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【第3回】斎藤元彦と高市早苗の共通点:プロセスを無視し感情で暴走するトップの異常性

沼地で操り人形のように吊るされたスーツ姿の人物が、名誉毀損訴訟 権力者の最強兵器 断固たる処置と書かれた巻物を掲げている様子。

6/11(木)朝刊チェック : 斎藤元彦、菅野完を訴えるってよ


【結論】

行政権力者が「適法性の確認」や「プロセス」を完全に無視し、感情のままに暴走する異常事態。斎藤元彦と高市早苗に共通するこの致命的欠陥は、ジャーナリストへの名誉毀損告訴やヘイトスピーチの黙認という形で顕在化している。これは個人の問題にとどまらず、思考停止した有権者と政治構造が生み出した民主主義のバグである。

【ポイント3選】

水風呂へのダイブ: 適法性の確認すら怠り、結果オーライで権力を発動させる狂気のプロセス欠如

不起訴ベースルールの罠: 自ら設定した都合の良い免罪符が、逃げ道を塞ぐ巨大なブーメランとして返ってくる喜劇

100万票の悲劇: イメージに流され、権力を持たせてはならないアホの子に権力を握らせたタコ作たちの罪

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💡 導入:このコラムを100%味わいつくすために

たもっちゃん
たもっちゃん

「この第3回から読み始めてもらうのも一つの手ではあるんです。でもそれって、映画で言うたら「いきなりクライマックスの爆破シーンだけを見る」ようなもんでね。

目の前で大爆発してる「閣議決定すら感情で覆すトップの異常性や、ジャーナリストを名誉毀損で刑事告訴して口封じを図る前代未聞の権力乱用」の火力は伝わるやろうけど、「なんでこんなとこに爆弾が仕掛けられてたんや」っていう一番のホラー部分が抜け落ちてしまう。そのホラーの正体、つまり「己の保身には即座に権力を使うくせに、マイノリティへのヘイトスピーチは見殺しにする権力者の醜悪なダブルスタンダードと自己愛の極致」については第2回で全部バラしてますんで。

別に強制はしませんけど、本気でこの一件の現在地を知りたい人には、ちょっとだけ遠回りして第2回から目を通してもらう方が、結果的におもろいんちゃうかなって気はしますね。」

行政手続の軽視と「水風呂へのダイブ」

適法性確認の欠如(風呂の温度を確かめない権力者)

公益通報者保護法に違反しているか否かという議論の、遥か手前の段階において決定的な異常事態が起きている。行政権の長が、その権力を行使するにあたり「適法性の事前確認」という最も基礎的なプロセスを完全に無視しているという事実だ。これは、マネージャーとしての仕事の進め方が根源的に破綻していることを意味する。

『風呂入る前に沸いてるかどうかを確認せずに飛び込み、結果適温だったからOK』

まさにこの一言に尽きる。服を脱いで風呂に飛び込む前に、普通は手を入れてお湯が沸いているか、水風呂ではないかを確認するはずだ。しかし、この権力者は確認を怠った。そして飛び込んだ結果、たまたま適温だったから自分の行動は正当化されると強弁しているのである。たとえ結果的に合法の枠内に収まっていたとしても、税金を使う行政の長が、手順を踏まずに権限を発動することは断じて許されない。なぜ3号通報の可能性を考慮しなかったのか、なぜ適正な手続きを踏まなかったのか。この決定的なプロセスの欠落こそが、行政の崩壊を象徴している。[▶ 0:51:14]

田吾作と100万票の悲劇

このような適法性の確認すらできない、学習能力ゼロの男がトップに君臨している悲劇は、どこから生まれたのか。それは他でもない、このアホの子に100万人ぐらいの田吾作たちが票を投じてしまったという残酷な現実から始まっている。彼らは、候補者の本質を見抜くことなく、ただイメージに流されて取り返しのつかない選択をした。

『田吾作が100万票も入れてまうからこんなことになんねん』

この男を祭り上げたのは、片山安孝や増山誠といった周囲の人間たちや、あるいは彼を利用しようとした勢力だけではない。民主主義のシステム自体が、表面的な言葉に騙された100万人の有権者によって機能不全を起こしたのだ。権力を持たせてはいけない人間に権力を握らせた結果が、適法性すら確認せずに暴走する水風呂へのダイブなのである。[▶ 0:54:27]

不起訴ベースルールのブーメランと自民党の矛盾

さらに深刻なのは、この権力者の暴走を黙認し、あるいは利用しようとする政治構造の歪みである。知事の給与削減条例において、自民党が一度は同意に傾いた根拠は「不起訴処分が確定したから」というものだった。不起訴ベースルールという、この知事自身が設定したご都合主義の基準を、議会までもが鵜呑みにしたのである。

しかし、このルールは巨大なブーメランとなって返ってくる。もし民事裁判になれば、期日調整で延々と引き延ばされ、2年でも3年でも「係争中」という言葉を盾に逃げ回られる最悪のパターンに陥る。一方で、刑事告訴が不起訴になればどうなるか。知事の論理を借りるなら、不起訴になった瞬間に相手方の行為は「法的になんら問題ない」と完全に免罪されることになる。自民党はこの矛盾に気づいているのだろうか。己の保身のために作ったルールが、結果的に己の首を絞めるという喜劇が目の前で展開されている。[▶ 0:47:53]

徹底的なダブルスタンダードとヘイトスピーチ放置

自己保身には即応し、他者への暴言は「個別事案」として黙殺

この知事の異常性は、自身への批判と他者への攻撃に対する対応の、あまりにも露骨な差異に現れている。渡瀬康英元県民局長の告発文書に対しては、自身が名指しされたという理由で、即座に「嘘八百だ」「誹謗中傷だ」と騒ぎ立て、電光石火で権力を発動した。自身の保身のためなら、適法性の確認すら省略して徹底的に叩き潰す。

ところが、他者がどれほど深刻な誹謗中傷や攻撃を受けても、その時は決まって「個別事案には答えない」「詳細の報告を受けていない」と口を閉ざすのだ。都合の悪い真実から逃げる際には、遺族の「そっとしておいてほしい」という言葉すら、説明責任から逃れるための盾として利用する。抗議の対象者は隠す一方で、文章の誹謗中傷性だけは断言するという、ダブスタの極みがここにある。[▶ 0:57:00]

県庁前のヘイトスピーチと施設管理者の義務放棄

その最悪の事例が、兵庫県庁前で繰り広げられている極右団体によるヘイトスピーチの放置である。伊藤傑県議が本会議で「知事の支持者が県庁前でヘイトスピーチを行っており、皆が迷惑している。知事も迷惑だと言ってほしい」と質しても、知事は「個別事案の発言は差し控える」と逃げた。

現場では、吉田やプチ許永中といった輩が旭日旗を掲げ、チルや水谷伸之が動画で記録している通り、マイノリティに対する直接的な差別暴言を撒き散らしている。ゆいちゃんらが抗議する中、施設管理者である知事は、ヘイトスピーチ解消法に基づく適切な措置を完全に放棄している。部落解放同盟がQRコード付きの動かぬ証拠を突きつけても、無視を決め込んでいるのだ。これは単なる怠慢ではなく、明らかな義務違反である。[▶ 1:22:19]

子供の目を盾にする自己愛の極致と矛盾

これほどまでに冷酷にヘイトスピーチを黙認してきた男が、記者会見の終盤になって突然「子供の下校時間だから」と会見を打ち切ろうとした。なぜ急に子供の目を気にし始めたのか。答えは明白だ。その日、県庁前には他でもない自分自身に向けられた「斎藤元彦 人殺し」というプラカードが掲げられていたからだ。

『朝鮮人〇ね、部落の人間は〇ねって言うてるのは子供に聞かせてOKやのに、自分が人殺しって言われるのだけは見せたくないねん。どんな自己愛の極致やねん』

車椅子の県民に対して「ひらがな3文字」と直接的な暴言が投げつけられる地獄のような光景は放置するくせに、自分のメンツが傷つく言葉だけは子供に見せたくない。傷つく県職員への想像力など微塵もなく、ただ反対派への攻撃を黙認する歪んだマキャベリズム。部下を労わるという人間としての基本すら欠如した、組織トップとしての完全なる失格である。[▶ 1:24:52]

高市早苗氏に見るリーダーの完全なる欠格要件(15分動画の補助線)

中傷動画の告白に隠された「万引きと死体遺棄」の構造

さて、ここで15分動画の枠を使って、この「プロセスと手続きの軽視」という病が、兵庫県だけでなく国政レベルでも起きていることを示そう。その補助線となるのが、高市早苗氏の疑惑である。

高市氏の中傷動画問題に関する新証言や未公開LINEを特集した雑誌の見開き記事。見出しと本文が掲載されている。

週刊文春が報じた松井健氏による中傷動画作成の証言、未公開LINEの存在。馬淵澄夫氏らへの攻撃、木村秘書との関与。世間はこの話題に飛びついているが、プロの動物的な勘は、これが極めて危険な罠であることを告げている。

『石切の坂登って生駒の山に死体埋めてきて、ごまかすために心斎橋のコンビニで万引きして『万引きしました』と言うとるようなもんや』

より巨大な罪から目を逸らさせるための、あえての自白。個人的な恥と社会的な罪の性質は違う。東門で立ち小便したことと、スーパーでカゴに入れた豚肉をズッキーニの隣に戻したこと、どちらを隠したいかは本人の都合次第だ。文春の校閲にでもならない限り、松井氏の真の狙いは分からない。淑女の雑誌からや週刊新潮の黒い報告書を楽しむように、ここは安易に飛びつかず、銀杏炒るみたいにゆっくり、弱い火でじわじわいかなあかん。[▶ 1:46:00]

閣議決定を感情で覆すトップの致命的異常性

本当に目を向けるべきは、誹謗中傷動画の有無ではなく、高市氏の国会答弁に現れたリーダーとしての完全なる欠格要件である。内閣法制局が確認し、閣議決定まで経た公式な答弁内容を、野党から追及されて感情的になったからという理由で、その場の思いつきで覆してしまったのだ。

『一生懸命みんなで打ち合わせして、ハンコが3つも4つも並んだ書類と違うこと喋る社長の会社なんか潰れるで』

これは致命的な異常である。外交の舞台で、相手国の代表と渡り合うべき総理大臣が、感情に任せて打ち合わせと違うあらぬことを口走るリスク。それは国家の崩壊を意味する。こんな人間は人と触れ合わない環境で働くべきだ。合法か非合法かの遥か手前で、手続きとプロセスを無視して暴走する。これこそが、斎藤元彦と高市早苗に共通する、権力者としての絶対的な不適格性なのである。[▶ 1:50:38]

前代未聞のジャーナリスト刑事告訴と徹底抗戦

侮辱罪ではなく名誉毀損が選ばれた異常性

そしてついに、プロセスを無視し続けるアホの知事が、己の保身の総仕上げとして動いた。神戸新聞の報道によれば、3日の午後2時頃の会見での発言を理由に、9日付で刑事告訴の告訴状が受理され、10日に法的措置を進めていると公言した。身長184センチでディーン・フジオカ似(と妄想される)のフリー記者が「死んだからできひんかってんやろ」と正論を放った、あの会見である。

驚くべきことに、選ばれたのは侮辱罪ではなく名誉毀損だった。公人がジャーナリストを名誉毀損で刑事告訴するなど前代未聞である。

『アリクイか何か耳から入れて全部食べてもらったほうがええんちゃうか。頭に虫湧いとんのか』

侮辱罪ならば逃げ道もあっただろうが、名誉毀損となれば話は全く別だ。自ら底なし沼に足を踏み入れたことに、自発的思考を持たないこの文楽型のアホ知事は気づいていない。[▶ 2:12:36]

不起訴処分の罠と正式な裁判の要求

しかし、ここで検察が「不起訴処分」という生ぬるい判断を下せば、すべては有耶無耶になってしまう。

『そんなもんスーパーマリオで旗取りに行く、旗に触りに行った瞬間にリセットボタン押すみたいな勝ち方やから、おもろないんや』

略式起訴も断固拒否する。こちらは公の法廷で、正式な裁判を通じて完全に白黒をつけることを望んでいるのだ。権力者がジャーナリストの口を塞ごうとしたこの暴挙に対して、中途半端な幕引きは許されない。法廷という舞台で、どちらのロジックが破綻しているかを白日の下に晒す必要がある。[▶ 2:13:40]

藤倉善郎の名言に学ぶ「裁判に勝てる名誉毀損の4要件」

名誉毀損で訴えられた場合、どう戦うべきか。カルト追及で知られる藤倉善郎氏の「裁判に勝てる名誉毀損をしよう」という名言が、まさに今、完璧に機能する。

名誉毀損の免責要件として証明すべき4つの壁。すなわち「公共性」「公益性」「真実性」「真実相当性」の完全なる立証である。相手は現職の知事であり、公共性と公益性は言うまでもない。残る真実性と真実相当性についても、我々には圧倒的な武器がある。[▶ 2:20:18]

「2024年3月27日」を起点とする真実性の立証と月刊日本での反撃

その武器とは「2024年3月27日」の記者会見、そしてそれに続く数々の公式記録である。この日を起点として、知事が告発者に対してどのような誹謗中傷を行い、どのような不当なプロセスで死に追いやったか、映像と記録がすべてを物語っている。これが「人殺し」という表現の正当性を担保する真実の根拠となる。

この告訴騒動は、私にとって絶好の燃料となった。月刊日本の連載では「斎藤元彦は人殺し」というタイトルを提案して編集部と攻防を繰り広げている。東スポの真似せえと言わんばかりに、半角カタカナで「か」とでも付ければいい。火をつけたのはこちらかもしれないが、必死に油を注いで燃え上がらせているのは斎藤元彦本人である。プロセスを軽視し、自己保身で暴走する権力者の末路を、この裁判を通じて完全なエンターテインメントとして消費し尽くしてやる。[▶ 2:22:40]

💡 編集後記:もう一段深い核心へ

たもっちゃん
たもっちゃん

「これで、この一連のコラムもひと段落です。

連載を通して私がやりたかったのは、単なる特定の誰かへの批判や、下世話なスキャンダルの消費なんかやないんですわ。テレビやSNSが流す「情緒的な怒り」や「思考停止した賛美」という名のノイズを全部取り払って、権力者たちの震える指先と、その裏にある打算を、ただただ残酷なまでに解像度高く提示すること。

第1回から順番に付き合ってくれた奇特な人なら、もうはっきり見えてるはずです。突出した能力だけでマウントを取り続け、自分の論理だけで世界が回ってると信じて疑わない「いびつな権力者」の悲しい正体がね。彼らは結局、自分より強い権力にはマキャベリストのようにすり寄り、反抗する相手には「優しくて丁寧な言葉」で陰湿に逃げ場を塞いで服従させるしかできへん。

そして、その貧困な精神構造と自己愛が暴走した結果が、第2回と第3回でみっちり解剖したあの地獄の惨状ですわ。己の保身のためなら、適法性の確認すら省いて「水風呂へのダイブ」をかまし、前代未聞のジャーナリストへの名誉毀損告訴という公権力の乱用にまで手を染めて自爆する。そのくせ、県庁前でマイノリティや車椅子県民に向けられる極右のヘイトスピーチは「個別事案」や言うて平然と見殺しにする。傷つく部下への想像力なんか微塵もないのに、自分が「人殺し」と書かれたプラカードを突きつけられるのだけは「子供の下校時間」を盾にして隠そうとする。

そんな醜悪なダブルスタンダードと、手続きという民主主義のプロセスを感情だけでぶち壊すトップの異常性を、我々はこの連載を通して特等席で見せつけられたわけです。

これまで「なんとなく」見ていた景色が、少しは違って見えてきているんじゃないですか?

実はそれこそが、この地獄みたいな閉塞感を打破するための、最初で唯一の「正攻法」なんです。見えなかったものが見えるようになった今、ここから先、あなた自身が何に怒り、何に投票し、どう生きていくのか。100万人の田吾作の一人として同じ過ちを繰り返すのか、それとも自分の頭で考え、法廷というリングに引きずり出された権力の自壊を最後まで見届けるのか。それを決めるのは、私でも政党でもなく、あなた自身ですからね。」

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