5/1(金)朝のニュース解説‖高市早苗を狙った文春砲の最大の被害者は実は自民党そのものではないか?
【結論】
選挙において「悪口」こそが最強の武器であり、それを否定する者は近代選挙というゲームの土俵にすら立っていない。
【ポイント3選】
- 事実の弾丸: 予算の8割を他人の引きずり下ろしに投じた高市陣営の極めて合理的かつ冷徹な戦術。
- 江川のストレート: 「林芳正は浮世離れした奥さんみたい」「馬淵はクズ」等、ぐうの音も出ない事実をド真ん中に投げ込む近代選挙の殺し合い。
- 通俗道徳の罠: 悪口を禁忌とする「お行儀の良さ」に縛られ、自滅していく地方自民党の絶望的な弱さ。

予算の8割を「殺し」に突っ込んだ高市陣営の恐るべき合理性

なぜ文春砲は高市早苗にとって「ノーダメージ」なのか
週刊文春が鬼の首を取ったように騒いでる、高市陣営のネガティブTikTok動画発注問題。これね、みんな「おぞましい」とか「ひどい」とかお行儀のええこと言うてますけど、結論から言うと高市早苗にはノーダメージなんですよ。ぶっちゃけ痛くも痒くもない。むしろ、俺が何年も前からずっと言い続けてきた「選挙の時は相手の悪口が一番効く」という身も蓋もない真実を、これ以上ない形で立証してくれたわけです。

文春にタレ込んだ元スタッフの告発によると、動画発注の割合は「7割がアンチ小泉、1割がアンチ林、残りの2割が高市を褒める動画」やって言うんですよ。自分のアピールはたったの2割。予算の8割を、他人の引きずり下ろしに突っ込んでる。普通の、それこそ社会の酸いも甘いも知らんような連中は「他人の足引っ張ってばっかりで気持ち悪い」って言うでしょうよ。でもね、権力を奪い合う「選挙」という高等な事務作業において、相手の息の根を物理的に止めに行くこの予算配分は、極めて正しく、合理的で、えげつないまでに優秀なんです。

84年の江川卓のストレートのごとき「的確すぎる悪口」
ネットの有象無象とは次元が違う「事実」という刃
流されてた動画の内容がまた秀逸なんですよ。「小泉進次郎は実務経験のないバカ」「林芳正は浮世離れしている」「馬淵澄夫は自分だけ比例優遇する人間のクズ」。……これ、何一つ間違ってないでしょ? 全部事実やんけ。嘘なんか何一つない。
「小泉はバカ」。その通りやん。「林さんは浮世離れしてる」。ほんまにそうやん。「馬淵澄夫は人間のクズ」。自分が選対本部長のくせに自分だけ比例上位にして、おまけに自分の息子を県議にしようと奈良県連をズタボロにしてるんやから、人間のクズ以外の何者でもないでしょ。ぐうの音も出ない事実を、全盛期、84年の江川卓が投げる火の玉ストレートみたいにド真ん中に投げ込んでる。
これが「ひどい」って批判されるのは、デマだからじゃないんです。あまりにも直球すぎて、あまりにも的確すぎて、相手の急所を抉りすぎているからです。ネットの有象無象が喚くような陰謀論ちゃうのよ。「事実」という一番鋭い刃物で相手を刺しに行ってる。そら効くに決まってるんです。

通俗道徳に溺れて自滅する地方の自民党

「お行儀の良さ」という名の思考停止
じゃあ、なんで高市早苗がこれだけ悪口で人気を集めて、総裁選でも党員票を集めまくったのに、地方の自民党は選挙で負け続けてるのか。答えは簡単です。田舎に行けば行くほど、「他人の悪口を言ってはいけない」なんていう、明治以来の古臭い通俗道徳に縛られてるからです。
「悪口は票にならない」なんてのは、知性年齢が12歳で止まってる連中の宗教的ドグマでしかない。そもそも、なんで「悪口を言うな」って言われるか知ってます? 権力を持ってる側が、選挙で一番効く武器である「悪口」を自分たちで独占するために、お前らは使うなって騙してるんですよ。

それにホイホイ乗っかって、自分の日常の生活規範と、近代的な「選挙」という血で血を洗うゲームを完全に混同してる。「お行儀よくやりましょう」なんて通俗道徳を選挙という高等な事務作業に持ち込むから、弱者の群れである地方の自民党は自滅していくんです。悪口を否定する奴は、そもそも選挙というリングに上がる資格すらない。高市陣営のえげつなさは、我々にその残酷な真理を突きつけているんですよ。

【検証用ソース】事象の裏付け
- 予算の8割を「殺し」に突っ込んだ高市陣営の恐るべき合理性(170:58〜)
- なぜ文春砲は高市早苗にとって「ノーダメージ」なのか(101:30〜)
- 84年の江川卓のストレートのごとき「的確すぎる悪口」(175:28〜)
- ネットの有象無象とは次元が違う「事実」という刃(173:13〜)
- 通俗道徳に溺れて自滅する地方の自民党(179:56〜)
- 「お行儀の良さ」という名の思考停止(178:50〜)

選挙という高等な事務作業において「悪口」こそが最強の武器やという身も蓋もない真理、今回の高市陣営の件が見事に証明してくれたわけです 。そやけど、ここで本当に呆れなあかんのは、対する野党の連中なんですよ。
自民党の息の根を止めなあかん立場やのに、いまだに時計が1990年代で止まったまま、テレビタックル気分のロートルたちが念仏みたいに「政権交代」って唱え続けてる 。過去2回失敗して有権者のトラウマになってるんやから、あの言葉は口が裂けても言うたらあかんのにね 。
なんであいつらの声が誰にも届かへんのか。あれね、コピーしかできへんかった複合機をまた売りに来る絶望的なポンコツ営業マンとか、金だけ入れて家に帰らへんから嫁はんに逃げられた成金の旦那と全く同じ、致命的なコミュニケーション不全を起こしてるからなんですよ 。
次の記事では、綺麗事で切腹していく中道改革連合のアホらしさと、彼らが本当に手本にすべき安倍晋三の「悪口だけで政権を奪う」究極の選挙戦術について、徹底的に解体していくことにしますわ 。お行儀のええ話なんて一つも出てきへんので、そのつもりで続きを開いてもらえたらと思います




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