高市早苗内閣の衝撃。財政の「戦前未学習」とレアアースの真相 | 菅野完 朝刊チェック 文字起こし
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亡国への「戦前未学習」――高市早苗内閣、その詐術と虚妄

2/18(水)朝刊チェック:「リベラルな価値観を持つ若者の大半が自民党に投票した」ことは至極当然だ。

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記事の要約と図解

【結論】 高市早苗内閣の船出は、「戦前未学習」による財政規律の崩壊と、泥を黄金と偽る「大本営発表」的な広報体質によって、日本を確実な破綻へと導くものである。単なる懐古主義ではなく、かつての失敗のメカニズムを無自覚に再稼働させる「システム上の欠陥」が最大の問題だ。

【ポイント3選】

  1. 財政の「戦前未学習」: 予算の「他年度別枠」化は、かつて帝国陸海軍を暴走させ国を滅ぼした「剰余金持ち越し」と同じシステムであり、財政規律を破壊する。
  2. 右派悲願の強行: 憲法審査会への人事やスパイ防止法など、選挙の勝利を盾にイデオロギー色の強い政策を一気に推し進める構えだ。
  3. レアアース詐欺(大本営発表): 実証実験で「泥」を引き上げただけの段階で「採掘成功」「無尽蔵」と喧伝するのは、国民を欺く国家ぐるみの詐欺行為に等しい。

序論:不祥事必至の船出

本日、国会が開幕し、高市早苗内閣がいよいよ本格始動する。第93代総理大臣として、これから所信表明だなんだと騒がしいことだが、自民党内では大量当選した新人議員に対して「不祥事を警戒して教育ピッチを上げている」そうだ。

はっきり言おう。無理だ。 どうせ不祥事は出る。そんなもん、教育したところで無理なものは無理なのだ。このどうしようもない政治状況下で、我々はまた一つ、絶望的なスタートを目撃することになる。

本論一:財政の「戦前未学習」が国を滅ぼす

高市首相の演説の骨子が見えてきたが、「成長投資」だのなんだのと耳障りのいい言葉を並べ、予算については「他年度別枠」でやると言っている。一般会計予算の外でやる、という意味だ。

これだけは言っておく。絶対にやめるべきだ。 これは120年前に一度やって失敗した道だ。かつての日本、大日本帝国の予算には「剰余金の持ち越し制度」というものがあったが、その使い道は軍事予算に運用上限定されていた。 経済産業省の予算が、戦前の陸海軍予算になるということだ。これは財政規律を破綻させる。

アホな左翼はすぐに「戦前回帰だ」と騒ぐが、言葉が違う。これは「戦前回帰」ではない。「戦前未学習」だ。 かつてこの仕組みで沖縄が踏み潰され、広島と長崎に原爆が落とされた原因の一つとなった。歴史の教訓を学ばず、破綻したシステムをゾンビのように蘇らせる。これこそが亡国の予兆でなくてなんだというのか。

本論二:右派的悲願のオンパレード

特別国会を経て、高市色はさらに強まる。憲法審査会の会長には古屋圭司を据える人事だ。 そして並べ立てられた政策メニューを見れば、その方向性は明らかだ。

  • 安全保障関連3文書の改定
  • 国家情報局の創設とスパイ防止法の検討
  • 憲法9条や緊急事態条項を巡る改憲議論の加速
  • 男系男子による皇位継承を優先した皇室典範の議論
  • 日本国憲法の制定

まさに右派の悲願のオンパレードだ。選挙に勝ったのだから当然の権利だと言わんばかりに、これらの議論を一気に加速させようとしている。

だが、このリストを読み上げていて気づいたことがある。 あれ? 「悲願」や言うてた消費税減税、どこ行ったん?

綺麗さっぱり消えている。あれだけ声高に叫んでいた減税策を、選挙が終わった途端に封印し、あるいは最初から嘘だったかのように振る舞う。残ったのは、国家権力を強化するための硬直したイデオロギー政策だけだ。これこそが高市早苗という政治家の「嘘」の本質だ 。

本論三:「大本営発表」化するレアアース報道

この政権の危うさは、思想だけではない。その広報体質が、かつての「大本営発表」そのものになりつつある。

先日、南鳥島沖でレアアースの採掘に成功したというニュースが駆け巡った。 文科大臣がツイッターで「採掘に成功した!」とフライング気味に書き込み、高市首相も街頭演説で「次の世代も使いきれないぐらいある」と成果をアピールした。

だが、現実はどうだ。

毎日新聞が報じたところによれば、これは「泥が掘れた」と言っているに過ぎない。 レアアースがどの程度含まれているかの分析はこれからであり、現段階では「深海から泥を連続的に引き上げる技術を実証した」だけだ。 商業ベースに乗るかどうかも分からない泥を握りしめて、「採掘成功せり」と叫ぶ。完全に詐欺だ。

経済産業省は「南鳥島沖にてレアアースを含む泥の採掘に成功せり」と発表したに等しい。泥を掘っただけで大本営発表だ。こんな詐欺国家に生活しているかと思うと、心底気持ちが悪い

結論:異常が日常化した国で

財政においては戦前の失敗を無自覚に繰り返し、広報においては泥を黄金と言いくるめる大本営発表を行う。 松井一郎ですら「維新の現状はおかしい」とまともな批判をするような時代だ。松井がまともに見えるほど、世の中の異常さが極まっているということだ。

高市内閣の船出は、この国が「戦前未学習」のまま、新たな破滅へと突き進む合図に他ならない。我々は、この気持ちの悪い「詐術」の正体を、冷徹に見据え続けなければならない。

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