2026/2/6(金)朝刊チェック:安住淳vs森下千里の宮城4区が「第二の兵庫県」になりつつある件
私が菅野完でございます。2/6(金)朝刊チェックの時間がやってまいりました。頑張っていかなあかんなぁ~言うてるところなんですけど
記事の要約と図解
【結論】 宮城4区(安住淳 vs 森下千里)は、単なる選挙戦ではなく、デマと熱狂が支配した「兵庫県知事選の再来」を防げるかどうかの民主主義の防衛戦である。野党共闘の「中道改革連合」という戦略ミスと、東京からのネット工作による「地方の植民地化」が重なり、危機的な状況にある。
【ポイント3選】
- 戦略の失敗: 「コウモリは森の王者になれない」。支持層が求めている「対決(カレー)」を捨てて「融和(親子丼)」を提供した結果、基礎票が崩壊した。
- ネットの植民地化: 森下氏を応援するSNSアカウントの8割は東京在住。地元の課題ではなく、外部の「小銭稼ぎ」のために選挙が食い物にされている。
- 苦渋の決断: 筆者は安住氏を個人的に「パセリほど」嫌っているが、デマと差別の勝利を阻止するため、あえて応援を呼びかける。

■ 【徹底解説】宮城4区が「第二の兵庫県」になりつつある件:安住淳vs森下千里
2月6日、金曜日の朝である。
本来ならば冷静にニュースを読み解く時間だが、今の宮城4区で起きている現象を見ると、そうも言っていられない。情勢調査の結果が出揃った。毎日新聞、日経新聞、読売新聞。これらが示しているのは、単なる「安住淳の苦戦」ではない。
そこにあるのは、デマと虚偽とネットの熱狂が、まっとうな政治を飲み込もうとしている「第二の兵庫県知事選」の悪夢である。
今回は、なぜこれほどまでに野党第一党の重鎮が追い詰められているのか。その構造的欠陥と、今そこにある「民主主義の危機」について、感情を排し、しかし熱量を込めて解説する。
導入:宮城4区に迫る「第二の兵庫県」の影
「熱狂」そのものが悪いのではない
誤解しないでほしいが、私は「選挙における熱狂」を否定しているわけではない。強い候補者、強い選挙には必ず熱狂がある。私自身、いくつもの選挙に関わってきたが、熱狂のない勝利などありえない。
しかし、今、宮城4区で起きている、自民党・森下千里氏を取り巻く「熱狂」は質が違う。
それは、兵庫県知事選で斎藤元彦氏を取り巻いたものと同じ、「デマ」と「虚偽」と「人権蹂躙」を燃料にした、病的な熱狂である。
安住淳が追う展開という異常事態
各紙の情勢調査は衝撃的だ。「安住淳、森下千里を追う」。
かつて「選挙の鬼」と呼ばれた男が、元グラビアアイドルの新人に追い詰められている。これは単に「安住が嫌われた」とか「自民が強い」という単純な話ではない。
ここには二つの大きな要因がある。一つは野党側が自ら招いた「戦略的自滅」。もう一つは、ネット空間から襲来した「外部からの植民地化」である。
戦略分析:「中道改革連合」が陥った自己矛盾
「コウモリ」戦略の失敗
私は何度も警告してきた。「コウモリは森の王者になれない」と。
獣の側にもつき、鳥の側にもつく。そんなコウモリのような存在が、森の王として君臨することなど自然界の理としてありえないのだ。
今回の衆院選で、立憲民主党の一部や国民民主党が進めた「中道改革連合」なるものは、まさにこのコウモリの道を選んだ。

「自民党批判をすると無党派層に嫌われる」「ラブ&ピースで行こう」。そんなふざけた甘い戦略が、いかに愚かであったか。結果がすべてを物語っている。
「足し算」と「引き算」を同時にやってしまった愚
彼らの皮算用はこうだ。
「立憲の基礎票に、公明党・創価学会の票を足せば勝てる」。
立憲が2、公明が1なら、足して3になると思っていた。
しかし、現実は違った。公明党の票(1)を取りに行くために、本来の立憲支持層が最も重視する「対決姿勢」や「リベラルな政策」を捨てた結果、元々あった「2」の票から「4」が逃げていったのだ。
足し算をしようとして、同時に引き算をしてしまった。残ったのはマイナスだけである。これが、北海道から沖縄まで「中道改革連合」が総崩れになっている最大の理由だ。
たとえ話で紐解く「有権者の心理」
わかりやすく言えば、こういうことだ。
あなたは「カレー」が食べたくて、いつものカレー屋(野党)に行った。口は完全にカレーの口になっている。
しかし、店主が急に「今日からウチは中道を目指すので、親子丼しか出しません」と言い出した。
「いや、俺は辛いカレーでスカッとしたいんだ」と言っても、「いやいや、親子丼の方が万人受けするんで」と譲らない。
どうするか? 帰るに決まっているだろう。
「じゃあ、この店じゃなくていいや」となるのが、健全な消費者の行動であり、有権者の心理だ。
「人間中心主義」と言いながら「辺野古賛成」を掲げるような統合失調症的な矛盾を、有権者は「うさん臭さ」として敏感に嗅ぎ取っているのだ。
現場の異変:SNSがもたらす「東京からの植民地化」
データが示す「外部からの介入」
しかし、宮城4区の惨状は、この「野党の自滅」だけでは説明がつかない。もっとおぞましい力が働いている。
地元紙・河北新報の分析記事が、恐るべき事実を暴き出した。
「森下千里氏についてSNSで言及しているアカウントの8割は、東京在住である」
これは何を意味するか。
宮城4区の有権者ではない、東京の人間たちが、ネット上で「森下すごい」「安住落とせ」と騒ぎ立て、石巻や東松島の世論を操作しようとしているのだ。これは地方自治に対する冒涜であり、明確な「植民地化」である。
ネットのハイエナたちによる「小銭稼ぎ」
なぜ東京の人間が騒ぐのか。思想のため? 違う。「金」のためだ。
YouTubeやX(旧Twitter)では、石丸伸二や斎藤元彦、そして今回の森下千里のように、「キャラの立った候補者」を持ち上げ、既存メディアやベテラン議員を叩く動画がバズる。再生数が稼げる。つまり、金になる。
彼らは宮城の未来などどうでもいい。安住淳を叩けば再生数が伸びるから、ハイエナのように群がっているだけなのだ。その結果、地元にはデマと憎悪が撒き散らされる。
比較動画に見る「虚像と実像」
象徴的なショート動画がある。「勉強家森下氏vsベテラン安住氏 比較」といったタイトルの動画だ。
中身を見ると、安住氏は「予算成立が遅れれば、地方への交付金が遅れる。だから早期解散は無責任だ」と、極めてまっとうな実務的な指摘をしている。
対する森下氏は「私は諦めない!約束を守る!」と、具体性のない精神論を叫んでいるだけだ。
常識的な大人が見れば、どちらが政治家として有能かは一目瞭然だ。
しかし、ネットのコメント欄は違う。「森下さん、勉強してる!」「安住は言い訳ばかり!」と賞賛の嵐だ。
無知が称賛され、論理が嘲笑される。兵庫県知事選で見た、あのグロテスクな光景がここにある。
結論:嫌いな人間に投票すべき時がある
民主主義を守るための「苦渋の決断」
誤解なきよう言っておくが、私は安住淳という政治家が大嫌いだ。
居酒屋のポテトサラダに乗っている真っ先に灰皿に捨てられるあのパセリだ。あるいは、サラダに入っているヤングコーンくらい嫌いだ。
彼に媚びるつもりなど毛頭ないし、彼の事務所に行くつもりもない。
しかし、今回ばかりはそうも言っていられない。
もしここで森下氏が勝てば、「東京のネット民が騒げば、地方のベテラン議員すら落とせる」という最悪の成功体験を、あのハイエナたちに与えることになる。
宮城4区が、デマと差別とビジネス右翼の草刈り場になってしまうのだ。
だから私は、個人的な感情を殺してでも、こう叫ばざるを得ない。
「宮城4区を、第二の兵庫県にしてはならない」
あと48時間の行動要請
これを読んでいる宮城県民、特に石巻、東松島、塩竈、多賀城、七ヶ浜、利府、大和、大郷、大衡、女川の有権者に告ぐ。
ネット上のデマに惑わされるな。
「元グラビアアイドルだから」という理由で差別するつもりはない。しかし、中身のない精神論と、東京からのリモートコントロールで動く人間に、故郷の未来を託していいのか。
今夜(2月6日)、18時30分から石巻グランドホテルで安住淳の個人演説会がある。
好き嫌いは置いておいて、まずは現場に行け。自分の目で見て、耳で聞いて判断しろ。
これは安住淳を救うための戦いではない。あなたたちの故郷を、ネットのハイエナたちから守るための、民主主義の防衛戦なのだ。

あと48時間。私はやれることをすべてやる。たとえ嫌いな男のためであっても、正義のために泥をかぶる覚悟はできている。

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