6/8(月)朝刊チェック:あなたが「斎藤元彦は人殺し」と言えない理由は別にある。
【結論】
世界の巨大な地政学的変動、迫り来る津波の危機、そして検察の腐敗。これら重要ファクトの本質を見誤り、ただ脅威を煽るだけの産経新聞や、海なし県の大学にコメントを求める日経新聞のセンスの無さを徹底的に糾弾。世界を正しい解像度で読み解くためには、メディアの看板ではなく、福島記者や二階堂記者のような真のジャーナリストの署名記事を追う「視座」が必要不可欠である。
【ポイント3選】
・金の匂いしかしない豆満江ルートの好機: 中国の航路開拓を単なる軍事的脅威と煽る産経新聞の貧困
・奈良大学に海の話を聞く日経新聞の解像度: 証拠を隠蔽する反社的検察とメディアの絶望的なセンス

「この記事(第2回)から読み始めてもらうのも、もちろん一つの手ではあるんです。産経新聞や日経新聞がいかにトンチンカンで解像度の低い報道をしてるかとか、M8.2の津波がどれだけ恐ろしいかっていうリアルな事象 は、この回だけでも十分に伝わるやろうからね。
でもそれって、病気の『症状』だけを見て、根本の『病巣』を見落としてるようなもんでね。
なんで今の日本社会やメディアがここまで底が浅くて、的外れなノイズばかり垂れ流すのか。その一番のホラー部分である『絶対権力者の前では急にお行儀がよくなる大衆の奴隷道徳』や、『死者を利用して自己愛に酔う市民運動の欺瞞』については、第1回の方で全部バラして解剖してるんですわ。
目の前で起きてる現象の裏にある、権力勾配でしか物事を見られへん『田舎の精神性』 を知らんと、結局また別のペテンに引っかかってしまう。別に強制はしませんけど、本気でこの狂った世界の『本質』を見極めたい人には、ちょっとだけ遠回りして第1回から目を通してもらう方が、結果的におもろいし、深く腑に落ちるんちゃうかなって気はしますね。」
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- 01 0:00:00 [結論]配信スタートと本日のテーマ
- 02 0:01:05 [挑発]「人殺し」と言えない人間の頭の悪さ
- 03 0:02:12 [断罪]記者会見以前から斎藤元彦を人殺しと呼び続けてきた事実
- 04 0:03:15 [視点]福知山線脱線事故の慰霊祭に紐づく過去の言動
- 05 0:04:19 [分析]旭川いじめ事件・内田梨瑚に対する世間の「人殺し」評価
- 06 0:05:25 [論理]直接手を下した証拠がなくとも生じる当然の怒り
- 07 0:06:33 [挑発]街中で内田梨瑚に遭遇した際の自然な反応
- 08 0:07:38 [視点]加害者が選挙に出馬した際に有権者が取るべき態度
- 09 0:08:43 [真実]なりふり構わず声を上げる市民の正当な権利
- 10 0:09:49 [結論]自分の子供がいじめで人を殺した際の親としての叱責
- 11 0:10:55 [本質]我が子ですら「人殺し」と断じる親の倫理観(ファクト1)
- 12 0:11:59 [分析]辺野古の事故で共産党が「人殺し」と呼ばれている現実(ファクト2)
- 13 0:13:03 [構造]田村智子の謝罪と他党における一般党員の犯罪者比率
- 14 0:14:11 [論理]維新の異常な犯罪率と自民党員の絶対数
- 15 0:15:15 [視点]犯罪者がいても自民党が「人殺し政党」とは呼ばれない矛盾
- 16 0:16:18 [闇]共産党を「人殺し」と呼ぶ者たちへの社会の不気味な沈黙
- 17 0:17:27 [真実]菅野完自身が斎藤元彦を「人殺し」と書き続けてきた記録(ファクト3)
- 18 0:18:34 [論理]「人殺し」という言葉が名誉毀損に当たらない明白な理由
- 19 0:19:37 [構造]昭和の時代からの自民党による共産党攻撃の歴史
- 20 0:20:42 [分析]浜田幸一による「人殺し政党」発言に見る言葉の軽さ
- 21 0:21:47 [結論]言葉に対する倫理的ブレーキなど元から存在しない証明
- 22 0:22:51 [断罪]菅野への批判の正体は「権力者への忖度」でしかない
- 23 0:24:07 [挑発]批判対象が共産党や個人であれば拍手喝采する二重基準
- 24 0:25:37 [構造]産経新聞記者が共産党に罵声を浴びせた場合を想像せよ
- 25 0:27:03 [視点]菅直人が双葉病院の件で「人殺し」と呼ばれた過去
- 26 0:28:11 [本質]言葉の倫理ではなく公権力に反抗した態度だけが問題視されている
- 27 0:29:15 [警告]権力者に盾突くことを許容できない奴隷道徳の蔓延
- 28 0:30:18 [闇]兵庫県政を正常化する会立ち上げ時の裏話
- 29 0:31:25 [視点]水道会館での初回集会と参加者たちの怯え
- 30 0:32:36 [論理]ファシリテーターとして唯一絶対に拒絶した会の名称案
- 31 0:33:39 [断罪]「県民局長の死を悼む会」が孕む死者の政治利用への嫌悪
- 32 0:34:44 [真実]人の死を利用する行為に対する倫理的拒絶
- 33 0:35:53 [挑発]「渡瀬さんを返せ」と連呼しながら綺麗な言葉を使いたがる矛盾
- 34 0:36:58 [本質]死者を利用する人間の下劣さと運動論の欠如
- 35 0:38:10 [結論]なぜ斎藤元彦に一番効く道具を使わないのか
- 36 0:39:15 [分析]記者会見で「人間のクズ」よりも「人殺し」が効いた瞬間
- 37 0:40:26 [視点]レベル君のシュプレヒコールと斎藤の無反応
- 38 0:41:33 [真実]「人殺し」という言葉を浴びた直後の斎藤元彦の物理的動揺
- 39 0:42:54 [警告]表現の美学を優先して有効な打撃を与えない運動の愚かさ
- 40 0:44:16 [構造]王様は裸だと言えない「お利口さん」たちの自意識過剰
- 41 0:45:21 [視点]他人から変な奴だと思われることを恐れる病理
- 42 0:46:27 [挑発]昨夜食べたUberEatsの家系ラーメンと胸焼けの脱線
- 43 0:47:40 [論理]個人の美学の押し付けは社会運動において無意味である
- 44 0:48:58 [分析]「過激だ」という批判に対する冷徹な反論
- 45 0:50:01 [本質]斎藤元彦の奇怪な自己陶酔にはどんな過激さも勝てない
- 46 0:51:13 [闇]ハリウッドザコシショウですら誇張しきれない斎藤の異常性
- 47 0:52:18 [視点]運動神経の良い東京と京都のスタンディングの紹介
- 48 0:53:31 [真実]躊躇なく「斎藤元彦は人殺し」を掲げる他府県の運動
- 49 0:54:44 [分析]ゴミ出しの時間を気にしつつ語る「普通さ」の感覚
- 50 0:55:48 [構造]兵庫の「お行儀の良い」スタンディングとの残酷な比較写真
- 51 0:56:54 [論理]2024年兵庫県知事選で稲村和美が負けた本当の理由
- 52 0:58:04 [本質]「街角チャレンジ」という自己満足の無意味さ
- 53 0:59:23 [結論]社会のノイズになる覚悟がないなら運動などやめてしまえ
- 54 1:00:26 [本質]「社会から嫌われずに運動したい」という決定的な矛盾
- 55 1:01:43 [論理]共感を免罪符にする者たちが目を背ける2020年の選挙結果
- 56 1:02:48 [視点]『言論最前線』の告知と運動神経なき者たちへの諦観
- 57 1:03:55 [構造]各プラットフォームへの配信URL共有と準備作業
- 58 1:04:58 [闇]「ちょっとゴミ捨ててきます」配信中の予期せぬ離席
- 59 1:10:21 [真実]沈黙の終了:配信再開と静寂を取り戻すまでの2分30秒
- 60 1:11:40 [結論]「俺はどうでもいい」と言い切る自己完結と他者への諦観
- 61 1:12:46 [挑発]2026年における絶望的なダサさ:「ポップ体」への痛烈な揶揄
- 62 1:13:55 [闇]ワードの「イルカ」を彷彿とさせる時代遅れのセンス
- 63 1:15:07 [視点]東京・上野での「人殺し」凱旋に現れた大沢信子の滑稽さ
- 64 1:16:31 [挑発]全国津々浦々に出没する「野生の杖」への皮肉な期待
- 65 1:17:38 [警告]「杖婆」の移動力に対する社会的な福祉対応の必要性
- 66 1:18:59 [分析]月20万円の移動経費を自腹で切る大沢信子の異常な熱量
- 67 1:20:15 [真実]経費が落ちない彼らこそが「純然たる活動家」であるという事実
- 68 1:21:59 [本質]「五の全き意味での活動家」大沢信子の完成度
- 69 1:23:03 [構造]「杖婆」を活動家と呼べない田舎特有の歪んだ認知
- 70 1:24:08 [視点]左翼界隈も一目置く「フリーの一本独鈷」の凄み
- 71 1:25:13 [断罪]権力勾配だけで「活動家」のレッテルを貼る田舎の貧困な想像力
- 72 1:26:21 [闇]「人殺し」と言えない病理と「渡瀬さんを返せ」の薄ら寒さ
- 73 1:27:26 [真実]「美しい私を見て」自己愛が生み出す無自覚なグロテスク
- 74 1:28:34 [論理]「人殺し」を避けるくせに死者の名を平気で叫ぶ倫理的矛盾
- 75 1:29:38 [挑発]「殺した奴」を直視せず「返せ」と泣き喚く知的怠慢
- 76 1:30:43 [視点]「誰に返せと言っているのか?」バイスタンダーからの真っ当な問い
- 77 1:32:05 [断罪]縄文時代から進歩しない田舎のトーンポリッシング
- 78 1:33:10 [本質]「他人と自分の境界線」を引けない前近代的な精神性
- 79 1:34:17 [分析]「よそはよそ、うちはうち」ファミコンに学ぶ自他の分離
- 80 1:35:55 [結論]他人の行動に干渉せず「ほっとけ」という究極の正論
- 81 1:36:58 [闇]「あいつ、あーって言いよって」愚か者たちの奇妙な連帯
- 82 1:38:14 [視点]京都のスタンディングに見る、運動神経の極致
- 83 1:39:35 [挑発]「ぶぶ漬け」を3杯食って翌日腹を壊したと騒ぐタイプの人間像
- 84 1:40:39 [分析]「期限の手前で死んだから不服申し立てが出なかった」という知事の詭弁
- 85 1:41:41 [断罪]人間の屑・外道たる斎藤元彦に「人殺し」と言うべき絶対的理由
- 86 1:42:54 [視点]決定的な証拠音声の登場と絶望的な状況の顕現
- 87 1:44:57 [論理]県が書き起こしを削除する理由:テキスト化で顕現する「人間の屑」
- 88 1:46:22 [警告]発言が公文書のテキストとして残ること自体がハラスメント
- 89 1:47:37 [構造]録音の再検証:「結果として不服申し立てがされなかった」の異常性
- 90 1:48:39 [挑発]「結果ってなんやねん」自死を事務手続きとして処理する狂気
- 91 1:50:32 [本質]悪魔の所業を前にして沈黙を守る人間の根源的な異常
- 92 1:52:21 [論理]「0か1か」のデジタルな言い訳と第三者委員会の結果への矛盾
- 93 1:53:51 [分析]白黒しか存在しない人間の「第三者委員会」に対するダブスタ
- 94 1:55:08 [真実]ミルクボーイ顔負けの詭弁と「知事の座」以外への完全な無関心
- 95 1:56:37 [断罪]本来業務である政策に「興味がない」と公言する県知事
- 96 1:57:48 [警告]「選挙中の公約は選挙中だけの話」という民主主義の否定
- 97 1:59:26 [視点]公約削除を弁明する最初の囲み記者会見のTwitter動画捜索
- 98 2:00:49 [断罪]「知事になったから公約を外すのは自然」斎藤元彦の絶望的な言い訳
- 99 2:02:20 [視点]顔を見ればヤバいと分かる人間を信じた兵庫県民の世間の狭さ
- 100 2:03:35 [警告]フィリピン付近M8.2地震発生に伴う広範囲の津波注意報
- 101 2:04:41 [真実]津波の「1メートル」がはらむ致死性と甘い認識への警鐘
- 102 2:05:47 [結論]「日没まで海の見えるところにいるべきではない」命の優先
- 103 2:06:53 [歴史]チリ地震津波が証明する「遠隔地からの波」の恐怖
- 104 2:07:56 [本質]防災士が語る津波の正体「高さ3m奥行き20kmの羊羹が時速80kmで迫る」
- 105 2:09:08 [警告]台湾への影響と到達予定時刻を待たずに今すぐ逃げるべき理由
- 106 2:10:31 [分析]M8.2という規格外の規模と「予想時刻」の不確実性
- 107 2:11:38 [論理]笑ってしまうほど巨大なエネルギーに対する絶対的な避難原則
- 108 2:12:40 [視点]防災士資格を持つ「おじさん」からの切実な警告
- 109 2:14:01 [挑発]「菅野完が風呂に入る時ぐらい早く逃げて」振り向くことも禁止
- 110 2:15:23 [構造]Bダッシュでの避難を呼びかけつつのコーヒーブレイク
- 111 2:17:55 [視点]話題転換:谷町の事務所探しと案外忙しい本日のスケジュール
- 112 2:19:00 [真実]谷町の物件発見と「借りれるかどうかは別」という現実
- 113 2:20:13 [分析]優秀なスタッフ「つっちー」の仕事の早さと新潟県民への同情
- 114 2:21:22 [構造]菅野の「適当な返事」を電話越しで完全に見透かすスタッフの能力
- 115 2:22:27 [闇]14時間配信と並行した2万字の原稿執筆という狂気の週末
- 116 2:23:38 [視点]避難の再呼びかけと、配信中に行われる未払い催促の電話
- 117 2:26:01 [本質]「トップがアホだとこうなる」愚痴からの15分動画スタート
- 118 2:27:18 [挑発]「9月の32分」言い間違いへのセルフツッコミとポンコツな滑り出し
- 119 2:28:43 [結論]ネタ枯れの月曜日と、昨夜深夜に動いた中東情勢の激変
- 120 2:29:46 [分析]レバノン首都爆撃、イランの弾道ミサイル報復、崩壊した停戦交渉
- 121 2:31:00 [断罪]ネタニヤフの暴走と、今になって芋を引くトランプの「クソダサさ」
- 122 2:32:04 [構造]習近平の訪朝と「非核化」を交渉テーブルに乗せる地政学的な狙い
- 123 2:33:09 [視点]産経新聞「中国海軍が北朝鮮駐留へ」という報道の的外れな矮小化
- 124 2:34:16 [真実]読売新聞が突いた核心:「豆満江から日本海へ出る権利」の協議
- 125 2:35:20 [歴史]昨年の「中国の北極航路開拓」という世界史的革命のニュースとの接続
- 126 2:36:30 [本質]旧満州の工業地帯が日本海・北極海経由で欧州と直結する莫大な経済効果
- 127 2:37:40 [断罪]日本海側に巨大な物流ルートができる好機を「脅威」と騒ぐ産経新聞
- 128 2:38:54 [闇]「金の匂いしかしない」ビッグウェーブに乗れない田舎の弱者ポルノ紙の限界
- 129 2:39:57 [分析]中東報道は読売の福島記者、司法・人権報道は朝日の二階堂記者を読むべき理由
- 130 2:41:00 [構造]国賠訴訟において検察が取り調べ記録の公開制限を求めた暴挙
- 131 2:42:06 [論理]「裁判以外で使わない誓約書」を証拠提出の条件にする検察の異常性
- 132 2:43:10 [真実]「検察を敵視するのは反社だ」という特捜部検事の暴言ビデオと隠蔽工作
- 133 2:44:32 [断罪]刑訴法と民訴法の違いを悪用し、人権と構成性を踏みにじる検察の理屈
- 134 2:45:38 [視点]日経新聞の謎記事:江戸時代以降の「日本の海の外来種112種類」への違和感
- 135 2:46:43 [本質]自然の海流で住み着いたものを「人為的な外来種」と同列に扱う概念の混乱
- 136 2:47:48 [結論]最大の違和感の正体:海の話なのにコメントしているのが「海なし県」の奈良大学教授
- 137 2:48:51 [挑発]「中津川工業大学に聞いてるようなもの」とツッコミを入れつつ動画終了
- 138 2:50:12 [構造]ネタ枯れの日の配信完走と、夜の『言論最前線』の告知
「高さ3mの羊羹が時速80kmで飛んでくる」——M8.2津波警報への危機感
日没まで海に近づくなという絶対原則
フィリピン沖でマグニチュード8.2という規格外の巨大地震が発生し、太平洋沿岸に津波注意報が発令された。「マグニチュード8.2」が持つ笑ってしまうほどの巨大なエネルギーを、我々は決して舐めてはならない。
チリ地震が証明しているように、太平洋の反対側からでも津波は翌日には日本の沿岸に到達し、多数の命を奪う。第一波の到達予想時刻などあくまで目安に過ぎない。「自分は大丈夫だ」という正常性バイアスを捨て、日没まで海の見える場所に近づくべきではない。
「単純な話で、遠いとこの津波なんでどうなるか分からないんで。あの普通にチリで地震が起きた時は、太平洋のチリから太平洋を渡って次の日に岩手県、宮城県の沿岸に津波が押し寄せて何百人も死んでるんですから。チリの地震がですよ」 [▶ 2:06:53]

家の風呂に菅野完がいた時ぐらい早く逃げろ
「津波の高さ1メートル」と聞いて、風呂の水が少し溢れる程度の光景を想像する。この致命的な誤認識こそが逃げ遅れを生む最大の原因だ。

防災士の視点から言えば、津波は単なる水ではない。「高さ3メートル、奥行き20キロの巨大な羊羹が、時速80キロでこちらに向かって飛んでくる」のと同じである。その質量に巻き込まれれば、30センチの高さであっても容易に足元をすくわれ命を落とす。あれこれと理由をつけて避難を後回しにするな。考える前にBダッシュで逃げるのが絶対原則だ。
「どれぐらいわーって逃げなきゃいけないかって言うとね、これぐらいわーっと。家帰って風呂入ろうかなと思ったら、先に菅野完が風呂に入っていた時ぐらい早く逃げて下さい。もうそれ振り向いて逃げたらダメ。振り向くこともダメ。それぐらい逃げて下さい。Bダッシュで逃げて」 [▶ 2:14:01]
「金の匂いしかしない」豆満江ルートと産経新聞の底の浅さ
弱者のポルノ紙が目を背ける巨大経済圏のリアル


習近平が北朝鮮を訪問し、金正恩と会談を行う。このニュースの裏側にある「真のインパクト」を産経新聞は「中国海軍、北朝鮮に駐留へ。日本海で調査活動か」と相も変わらず中国の脅威としてポルノ的に煽り立てた。


だが、読売新聞だけは事象の核心を正確に突いていた。中国が求めているのは、豆満江(とまんこう)を下って日本海へ出る権利の獲得である。昨年の「中国による北極海航路の開拓」と繋げ合わせれば意味は明白だ。中国の旧満州(東三省)の巨大な工業地帯が、豆満江を下り、日本海を抜け、北極海を経由してヨーロッパへと直結する。これまで太平洋側に偏っていた日本の物流網に対し、日本海側に莫大な経済効果をもたらす歴史的な大好機なのである。
これを「金の匂いしかしないチャンス」と捉えられず、単なる軍事的脅威としてしか報じられない産経新聞は、田舎の弱者を慰めるためのポルノ紙でしかない。
「中国から見たら、さっき上海はあっち回りで言ったらええかも分からんけども、吉林省とかの東三省の人らは豆満江を下って外へ出たらええ言うてるわけでしょ。ということは日本海側に富が降ってくるのといっしょですよ。北朝鮮に中国海軍が駐留するようだとかって騒いでる場合ちゃうねん。今まで太平洋側にしかごっつい高速道路なかったのが、もう1本日本海側に増えるということです。金の匂いしかしないというチャンスの時に『中国海軍来た!駐留へ!日本海で!』って。死ねということですよ。ほんまに程度低いの」 [▶ 2:37:40]
トランプの芋引きと、読むべき読売・朝日の記者

中東情勢も絶望的なスピードで崩壊している。イスラエル軍がレバノンの首都を爆撃し停戦交渉は事実上破綻。イランはテルアビブに弾道ミサイルで報復を行い、これまで強気だったトランプですら今になって「テーブルに着こう」と芋を引く始末である。
狂った世界を読み解くためには、どのメディアの「誰」を読むべきかを知る必要がある。中東情勢においてイスラエルがいかに異常な殺人国家であるかを正確に報じているのは読売新聞の福島記者だ。そして司法や人権問題の裏側を抉り出しているのは朝日新聞の二階堂記者である。媒体の看板に惑わされず、真のジャーナリストの署名記事を追うことこそが解像度を上げる唯一の手段だ。
「中東って言うかイスラエルがいかに狂暴な国家で殺人鬼かということは、読売新聞の福島記者の記事を読んでいると一番よく分かります。日本でね、もう他の新聞社は太刀打ちできないです。なんかアメリカの犬みたいに思われてる読売新聞ですが、中東報道に関してはやっぱりどの会社にもすごいです」 [▶ 2:39:57]

(14時間配信と2万字の原稿)
そういえば昨日、ツイキャスで14時間配信しながら、締切ギリギリの原稿を2万字一気に書き上げたわ。途中でスタッフのつっちーから電話かかってきて、適当に返事してたら「菅野さん、今適当に返事してますよね」って完全に見透かされとった。あいつ仕事早すぎやろ。新潟県民はなんであんな優秀なやつを知事にせんかったんや。
反社化する検察と、日経新聞の「海なし県」への謎取材
裁判以外で使わない誓約書を強要する特捜部のやり口

朝日新聞の二階堂記者が報じた国賠訴訟の記事には、日本の検察の恐るべき腐敗が記されていた。不当な取り調べを受けたとして国を訴えた原告に対し、検察は「取り調べの録画映像を裁判以外で外部に出さないという誓約書」にサインしなければ証拠を提出しないとごねたのだ。
取り調べの中で、東京地検特捜部の検事が「検察庁を敵視するお前は反社だ」と暴言を吐いた証拠がそこには残っている。刑訴法と民訴法の規定の違いを悪用し、自らの不祥事の隠蔽を図る検察の論理は、公判の公正性や言論の自由を完全に踏みにじっている。反社と呼ぶべきは、証拠を人質に取る検察そのものではないか。
「東京地検特捜部の検事が取り調べで『検察庁を敵視するってことはお前は反社だ』って言い放ったっていう発言が入っているビデオテープがあったんやけど、それを裁判には出すが、もし原告側がそれを入手してマスコミとかに出すようであったら証拠提出せえへんって検察がごねてたんよ。それやってること検察の方が反社やん」 [▶ 2:43:10]

海の話を奈良大学に聞く絶望的な解像度

極めつけは日経新聞の月曜朝刊だ。「江戸時代以降に日本の海に侵入した外来種は112種類」という記事なのだが、そもそも自然の海流に乗って住み着いた生物を、人為的な「外来種」と同列に語る概念自体が意味不明である。
だが最も引っかかったのはそこではない。日経新聞はこの「海の外来種」の生態系への影響について専門家のコメントを掲載しているのだが、その取材先がなぜか「奈良大学の教授」なのだ。
海のない奈良県の大学に、なぜ海の話を聞きに行くのか。
「これ外来種は在来種を駆逐し生態系に影響を与える恐れがある。こっからね、専門家のコメントが始まるんですけど、『奈良大学の岩崎教授によると』って。なんで海の話を奈良大学のやつに聞いてんねん。海ないがな!もうなんか、ずわーんって引っかかるの。この記事。中津川工業大学に聞いてるぐらいの、なんかうーんってなってるんです」 [▶ 2:47:48]


「これで、この第2回の『朝刊チェック』もひと段落ですわ。
この一連の解説を通して、私が本当にやりたかったのはね、単に産経新聞がトンチンカンやとか、日経新聞のセンスが無いとか、検察のやり口が反社みたいやとか、そういう目先の批判をしてスッキリすることじゃないんです。
テレビや大手新聞が日々流しとる『中国の軍事的脅威』とか『外来種の恐怖』みたいな、情緒的でピントの外れたノイズをね、全部きれいに取り払うこと。そして、東アジアの地図が塗り変わるほどの巨大な経済のビッグウェーブのリアルやったり、命に関わる本物の危機の正体を、ただただ冷徹に、解像度高く提示したかっただけなんですわ。
津波が迫ってきたら余計な美学は捨ててBダッシュで逃げる。金の匂いがする歴史的な好機が来たら、つまらん逆張りはせんと素直に乗っかる。そんな『雨が降ったら地面が濡れる』のと同じくらい自明な本質をね、この国のエリートやメディアがどれだけ見落として、どんくさい茶番を演じてるか。それを見て、これまで『なんとなく』眺めていた世界の景色が、少しは違って見えてきているんじゃないですかね?
海のない奈良県の大学にわざわざ海の話を聞きに行くような、そんなおかしなニュースの解像度の低さにちょっと呆れつつ、自分の頭で『王様は裸だ』と見抜く知性を持つこと。実はそれこそが、情報に振り回されて思考停止せんと、この地獄みたいな閉塞感を打破するための、最初で唯一の『正攻法』なんです。
見えなかった現実の構造がちゃんと見えるようになった今、ここから先、あなたがメディアのノイズに惑わされずに、何に気づき、何を評価し、どう生きていくのか。それを決めるのは、私でも、どこぞの新聞記者でもなく、あなた自身ですからね。」


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