配信者の不満と、それに対する視聴者への「自己愛」に関する指摘、そしてBANの基準 - 菅野完 朝刊チェック 文字起こし
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配信者の不満と、それに対する視聴者への「自己愛」に関する指摘、そしてBANの基準

菅野完

配信者である菅野氏が、視聴者のコメントに見られる特定の行動様式を**「自己愛」**と定義し、それを配信から徹底的に排除する基準としていることを明確に示しています。

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配信者の不満と「自己愛」の指摘の背景

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菅野氏は、真面目な話(例えば、重要な政治的・社会的な話題)をしている最中に、視聴者がプライベートな話題(具体的には誕生日を祝うメッセージ)を持ち出すことに強い不満と苛立ちを感じています。

この苛立ちの原因は、単に話題が変わることではなく、「境界線(境い目)」が理解できていない点と、**「距離感」**の欠如にあると指摘されています。

  • プライベートの優先: 菅野氏は、「こっちが真面目な話をした時に何でプライベートの話すんのかな」「何でそこら辺の境い目が分からへんのかな」と不満を述べています。
  • 社会人スキルの欠如: 視聴者が示すこの「距離感」の欠如は、「日本人が徹底的に欠けている社会人としてのスキル」であると厳しく批判されています。
  • 自己中心的な文化: 彼は、誕生日の祝福コメントが、相手を本当に思って言っているのではなく、「言わんならんと思っているから言うているだけ」であり、そのような文化を「気持ち悪い」と感じています。
  • 「会話泥棒」としての自己愛: 菅野氏は、他者の話題に乗じて自分の話にすり替える行為を**「会話泥棒」と呼び、これを「自己愛(じこあい)」**と断定しています。彼は、日本人は自己主張が低いというのは嘘であり、実際は「自分の話ばっかりして」いると指摘しています。

サッカーに関する会話の比較

菅野氏は、国内外のサッカーに関する会話の傾向を比較し、日本人のコミュニケーションに見られる自己中心的なパターンを指摘しています。

  • 日本国外での会話: 仕事や友人関係などで日本以外の国の人とサッカーの話をすると、会話は**「自分の好きなクラブチームのストライカーやミッドフィールダー、監督」**といったチームそのものの話になります。
  • 日本国内での会話: 日本人とサッカーの話をすると、すぐに話が相手自身の個人的な関係性にすり替わってしまうと指摘しています。

浦和レッズのファンを例とした「自己愛」の解説

浦和レッズのファンを例として、配信者は次のような会話パターンを挙げて批判しています。

  • 「私レッズファンなんです」。
  • 「もうね、20年近くレッズファンやっててね」。
  • 「もう、もうあれです。もう家に来てみてください。もうタオルから何かまで全部赤みたいな」。

これに対し菅野氏は、「それお前の話やん」、「浦和レッズの話ちゃうやん」と明確に批判しています。

自己愛(会話泥棒)との関連性

このレッズファンの例は、会話の主題(浦和レッズというチーム)ではなく、**「その好きなものを好きな自分」**の話をしている点が問題であるとされています。

配信者は、何か特定の話題(サッカーやレッズ)を話しているように見せかけながら、実際には**「自分の話ばっかりして」しまう行為を「会話泥棒」と呼び、これを「自己愛」**であると断定しています。

この分析に基づき、配信者は「日本人がね、自己主張が低いとかね、嘘ですから」と述べており、実際は「自分の話ばっかりして」いると指摘しています。そして、「自己愛が強いのは俺 ban します」と、この種の行動を徹底的に排除する基準を設けていることが示されています。

2. 「自己愛」の指摘とBANの基準

BANの基準は、配信者の「行動」や「内面」を規制しようとするコメント、および「我が我が」という自己中心的な要素が含まれるコメントです。

A. 行動や内面を規制しようとする行為

菅野氏は、「なぜ俺の行動を規制しようとするの?」「なぜ他人の内心に踏み込もうとするの」と問いかけ、配信者の内面に介入したり、行動を指図したりすることを明確に拒否しています。

これにより、実際にBANの対象となった具体的なコメントと、それに対する配信者の認識は以下の通りです。

  1. 感情の規制:
    • 「菅野さんイライラしたあかん」と言った視聴者:BAN。これは「偉そうなこと言う」行為と見なされています。
  2. 行動の指図:
    • 「話聞きたいから菅野さん怒るのやめて」と言った視聴者:BAN。これは「なんで差しず(指図)すんねん」という行為にあたるとされています。

B. 自己愛の排除の徹底

菅野氏は、自己愛を徹底的に排除することを求めており、その基準は非常に厳格です。

  • BANの即時性: 「我が我が我がが出きてくるコメントを見た瞬間に ban しますからね」と述べています。
  • わずかな兆候でも: 「自己愛の匂いがぴょっとでもしたら」YouTubeもツイキャスも徹底してBANするとしています。

また、配信における視聴者との関係性についても言及しており、配信は「タダで福祉してやってんのにそれ以上のサービスを求めるな」という認識を示しています。

C. 年齢層に関する洞察

菅野氏は、視聴者の傾向を統計的に分析しており、男の視聴者の年齢層は60代と70代が多いとしています。この層を「一番他人さんのことをほっときましょうという人間としての当たり前のことを教えてもいない世代です」と評しています。

この分析は、単なる感情論ではなく、自己愛的な振る舞いや距離感の欠如が、特定の世代に共通する社会的なスキルの欠落に起因しているという論理的根拠を補強するために使われています。


この文脈において、菅野氏の配信における「自己愛」の問題とは、単なる傲慢さの批判に留まらず、公私の境界線を侵し、発言者の内面や行動を支配しようとする視聴者の試み、そして**それを「会話泥棒」として断罪し、即座に接続を断つ(BANする)**という配信者側の絶対的なルール設定と、その正当性の主張であると言えます。

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