2026/2/9(月)朝刊チェック:中道改革連合は総括が必要だ。
記事の要約と図解
【結論】 「中道改革」という名の「ジェネリック自民党」路線は完全に破綻した。今必要なのは、敗北のショックを「自己啓発的な癒やし」で誤魔化すことではない。焼け野原となったこの場所から、「人権ファースト」という本来のリベラルの旗印を掲げ直し、生存を証明するために物理的に集結することだ。これは終わりではなく、最新鋭の機械で工場を建て直す「始まり」である。
【ポイント3選】
- 「ジェネリック」の敗北:投票用紙という「無料」の市場で、本物(自民党)と中身が変わらない偽物(中道)を選ぶ消費者はいない。差別化要因は「人権」しかなかった。
- 「イゼルローン」の再定義:カリスマ(ヤン・ウェンリー)亡き後の、「動くシャーウッドの森」としての泥臭い連帯こそが、今の我々に必要な「8月の新政府」の姿である。
- 生存確認のアクション:華々しい新党結成ではなく、ただ「死んでいない」ことを証明するために、有楽町へ集まることが反転攻勢の第一歩となる。
■ 【徹底解説】中道改革連合の崩壊と「8月の新政府」――我々は「動くシャーウッドの森」へ
選挙が終わった。結果は見ての通りだ。「中道改革連合」と呼ばれた勢力は、見るも無惨に散った。
この結果を受けて、ネット上や巷では「辛い時はテレビを消してゆっくり寝よう」「明日のために心と体を休めよう」といった、優しく、耳障りの良い言葉が溢れている。
はっきり言おう。それは「毒」だ。
今、我々に必要なのは、安っぽい自己啓発による現実逃避ではない。なぜ負けたのか、これからどうなるのか、そして「焼け野原」から何を立ち上げるべきなのか。その残酷な現実を直視し、論理的に解剖することだけが、我々を次へ連れて行く。
本稿では、この敗北の本質と、そこから立ち上がるための「イゼルローン共和政府」的戦略について論じる。
1. 導入:絶望と「自己啓発」への拒絶
▼ 「癒やし」という名の思考停止
「選挙結果で明日の生活が変わるわけではない」
「ゆっくり風呂に入って寝よう」
こうした言葉は、一見すると傷ついた支持者を気遣う慈愛に満ちているように見える。だが、私には「現実から目を背けろ」という悪魔の囁きにしか聞こえない。
この敗北は、単なる「一回の負け」ではない。日本の政治構造、とりわけ「野党」という存在意義そのものが問われた歴史的な審判だ。それを「心のケア」などという甘っちょろい言葉で包み隠して何になる?
▼ 絶望こそがスタートライン
私は、中道改革連合が滅んだことが、ある意味で「清々しい」とさえ感じている。それは決して高市早苗氏を支持しているからではない。「中途半端な偽物」が市場から淘汰されたという事実が、論理的に正しいからだ。
今、感じるべきは癒やしではない。絶望だ。そして、その絶望の底にある「更地」を確認することだ。古い工場が空襲で焼けたなら、そこにはもう古い機械は置けない。最新鋭の工作機械を入れるしかないのだ。そう、今こそが「戦後復興」の初日なのである。
2. 私たちが本当に欲しかったもの
▼ 「ジェネリック自民党」は売れない
なぜ、中道改革連合は負けたのか。理由は極めてシンプルだ。彼らが「ジェネリック医薬品」だったからだ。
考えてみてほしい。
- 原発再稼働:容認
- 辺野古基地:容認
- 憲法改正:議論に応じる
彼らの主張は、自民党と何が違うのか? 違いは「政治とカネ」と「消費税」くらいだった。つまり、成分(政策)はほぼ同じなのだ。
薬局でジェネリック医薬品を選ぶ理由は「安いから」だ。しかし、選挙という市場において、投票用紙の値段は全員「0円」である。
価格が同じで、成分(政策)がほぼ同じなら、消費者はどうするか? 当然、「純正品(自民党)」を選ぶに決まっている。わざわざパチモンを選ぶ理由がないのだ。
▼ 失われた「左かつ上」の旗印
では、本来彼らが掲げるべきだった商品は何だったのか。それは、徹底的な「人権ファースト」と「立憲主義」である。
- デマと差別には中指を立てる。
- 外国人差別を許さない。
- LGBTQなど社会的少数者に寄り添う。
- 原発再稼働には断固反対する。
1万人が同時接続で私の配信を見ている理由は何か。それは、あなたたちが「人権を守り抜く政党」を飢えるほど欲しているからだ。
「中道」などという、右にも左にもいい顔をするコウモリは、森の王者にはなれない。左派が結集すべきだったのは、中道へのすり寄りではなく、「左かつ上(人権重視)」という明確なポジションだったのだ。それを捨てた時点で、勝負はついていた。
3. 「8月の新政府」とは何か
▼ 『銀河英雄伝説』に学ぶ組織論
私はかねてより「8月の新政府」という言葉を使ってきた。これはSF小説『銀河英雄伝説』のメタファーである。
ここで勘違いしてはいけないのが、これからやるべきことは「銀河帝国正統政府」の樹立ではない、ということだ。
銀河帝国正統政府とは何か。それは、形式だけの貴族が集まり、亡命先で「我こそが正統だ」とふんぞり返る、古臭く、ダサい組織だ。今さらどこかのホテルで記者会見を開き、「新党立ち上げ!」とぶち上げるような真似は、まさにこれである。そんなものは誰も求めていない。
▼ 目指すは「動くシャーウッドの森」
我々が目指すべきは、ヤン・ウェンリー(カリスマ)亡き後に設立された「イゼルローン共和政府」であり、「動くシャーウッドの森」だ。
- カリスマはもういない: 頼れるリーダーが先導してくれる時代は終わった。
- 拠点は流動的だ: 固定された城(大きな政党本部)も艦隊(豊富な資金)もない。
- ゲリラ戦の覚悟: 圧倒的な物量(高市自民党)に対し、知恵と機動力、そして「理念」だけで戦う。
「なくなった」と思われているが、実は「なくなっていない」。それを証明し続けること。それが「動くシャーウッドの森」だ。氷の船に乗ってでも、漆黒の宇宙へ旅立つのだ。
4. 結論:氷の船での出航
▼ 指数関数的な悪化を直視せよ
これからの日本は厳しい。高市氏を「主語」にして怒っていた中国は、今回の選挙結果を見て「日本の人民」を主語にして怒り始めるだろう。「日本人はこういう選択をするのか」と見定めた時、レアアース、薬、肥料といった戦略物資が止まる。
食料自給率の低い日本で肥料が止まればどうなるか。痩せた土地で育った、糸のような野菜を食うことになる。インフレと金利上昇が襲いかかる。
▼ それでも「希望」はある
だが、私は悲観していない。なぜなら、これですべての「膿」が出きり、古い生産設備(中途半端な野党)が破壊されたからだ。
ここから先は、上がるしかない。指数関数的な成長の初期段階は、地を這うような低空飛行に見えるものだ。だが、確実に始まっている。
我々は、ボロボロの「氷の船」かもしれないが、新しい海図を持って出航する。
5. アクション:17時、有楽町・イトシアへ
▼ これは「政治活動」ではない、「生存確認」だ
だからこそ、私は呼びかける。
本日17時、有楽町イトシアへ来れる者は来てほしい。
これは、新党結成の記者会見でもなければ、大規模な抗議デモでもない。そんな華々しいものではない。
ただ、この絶望的な結果を前にしても、「死んだと思われているものは、実は死んでいない」ということを、お互いに目で見て確認するためだけの集まりだ。
- 場所:有楽町イトシア
- 時間:本日 17:00
バラを加えて立っているチビがいれば、それが私だ。
糸島でも糸魚川でもない。東京の有楽町だ。
配信など期待するな。自分の足で、自分の目で、同志がまだここにいることを確かめに来てほしい。
イゼルローンは、ここにある。
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