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【記事2】訪問介護士に国家機密を守らせるのか?勢いだけで丁寧な議論を捨てる自民・維新の病理

薄暗い重厚な「総理執務室」のデスクに「TOP SECRET」と書かれた赤いスタンプの書類が散乱している中、背景のドアからエプロン姿の民間介護士がモップを持って無邪気に入ってくる様子を描いた、セキュリティの落差を皮肉るシニカルな構図。


朝のニュース解説‖こればっかりは自民党を応援せざるを得ないわな‖4/30

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【結論】

高市早苗の「夫の介護」を盾にした感動ポルノに騙されるな。官邸という最高機密空間に民間介護士を安易に入れようとする勢い任せの政治は、丁寧な合意形成を捨てるファシズム的病理である。

【ポイント3選】

  • 破綻した感動ポルノ: 「入浴介助が大変」と悲壮感を漂わせるが、夫・山本拓本人が「自分で風呂に入れる」とあっさり崩した醜悪な言い訳。
  • アルマゲドンの愚: 訪問介護士に国家機密を守らせる一生のNDAは不可能。「穴掘り職人に宇宙飛行を教える」愚を犯すな。SPに介護資格を取らせるのが正解だ。
  • 民主主義の手続き: 天畠大輔氏の「あかさたな話法」に文句を言う連中は、有権者の意思を100%反映させるための「厳密な合意形成」という議会の本質を理解していない。
たもっちゃん
たもっちゃん

「今から高市早苗の『官邸で夫の介護』っていう、お涙頂戴の感動ポルノがいかに狂ったセキュリティ感覚か、って話を読んでもらうんやけどな。

もし前回の連載第1回をまだ読んでへんのやったら、ちょっとだけ先にそっちに目を通しといてもらえたらなと思うんよ。

なんでかって言うと、これ、根っこの病理は全く同じやからね。第1回では、小泉進次郎とかあの辺の連中が『AI使ってます』って無邪気にドヤ顔しながら、アメリカのサーバーに国家機密をダダ漏れにさせてる絶望的な無知について書いたんやけど。

行政の意思決定から『証拠(ログ)』が残る決定論(スクリプト)を捨てて、ブラックボックスのAI(推論)に頼ろうとする狂気。それと、今回の高市早苗みたいに『かわいそう』とか『勢い』だけで、官邸っていう最高機密空間の厳密なルールをすっ飛ばそうとする狂気。これ、形が違うだけで、どっちも『丁寧な合意形成』とか『国家のシステムを守る哲学』を完全にドブに捨ててるって意味で、全く同じなんよ。

いきなり今回の高市の記事から読んでも『こいつらアホやな』で笑えるようには書いてるけど、前回のAIの話を踏まえてからこっちに入ってくると、今の永田町が抱えてる『ガバナンス崩壊のヤバさ』がはっきりと線で繋がって、嫌でも背筋が凍る仕組みになってるんよ。

せやから、もし時間があるんやったら、ちょっと寄り道して前回の記事から順番に追ってもらえたら、俺が今、何に対してこれだけ危機感を持ってるか、より深く腑に落ちるはずやわ。前の記事への入り口はすぐそこに置いとくから、気が向いたら覗いてみてな。」

夫・山本拓の介護を政治的盾にする欺瞞と、破綻した「感動ポルノ」

「1人で風呂に入れる」——山本氏本人のインタビューがあっさり崩した高市早苗の悲壮な設定

高市早苗が総裁選の前後で「夫(山本拓氏)の介護があるから、官邸で家事や介護をしながら総理の激務をこなすのは大変だ」と、さも悲壮な「感動ポルノ」の設定をぶち上げていた。ところがどっこい、当の山本拓本人がメディアのインタビューにあっさり答えて、「いや、自分でシャワー浴びてるし、冷凍食品とかようけあるから自分でやってるよ」と完全に設定を崩してしまった。

「入浴の介助が大変なんです」と涙ながらに語る妻の横で、本人が「1人で風呂入れるけどな」とあっけらかんと言い放つ。滑稽を通り越して、もはやブラックジョークである。

身内を「仕事ができない言い訳」に使うことの醜悪さと、公邸・官邸という機密空間の現実

気持ちはわからんではない。しかし、自分が政治家としての職責を全うできない理由、あるいは同情を引くためのダシとして、最も身近な配偶者や家族を盾に使うのは、控えめに言って極めて醜悪だ。遠い他人に「あいつのせいだ」と責任転嫁されるならまだしも、一番近い身内に自分を「言い訳の道具」にされた側のショックはいかばかりか。

そして、この感動ポルノに便乗して「じゃあ訪問介護などの行政サービスを使えばいいじゃないか」と無邪気に言う連中がいる。お前ら、場所がどこだか分かっているのか。総理大臣の公邸であり、官邸だぞ。そこに民間人を日常的に出入りさせるということが、いかに狂ったセキュリティ感覚か、本当に理解しているのか?

官邸に民間人を入れるという狂気。「アルマゲドン」の愚を笑う

訪問介護士に「国家機密の保持(NDA)」をどう一生担保させるのか?

総理の生活スペースには、極めて機密性の高い国家の書類が日常的に持ち込まれる。訪問介護のスタッフが来れば、手を伸ばせば届く距離に「TOP SECRET」がある状態になる。実質的に、首相の執務室に民間人を入れるのと同じだ。

24時間365日の介護体制を組むとなれば、労働基準法を考えれば最低でも6人ほどのスタッフをローテーションで回すことになる。国が直接雇用したとして、その6人の民間介護士に対して、職業人生のすべて、いや死ぬまで「国家機密の保持(NDA)」をどうやって担保し、負わせ続けるというのか。少し考えれば、オペレーションとして絶対に不可能だと分かるはずだ。

穴掘り職人に宇宙飛行を教える矛盾。SP(警察官)に介護資格を取らせる方が、セキュリティ上はるかに現実的だ

映画『アルマゲドン』で、小惑星を爆破するために石油掘削のプロたちに宇宙飛行の訓練を受けさせるシーンがある。「なんで宇宙飛行士に穴掘りを教えないんだ。逆だろ」と突っ込まれる有名な矛盾だが、高市早苗の介護問題も全く同じだ。

訪問介護士に、後付けで「国家機密を絶対に漏らしてはいけない」という最高レベルのセキュリティ教育を叩き込むより、最初から国家機密を守る職業倫理と訓練を受けているSP(警察官)に、介護の資格を取らせる方が、セキュリティの観点からははるかに現実的だ。「殺しのライセンスと介護の資格を両方持っているスーパーマン」などと笑い話に聞こえるかもしれないが、実務のオペレーションを突き詰めれば、それしか正解はないのである。

勢いだけで「丁寧な議論」をすっ飛ばす自民・維新という病理

天畠大輔氏の「あかさたな話法」。有権者の意思を100%国会に反映させるための厳密な民主主義の手続き

誰かが官邸で介護を受けるという「特例」を認めるなら、それを制度として厳密に設計しなければならない。れいわ新選組の天畠大輔氏の国会対応も本質は全く同じだ。

天畠氏の「あかさたな話法」による質疑や代読に対し、「時間がかかる」「まどろっこしい」と文句を言う連中がいる。だが、天畠氏の名前を投票用紙に書いた有権者がいる以上、その意思を100%国会に反映させるためには、介助者の恣意性が一切介在しないよう、厳密なルール作りと手続きが絶対に必要だ。あれはパフォーマンスではない。「民主主義の厳密な手続き」そのものなのだ。

「通ったんだから何でもいい」ではない。議会とは「声なき声」を拾うための装置であり、勢いでルールの合意形成を省くのはファシズムだ

自民党や維新の連中は、すぐに「選挙で受かったんだから、もう介助者がボタンを押せばいいだろ」「勢いでやっちゃえ」と安直に物事を進めようとする。冗談ではない。本当にそれで過去のルールとの矛盾はないか、本当にそれで有権者の尊厳は守られるのかを、一つひとつ立ち止まって確認する。それが「丁寧な政治」というものだ。

高市早苗の介護問題も同じだ。「かわいそうだから訪問介護を入れよう」という勢いだけで、セキュリティの議論をすっ飛ばして特例を認めてはならない。誰かの思いつきや感情論だけで国という巨大なシステムが動かないようにするためにこそ、「議会」という面倒くさい合意形成の装置があるのだ。

「ガーッとやって、ドーンと決める」のは政治ではない。ただのファシズムだ。我々は、そういう安直で雑な政治手法をこそ、徹底的に否定しなければならない。

【検証用ソース】事象の裏付け

たもっちゃん
たもっちゃん

「高市早苗の感動ポルノと、官邸のセキュリティ崩壊の話、どうやった?『かわいそう』という感情や勢いだけで、丁寧な合意形成のルールを平気でゴミ箱に捨てるのが、いかに恐ろしいファシズムの入り口か、よう分かってもらえたと思う。

せやけどな、ルールの崩壊と権力の暴走ってのは、永田町の政治家だけの専売特許やないんよ。次に取り上げるのは、俺たちの人権と命を握ってる『検察』の話や。

冤罪で苦しむ人間を救うことよりも、自分らの『面子』が大事。そのために、全体最適から見れば全く無駄でしかない『特別抗告』という手続きにいつまでもしがみつく。これが今の腐りきった司法の現実やねん。でもな、この絶望的な話には、信じられんような極上のブラックジョークがついてるんよ。

野党が壊滅した今、この検察の傲慢にガチで喧嘩売って正論を吐いてるのが、よりによって自民党の稲田朋美でね。俺が『こればっかりは自民党を応援せざるを得ない』ってエールを送るという強烈な逆説。おまけに、それを報じた東京新聞が、同じ一面のすぐ隣で自民党議員の『4000万円裏金献金』をぶち込んでくるっていう、神がかったレイアウト芸まで披露しとるわけですわ。

国家権力の恐ろしいほどの劣化と、思わず声出して笑ってまう『紙の新聞』のオチがどう繋がっていくか。続きのページを開いてもらえたら、今の日本の権力構造がいかに喜劇的で、同時に絶望的か、嫌でも見せつけられる仕組みになっとるからね。ほな、次の記事でまた深掘りさせてもらうわ。」

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