【真相】辺野古・南西シフトの嘘。歴史と地図が暴く国防の正体 | 菅野完 朝刊チェック 文字起こし
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「辺野古が対中国の抑止力」という嘘──2000年の日本史が証明する防衛のリアル

2026/2/16(月)朝刊チェック:田中角栄が喝破した「日本の権力の源泉は参院である」という一言の重み

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記事の要約と図解

【結論】 辺野古基地建設と自衛隊の「南西シフト」は、日本の歴史的・地政学的な防衛の理屈(北からの脅威への備え)を無視した、対米追従のための「貢ぎ物」に過ぎない。

【ポイント3選】

  • 米国の都合が最優先:辺野古は「対中国防衛」のためではなく、米国への機嫌取りと国内の官僚的な都合で進められているに過ぎない。
  • 歴史の無視:日本史2000年において、対外的な脅威(刀伊の入寇など)は常に「北(朝鮮半島・大陸)」から対馬・九州ルートで来ており、沖縄ルートではない。
  • 地図を読めない防衛論:真に中国の軍事的脅威に備えるなら、地政学的には沖縄の孤立した島ではなく、九州を要塞化するのが合理的である。

■ 【徹底解説】辺野古基地と「南西シフト」の正体。歴史と地図が告げる日本の国防、その嘘と真実

「中国が攻めてくるから辺野古が必要だ」「南西諸島の防衛強化が急務だ」
世間ではそんな勇ましい言葉が飛び交い、思考停止したまま巨額の税金がコンクリートの塊へと変えられています。

しかし、一度立ち止まって考えてみてください。その「常識」は、本当に日本の歴史や地理に基づいたものなのでしょうか?

今回は、2000年にわたる日本の歴史と、冷厳な地図の現実から、辺野古基地建設と自衛隊の南西シフトに潜む「致命的な欺瞞」を解き明かします。

辺野古基地建設の矛盾。「国防」ではなく「貢ぎ物」という現実

まず断言しましょう。辺野古の新基地建設は、純粋な意味での「日本防衛」のためではありません。

アメリカは最初から「辺野古」など求めていない

多くの人が誤解していますが、アメリカ側が当初から「絶対に辺野古でなければならない」と要求していたわけではありません。これは日本政府の都合で進められている話です。

財務省の官僚がIMFに出向して財務省寄りのコメントを出すのと同じ構図です。つまり、日本政府がアメリカの顔色を伺い、「アメリカ様のために」と差し出した、いわば「貢ぎ物」。もっと言えば、それは沖縄に対する「暴力の象徴」としてそこに存在しているのです。

「中国の脅威」と言えば通ると思っている浅はかさ

「中国の軍拡に対応するため」と言えば、国民は納得すると思っているのでしょう。しかし、地図を見てください。
台湾有事や中国の海洋進出を本気で懸念するなら、なぜ沖縄本島の名護(辺野古)なのでしょうか?

地理的な距離感や戦略的な合理性を考えれば、その配置には疑問符がつきます。多くの人が「中国が怖い」という感情論だけで、具体的な地図上の位置関係や距離を直視していない。これが最大の問題です。

歴史が語る「侵略ルート」。脅威は常に「北」から来る

日本の安全保障を語る上で、絶対に無視できないのが歴史の教訓です。
「歴史を知らない」というのは、国防において致命的な隙となります。

2000年の歴史が証明する「対馬・壱岐・北九州」ルート

日本の歴史を2000年スパンで俯瞰してみてください。
白村江の戦いしかり、元寇しかり。
そして、あまり教科書では詳しく語られませんが、平安時代(1019年)に起きた「刀伊の入寇(といのにゅうこう)」を思い出してください。

女真族(後の金、さらに後の清)の一派とされる集団が攻めてきた時、彼らはどこを通りましたか?
常にルートは「北」からです。
朝鮮半島から、対馬、壱岐を経由して北九州へ。これが、東アジアにおける日本の「防衛ライン」の歴史的真実です。

沖縄が「揉め事の発端」になったことは一度もない

一方で、沖縄(南)はどうでしょうか。
歴史上、沖縄が東アジアの国際紛争の発火点になったことや、沖縄を経由して他国の軍勢が日本本土を脅かした事例がどれほどあるでしょうか。

実は、沖縄が対外的な軍事衝突の主舞台となったのは、1945年の米軍による沖縄戦(マッカーサーの進撃ルート)くらいなのです。
つまり、南からの侵攻というのは、日本の長い歴史の中で見れば「極めて稀な例外」に過ぎません。

「南西シフト」の虚構と米軍の真の狙い

現在、防衛省が進めている自衛隊の「南西シフト」。
冷戦期の対ソ連(北への備え)から、対中国(南への備え)へ舵を切ったとされていますが、これも歴史的視座を欠いた暴挙と言わざるを得ません。

なぜ九州ではなく沖縄なのか

もし本当に、中国の軍事進出を懸念し、物理的な防衛ラインを構築するのであれば、歴史的にも地理的にも、その拠点は「九州」であるべきです。

兵站(ロジスティクス)、後方支援、そして本土との連携。どれをとっても九州に防衛拠点を固めるのが軍事的合理性です。
それをわざわざ、補給線が伸びきる離島や沖縄本島に分散配置する。これは「日本を守る」という目的から逆算された配置とは到底思えません。

米軍の都合:世界戦略と東京の空

では、なぜ辺野古なのか。なぜ沖縄なのか。
答えはシンプルです。「アメリカの都合」です。

米軍にとって沖縄は、極東だけでなく、中東まで睨んだ世界戦略上の「ハブ」としての機能が求められています。日本を守るためではなく、彼らのロジスティクスのために都合が良い場所なのです。

さらに言えば、本土(特に首都圏)の米軍基地運用も関わっています。
横田空域の問題に代表されるように、米軍は東京の制空権や運用を既得権益として持っています。
辺野古への移設やオスプレイの配備は、こうした「米軍の世界戦略」と「運用の最適化」のパズルの一部に過ぎず、そこに「日本国民の生命財産を守る」という視点は希薄です。

結論:思考停止から脱却し、地図を見よ

「尖閣諸島は日本の領土だ」と叫ぶ人の8割が、尖閣諸島が地図上のどこにあるか正確に指差せないと言われています。
与那国島と石垣島の位置関係すら曖昧なまま、「国防」を語ることはできません。

「中国への備え」というお題目を唱えれば、すべてが正当化されるわけではありません。
その思考停止が、不要な場所にコンクリートを流し込み、歴史的に見てあり得ない方角へ防衛力を分散させる愚策を招いています。

辺野古基地建設を容認することは、日本の防衛力を強化することにはなりません。
むしろ、アメリカの都合に合わせて日本の国土と予算を浪費し、真に必要な防衛戦略から目を逸らすことに他ならないのです。

我々に必要なのは、勇ましいスローガンではなく、冷徹に地図と歴史を見つめる知性です。

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