などのなだたる絵師たちに「幽霊を描け」と発注してきました 。誰も見たことがない概念を描かせることで、絵師の力量を試したわけです 。そこで応挙は「足のない幽霊」を描き、日本人の幽霊のイメージを固定化しました 。

その系譜を継ぐ天才・月岡芳年が、人間の狂気や情念を極限まで突き詰めて描いた「バッキバキに目が飛んだ男の幽霊」 。あの概念こそが、まさに今の権威主義的ポピュリズムに熱狂する大衆の顔つきと、時を超えて完全に一致しているんです

「美術が捉えた大衆の狂気」という題名と、「円山応挙から続く幽霊の概念化」「月岡芳年が描いた男の幽霊図」「現代ポピュリズムの狂気と符合」という3項目のリストが記載され、背景に幽霊の浮世絵が描かれたプレゼンテーション資料。

丸山眞男と安丸良夫で読み解く「権威主義的ポピュリズム」

今、ヨーロッパの連中がトランプやメロニの台頭を見て「権威主義的ポピュリズムだ」と今更パニックになってるでしょ 。彼らがなんでそうなったかと言えば、アメリカとロシアが放置したシリア難民の流入や、アラブの春の失敗という出来事が引き金になったわけです

アラブの春の失敗と難民問題に揺れる欧米がパニックに陥る「社会のカス化」

でもね、俺に言わせればヨーロッパの連中が今更びっくりしているこの「権威主義的ポピュリズム」なんて、戦後日本の政治学がとうの昔に先取りして看破していた議論なんですよ

自分より強い者には何も言えず、自分より弱い人の厳しさを見た時に、自分より弱い人間に強く当たらざるを得ない寒々しい大衆の姿 。これこそが、丸山眞男が戦火で焼け野原になった日本を見てえぐり出そうとした日本型ファシズムのメカニズム、「社会のカス化」という概念そのものなんです 。

「戦後政治学による先見的看破」という見出しの下に、「欧米が直面するポピュリズム」から「丸山眞男がえぐり出した構造」への矢印が示され、その下に「日本型ファシズムと社会のカス化」という文字列が枠囲みで記載されているプレゼンテーション用スライドの画像。

戦後日本の政治学がすでに看破していた「大衆の欲望」の危うさ

さらに素晴らしいのは、丸山眞男が学術的都合でうやむやにしていた下部構造の分析に対して、「道具が足りていませんよ」と踏み込んでいった安丸良夫の仕事です 。

この丸山眞男と安丸良夫の議論をちゃんと接続すれば、ヨーロッパが今更騒いでいるポピュリズム論なんて完全に包摂できるんです 。弱者が自分より弱い者を叩くことでカタルシスを得る。その異様な熱狂こそが、ファシズムを根底で支える大衆の正体なんですよ。

「ファシズムを支えるルサンチマン」を主題とし、安丸良夫による「強い者に怯え弱い者を叩く大衆」の心理構造と、それによって得られる「弱者への攻撃で得るカタルシス」という悪循環を図解したスライド。

個の確立なき社会が迎える必然的崩壊

結局のところ、行き着く先は「人権意識」なんです 。人間を自立した「個」であると認識し、他者は他者であるという分別ができていない連中が多すぎるんです

他者と自分を切り離せない「タニマチオープンチャット」の縮図

俺がやってるタニマチオープンチャットでもそうやけど、他者と自分の間を切り離せず、気持ち悪いものに「気持ち悪い」と言い切れない 。みんなが黙っているのが普通だと思って、同調圧力の中で互いに依存して群れようとする 。そこに、さっき言ったような「幽霊のような顔をした」下半身の情欲が流れ込んでくると、もう社会の歯止めが効かなくなるんです。

「個の確立なき社会の必然的崩壊」というタイトルの下に、3つの円が重なり合うベン図が描かれ、各領域に「自立した個としての人間意識欠如」「他者と自分を切り離せない依存」「同調圧力で暴走する歯止めなき社会」というテキストが配置された図。

愚かな大衆の欲望が国家制度を食い破る100年越しの悲劇

偉いさんが入り口でルールを破るガバナンス崩壊(ゴーストップ事件)。そして、それを情欲とルサンチマンで熱狂的に支持し、弱い者いじめにカタルシスを見出す愚かな大衆。

この両者が揃った時、国家はどうなるか。愚かな大衆の欲望によって、国家の制度そのものが内側から食い破られて崩壊していくんです 。今のこの気持ち悪い熱狂と空気を「まあええやん」と放置していれば、あと10年もすれば「日本人は100年のうちに2回、全く同じ理由で国を滅ぼしたんだね」と歴史に冷酷に刻まれることになりますよ

「歴史は反復する 百年前の構図」という題名の下に、「権力層によるガバナンス崩壊」と「ルサンチマンによる熱狂的支持」が掛け合わされ、「欲望が国家制度を内側から破壊」するという結果に至るプロセスを示した図。
「悲劇を繰り返す愚かな大衆」「不気味な熱狂と空気の黙認 過去と同じ理由による自己破壊」「国家を滅ぼす百年前の悲劇再び」という、社会への批判的な警告を記した大きな日本語のテキスト。
たもっちゃん
たもっちゃん

あのね、ここまで3回にわたって、偉いさんがルールを破るガバナンス崩壊から、それに熱狂して弱い者いじめに情欲を燃やす大衆の狂気まで、今の日本が抱える「底知れぬ気持ち悪さ」の正体を徹底的に言語化してきました。じゃあ、もうこの国はおしまいで絶望しかないんかと言うと、実はそうでもないんですわ。

権力やメディアが下部構造(経済・市場)にひれ伏して、日経新聞が「市場が動かす政治」とかアホなこと書いてる絶望的な状況の中で、ふと国会前を見たらね、ものすごく「軽やかな希望」が生まれてるんですよ。

ルサンチマンにまみれた年寄りの情念じゃなくて、30代の男女がサラッと集まって、互いに群れたり依存したりせずに、個として自立したままデモをやってる。ヨーロッパの基準にようやく並ぼうとしているこの「新しい市民運動」の兆し。そして、単純接触効果が切れて支持率が急落していく天の岩戸(高市内閣)の滑稽さについて、最終回はバシッと総括したりますわ。これを読めば、もう古臭い「年寄りの情念」に付き合う必要はないってことがハッキリわかるはずやから、最後まで付き合ってください。

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