動画配信を3日間の活動休止を決定した理由を、異常な視聴者増加と、**日本の現状に対する倫理的・政治的な「違和感」**という、二つの主要な文脈で説明しています。 - 菅野完 朝刊チェック 文字起こし
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動画配信を3日間の活動休止を決定した理由を、異常な視聴者増加と、**日本の現状に対する倫理的・政治的な「違和感」**という、二つの主要な文脈で説明しています。

菅野完

この活動休止の決定は、単なる休息ではなく、現在の日本社会(特に政治状況)の異常な流れに対する、配信者自身の principled(原則的) な抵抗の表明であると位置づけられています。

1. 異常な視聴者増加と「カルト化」への危機感

活動休止の最も直接的な原因として、チャンネル登録者数(8万1300人)が急激に増加しており、現状が「異常事態」であるという認識があります。配信者は、この急激な増加と、それによって引き起こされる動画の再生状況に強い「違和感」を抱いています。

  • 異常な再生数: 通常であれば注目されないはずの、日曜早朝に「うだうだ喋っただけ」のライブ配信が、タイトルもサムネイルも設定しておらず、椅子しか映っていないにもかかわらず、再生数が8万件を超えていることは「おかしい」とされています。
  • 比較による異常性の強調: 配信者は、自身のやる気のないサムネイルの動画が8.4万回再生されている状況を、公職者である斎藤知事の動画(例:1.5万件、1.9万件、8,643件など)と比較し、この8.4万件という数字は**「異常」**であり、「あり得ない」と強調しています。
  • 流れの遮断の必要性: この異常な流れを「立ち切らなければいけない」と考え、ここで再生数などを稼ぐと「乞食になる」という恐怖を抱いています。この状況は「サスティナブル(持続可能)じゃない」とも述べており、**「クールダウン」**が必要だと説明しています。
  • 視聴者への違和感: 配信者自身は疲れても体調が悪いわけでもないが、「お前らが おかしい」と感じているため休むと述べています。また、「新しいお客さん」の中には「気持ち悪いやつ」が多く、チャット欄を消そうかとも考えているほどです。

2. 議員内閣制の危機と金銭的倫理

活動休止のより深い、日本の現状に対する「根源的違和感」に基づく理由は、現在の政治状況(特に維新の行動とそれに加担するメディアのあり方)に対する倫理的な抵抗です。

  • 政治状況への加担の拒否: 配信者は、吉村知事らが関わる政治的な動き(例えば、国会議員でない人物が内閣総理大臣を選ぶ話し合いに介入すること)は、議員内閣制の根幹を崩壊させる「制度の腐敗」であると厳しく批判しています。
  • 金銭収入の拒否: この「有事の時代」において、吉村氏の行為を批判することによって金銭を得たくないという強い意思があります。YouTubeを更新し、正論を語ることであっても、そこには金銭が発生してしまい、「維新で稼ぐのが嫌」だと述べています。
  • メディアへの抵抗としての休止: 活動休止し、そこでの金銭の流入を断つことは、議員内閣制の崩壊に金儲けで手を貸している日本のメディアに対して「中指を立てる」ことだと考えています。
  • 原則の重視: 配信者は、自身の「大事なプリンシプル(原則)」が曲がりそうだと感じており、議員内閣制や近代の原則を守るため、この異常な状況に「加担したくない」ため、あえて黙り、距離を置くことを選択しています。

3. 具体的な休止期間

活動休止は3日間であり、「明日から水目(火曜日、水曜日、木曜日)」の3日間休みますと明言されています。

  • 実務的な理由: また、活動休止の理由の一部として、原稿に追われているという実務的な事情も挙げられています。
  • 流行の回避: さらに、現時点で話したいことが時局の「流行り」に被ってしまうことを嫌い、流行を追いかける「乞食みたい」な行為を避けたいという理由も述べています。

要約すると、この3日間の活動休止は、単なる休息や多忙によるものではなく、視聴者の異常な急増と、それを政治的な混乱に対する批判で収益化することへの倫理的な拒否、そして日本の政治状況の異常さから距離を置き、自らの言論活動の原則を守るための、意図的な行動であると説明されています。

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