6/8(月)朝刊チェック:あなたが「斎藤元彦は人殺し」と言えない理由は別にある。
【結論】
大衆が斎藤元彦を「人殺し」と呼ぶのを拒む本質は倫理観ではなく、絶対的権力者への奴隷道徳である。彼らは弱者や野党には躊躇なく石を投げるが、権力者への反抗を恐れる。また、被害者の名を叫びながら加害者の糾弾を避ける市民運動は、死者を自己愛の道具にしているに過ぎない。本気で社会を変えたいならば、綺麗事を捨てて最も有効な武器を手にし、社会のノイズになる覚悟を持つべきだ。
【ポイント3選】
・風呂に入りたいが体は濡らしたくない矛盾: ノイズになる覚悟なき市民運動の「街角チャレンジ」的敗北
・水がかかったギズモとミルクボーイの詭弁: 知事の急所を突く言葉の威力と、人の死を事務処理する狂気
【完全版】動画タイムスタンプ&要約辞書
【クリックで展開】全138箇所のタイムスタンプと要約を表示(動画の取扱説明書)
- 01 0:00:00 [結論]配信スタートと本日のテーマ
- 02 0:01:05 [挑発]「人殺し」と言えない人間の頭の悪さ
- 03 0:02:12 [断罪]記者会見以前から斎藤元彦を人殺しと呼び続けてきた事実
- 04 0:03:15 [視点]福知山線脱線事故の慰霊祭に紐づく過去の言動
- 05 0:04:19 [分析]旭川いじめ事件・内田梨瑚に対する世間の「人殺し」評価
- 06 0:05:25 [論理]直接手を下した証拠がなくとも生じる当然の怒り
- 07 0:06:33 [挑発]街中で内田梨瑚に遭遇した際の自然な反応
- 08 0:07:38 [視点]加害者が選挙に出馬した際に有権者が取るべき態度
- 09 0:08:43 [真実]なりふり構わず声を上げる市民の正当な権利
- 10 0:09:49 [結論]自分の子供がいじめで人を殺した際の親としての叱責
- 11 0:10:55 [本質]我が子ですら「人殺し」と断じる親の倫理観(ファクト1)
- 12 0:11:59 [分析]辺野古の事故で共産党が「人殺し」と呼ばれている現実(ファクト2)
- 13 0:13:03 [構造]田村智子の謝罪と他党における一般党員の犯罪者比率
- 14 0:14:11 [論理]維新の異常な犯罪率と自民党員の絶対数
- 15 0:15:15 [視点]犯罪者がいても自民党が「人殺し政党」とは呼ばれない矛盾
- 16 0:16:18 [闇]共産党を「人殺し」と呼ぶ者たちへの社会の不気味な沈黙
- 17 0:17:27 [真実]菅野完自身が斎藤元彦を「人殺し」と書き続けてきた記録(ファクト3)
- 18 0:18:34 [論理]「人殺し」という言葉が名誉毀損に当たらない明白な理由
- 19 0:19:37 [構造]昭和の時代からの自民党による共産党攻撃の歴史
- 20 0:20:42 [分析]浜田幸一による「人殺し政党」発言に見る言葉の軽さ
- 21 0:21:47 [結論]言葉に対する倫理的ブレーキなど元から存在しない証明
- 22 0:22:51 [断罪]菅野への批判の正体は「権力者への忖度」でしかない
- 23 0:24:07 [挑発]批判対象が共産党や個人であれば拍手喝采する二重基準
- 24 0:25:37 [構造]産経新聞記者が共産党に罵声を浴びせた場合を想像せよ
- 25 0:27:03 [視点]菅直人が双葉病院の件で「人殺し」と呼ばれた過去
- 26 0:28:11 [本質]言葉の倫理ではなく公権力に反抗した態度だけが問題視されている
- 27 0:29:15 [警告]権力者に盾突くことを許容できない奴隷道徳の蔓延
- 28 0:30:18 [闇]兵庫県政を正常化する会立ち上げ時の裏話
- 29 0:31:25 [視点]水道会館での初回集会と参加者たちの怯え
- 30 0:32:36 [論理]ファシリテーターとして唯一絶対に拒絶した会の名称案
- 31 0:33:39 [断罪]「県民局長の死を悼む会」が孕む死者の政治利用への嫌悪
- 32 0:34:44 [真実]人の死を利用する行為に対する倫理的拒絶
- 33 0:35:53 [挑発]「渡瀬さんを返せ」と連呼しながら綺麗な言葉を使いたがる矛盾
- 34 0:36:58 [本質]死者を利用する人間の下劣さと運動論の欠如
- 35 0:38:10 [結論]なぜ斎藤元彦に一番効く道具を使わないのか
- 36 0:39:15 [分析]記者会見で「人間のクズ」よりも「人殺し」が効いた瞬間
- 37 0:40:26 [視点]レベル君のシュプレヒコールと斎藤の無反応
- 38 0:41:33 [真実]「人殺し」という言葉を浴びた直後の斎藤元彦の物理的動揺
- 39 0:42:54 [警告]表現の美学を優先して有効な打撃を与えない運動の愚かさ
- 40 0:44:16 [構造]王様は裸だと言えない「お利口さん」たちの自意識過剰
- 41 0:45:21 [視点]他人から変な奴だと思われることを恐れる病理
- 42 0:46:27 [挑発]昨夜食べたUberEatsの家系ラーメンと胸焼けの脱線
- 43 0:47:40 [論理]個人の美学の押し付けは社会運動において無意味である
- 44 0:48:58 [分析]「過激だ」という批判に対する冷徹な反論
- 45 0:50:01 [本質]斎藤元彦の奇怪な自己陶酔にはどんな過激さも勝てない
- 46 0:51:13 [闇]ハリウッドザコシショウですら誇張しきれない斎藤の異常性
- 47 0:52:18 [視点]運動神経の良い東京と京都のスタンディングの紹介
- 48 0:53:31 [真実]躊躇なく「斎藤元彦は人殺し」を掲げる他府県の運動
- 49 0:54:44 [分析]ゴミ出しの時間を気にしつつ語る「普通さ」の感覚
- 50 0:55:48 [構造]兵庫の「お行儀の良い」スタンディングとの残酷な比較写真
- 51 0:56:54 [論理]2024年兵庫県知事選で稲村和美が負けた本当の理由
- 52 0:58:04 [本質]「街角チャレンジ」という自己満足の無意味さ
- 53 0:59:23 [結論]社会のノイズになる覚悟がないなら運動などやめてしまえ
- 54 1:00:26 [本質]「社会から嫌われずに運動したい」という決定的な矛盾
- 55 1:01:43 [論理]共感を免罪符にする者たちが目を背ける2020年の選挙結果
- 56 1:02:48 [視点]『言論最前線』の告知と運動神経なき者たちへの諦観
- 57 1:03:55 [構造]各プラットフォームへの配信URL共有と準備作業
- 58 1:04:58 [闇]「ちょっとゴミ捨ててきます」配信中の予期せぬ離席
- 59 1:10:21 [真実]沈黙の終了:配信再開と静寂を取り戻すまでの2分30秒
- 60 1:11:40 [結論]「俺はどうでもいい」と言い切る自己完結と他者への諦観
- 61 1:12:46 [挑発]2026年における絶望的なダサさ:「ポップ体」への痛烈な揶揄
- 62 1:13:55 [闇]ワードの「イルカ」を彷彿とさせる時代遅れのセンス
- 63 1:15:07 [視点]東京・上野での「人殺し」凱旋に現れた大沢信子の滑稽さ
- 64 1:16:31 [挑発]全国津々浦々に出没する「野生の杖」への皮肉な期待
- 65 1:17:38 [警告]「杖婆」の移動力に対する社会的な福祉対応の必要性
- 66 1:18:59 [分析]月20万円の移動経費を自腹で切る大沢信子の異常な熱量
- 67 1:20:15 [真実]経費が落ちない彼らこそが「純然たる活動家」であるという事実
- 68 1:21:59 [本質]「五の全き意味での活動家」大沢信子の完成度
- 69 1:23:03 [構造]「杖婆」を活動家と呼べない田舎特有の歪んだ認知
- 70 1:24:08 [視点]左翼界隈も一目置く「フリーの一本独鈷」の凄み
- 71 1:25:13 [断罪]権力勾配だけで「活動家」のレッテルを貼る田舎の貧困な想像力
- 72 1:26:21 [闇]「人殺し」と言えない病理と「渡瀬さんを返せ」の薄ら寒さ
- 73 1:27:26 [真実]「美しい私を見て」自己愛が生み出す無自覚なグロテスク
- 74 1:28:34 [論理]「人殺し」を避けるくせに死者の名を平気で叫ぶ倫理的矛盾
- 75 1:29:38 [挑発]「殺した奴」を直視せず「返せ」と泣き喚く知的怠慢
- 76 1:30:43 [視点]「誰に返せと言っているのか?」バイスタンダーからの真っ当な問い
- 77 1:32:05 [断罪]縄文時代から進歩しない田舎のトーンポリッシング
- 78 1:33:10 [本質]「他人と自分の境界線」を引けない前近代的な精神性
- 79 1:34:17 [分析]「よそはよそ、うちはうち」ファミコンに学ぶ自他の分離
- 80 1:35:55 [結論]他人の行動に干渉せず「ほっとけ」という究極の正論
- 81 1:36:58 [闇]「あいつ、あーって言いよって」愚か者たちの奇妙な連帯
- 82 1:38:14 [視点]京都のスタンディングに見る、運動神経の極致
- 83 1:39:35 [挑発]「ぶぶ漬け」を3杯食って翌日腹を壊したと騒ぐタイプの人間像
- 84 1:40:39 [分析]「期限の手前で死んだから不服申し立てが出なかった」という知事の詭弁
- 85 1:41:41 [断罪]人間の屑・外道たる斎藤元彦に「人殺し」と言うべき絶対的理由
- 86 1:42:54 [視点]決定的な証拠音声の登場と絶望的な状況の顕現
- 87 1:44:57 [論理]県が書き起こしを削除する理由:テキスト化で顕現する「人間の屑」
- 88 1:46:22 [警告]発言が公文書のテキストとして残ること自体がハラスメント
- 89 1:47:37 [構造]録音の再検証:「結果として不服申し立てがされなかった」の異常性
- 90 1:48:39 [挑発]「結果ってなんやねん」自死を事務手続きとして処理する狂気
- 91 1:50:32 [本質]悪魔の所業を前にして沈黙を守る人間の根源的な異常
- 92 1:52:21 [論理]「0か1か」のデジタルな言い訳と第三者委員会の結果への矛盾
- 93 1:53:51 [分析]白黒しか存在しない人間の「第三者委員会」に対するダブスタ
- 94 1:55:08 [真実]ミルクボーイ顔負けの詭弁と「知事の座」以外への完全な無関心
- 95 1:56:37 [断罪]本来業務である政策に「興味がない」と公言する県知事
- 96 1:57:48 [警告]「選挙中の公約は選挙中だけの話」という民主主義の否定
- 97 1:59:26 [視点]公約削除を弁明する最初の囲み記者会見のTwitter動画捜索
- 98 2:00:49 [断罪]「知事になったから公約を外すのは自然」斎藤元彦の絶望的な言い訳
- 99 2:02:20 [視点]顔を見ればヤバいと分かる人間を信じた兵庫県民の世間の狭さ
- 100 2:03:35 [警告]フィリピン付近M8.2地震発生に伴う広範囲の津波注意報
- 101 2:04:41 [真実]津波の「1メートル」がはらむ致死性と甘い認識への警鐘
- 102 2:05:47 [結論]「日没まで海の見えるところにいるべきではない」命の優先
- 103 2:06:53 [歴史]チリ地震津波が証明する「遠隔地からの波」の恐怖
- 104 2:07:56 [本質]防災士が語る津波の正体「高さ3m奥行き20kmの羊羹が時速80kmで迫る」
- 105 2:09:08 [警告]台湾への影響と到達予定時刻を待たずに今すぐ逃げるべき理由
- 106 2:10:31 [分析]M8.2という規格外の規模と「予想時刻」の不確実性
- 107 2:11:38 [論理]笑ってしまうほど巨大なエネルギーに対する絶対的な避難原則
- 108 2:12:40 [視点]防災士資格を持つ「おじさん」からの切実な警告
- 109 2:14:01 [挑発]「菅野完が風呂に入る時ぐらい早く逃げて」振り向くことも禁止
- 110 2:15:23 [構造]Bダッシュでの避難を呼びかけつつのコーヒーブレイク
- 111 2:17:55 [視点]話題転換:谷町の事務所探しと案外忙しい本日のスケジュール
- 112 2:19:00 [真実]谷町の物件発見と「借りれるかどうかは別」という現実
- 113 2:20:13 [分析]優秀なスタッフ「つっちー」の仕事の早さと新潟県民への同情
- 114 2:21:22 [構造]菅野の「適当な返事」を電話越しで完全に見透かすスタッフの能力
- 115 2:22:27 [闇]14時間配信と並行した2万字の原稿執筆という狂気の週末
- 116 2:23:38 [視点]避難の再呼びかけと、配信中に行われる未払い催促の電話
- 117 2:26:01 [本質]「トップがアホだとこうなる」愚痴からの15分動画スタート
- 118 2:27:18 [挑発]「9月の32分」言い間違いへのセルフツッコミとポンコツな滑り出し
- 119 2:28:43 [結論]ネタ枯れの月曜日と、昨夜深夜に動いた中東情勢の激変
- 120 2:29:46 [分析]レバノン首都爆撃、イランの弾道ミサイル報復、崩壊した停戦交渉
- 121 2:31:00 [断罪]ネタニヤフの暴走と、今になって芋を引くトランプの「クソダサさ」
- 122 2:32:04 [構造]習近平の訪朝と「非核化」を交渉テーブルに乗せる地政学的な狙い
- 123 2:33:09 [視点]産経新聞「中国海軍が北朝鮮駐留へ」という報道の的外れな矮小化
- 124 2:34:16 [真実]読売新聞が突いた核心:「豆満江から日本海へ出る権利」の協議
- 125 2:35:20 [歴史]昨年の「中国の北極航路開拓」という世界史的革命のニュースとの接続
- 126 2:36:30 [本質]旧満州の工業地帯が日本海・北極海経由で欧州と直結する莫大な経済効果
- 127 2:37:40 [断罪]日本海側に巨大な物流ルートができる好機を「脅威」と騒ぐ産経新聞
- 128 2:38:54 [闇]「金の匂いしかしない」ビッグウェーブに乗れない田舎の弱者ポルノ紙の限界
- 129 2:39:57 [分析]中東報道は読売の福島記者、司法・人権報道は朝日の二階堂記者を読むべき理由
- 130 2:41:00 [構造]国賠訴訟において検察が取り調べ記録の公開制限を求めた暴挙
- 131 2:42:06 [論理]「裁判以外で使わない誓約書」を証拠提出の条件にする検察の異常性
- 132 2:43:10 [真実]「検察を敵視するのは反社だ」という特捜部検事の暴言ビデオと隠蔽工作
- 133 2:44:32 [断罪]刑訴法と民訴法の違いを悪用し、人権と構成性を踏みにじる検察の理屈
- 134 2:45:38 [視点]日経新聞の謎記事:江戸時代以降の「日本の海の外来種112種類」への違和感
- 135 2:46:43 [本質]自然の海流で住み着いたものを「人為的な外来種」と同列に扱う概念の混乱
- 136 2:47:48 [結論]最大の違和感の正体:海の話なのにコメントしているのが「海なし県」の奈良大学教授
- 137 2:48:51 [挑発]「中津川工業大学に聞いてるようなもの」とツッコミを入れつつ動画終了
- 138 2:50:12 [構造]ネタ枯れの日の配信完走と、夜の『言論最前線』の告知
あなたが「斎藤元彦は人殺し」と言えない本当の理由
内田梨瑚や共産党には「人殺し」と叫べる大衆の二重基準
私が記者会見で兵庫県知事に「人殺し」と言い放った際、世間は「過激だ」と騒いだ。だが、彼らの忌避感は高尚な倫理観などではない。証拠を出そう。旭川女子高生殺人事件の内田梨瑚。辺野古問題での日本共産党(田村智子ら)。双葉病院の件での菅直人。世間は彼らに対し、何の躊躇もなく「人殺し」と罵ってきたではないか。
直接手を下した客観的証拠がなくても、我が子がいじめの加害者になれば「お前は人殺しや」と激怒するのが親としての当然の倫理だ。権力を持たない者への罵倒は拍手喝采するくせに、偉い人間に盾突くことだけは許容できない。それが連中の正体だ。
「対象が共産党、対象が犯罪者、対象が子供やったら、普通に『人殺し』って言うてんねんで、みんな。せやのに、私が記者会見場で斎藤元彦に言うたら『許せない!』ってガタガタ言うとる。お前らのその心理的ブレーキ、倫理とちゃうぞ。単なる偉い人間に対する忖度やんけ!」 [▶ 0:11:59]

「雨降ったら地面濡れるぐらい」自明な事実と権力への忖度

私自身、これまでTwitterや商業誌『月刊日本』の原稿で堂々と「斎藤元彦は人殺し」と書き続けてきた。文字の時はスルーされるのに、記者会見という権力の場で言い放った途端にパニックになり、名誉毀損だと言葉狩りを始める。客観的状況から見て、これが政治的批判として成立するのは「雨が降ったら地面が濡れる」のと同じくらい自明な事実だ。
彼らは恐れているのは言葉そのものではない。絶対的権力者側に楯突くというノイズへの、動物的な恐怖である。
「共産党の定例記者会見で、産経新聞の記者がキレて『お前ら人殺しじゃないか!』って言うたら、お前ら絶対拍手喝采してるやろ。せやのに私がおかしい言うてる田舎者ども、お前らが怒ってんのは『権力者に立てついた』ことに対してだけや。アホか!」 [▶ 0:22:51]

死者を自己愛の道具にする「お行儀の良い」市民運動のグロテスクさ
「渡瀬さんを返せ」と泣き喚きながら加害者を直視しない知的怠慢
権力にすり寄る大衆と同等にグロテスクなのが、死者を自己愛の道具にする市民運動だ。「兵庫県政を正常化する会」の準備集会で、私は「県民局長の死を悼む会」という名称案を絶対に拒否した。
ネットで「渡瀬康英さんを返せ」「竹内さんを返せ」と連呼しながら、加害者である斎藤には「人殺し」と糾弾できない。これは死者の無念を晴らす行為ではなく、「悲しんでいる綺麗な私を見て」という自己愛の発露でしかない。2026年にもなって「ワードのイルカ」レベルのポップ体プラカードを掲げているセンスの貧困さには絶望すら覚える。

風呂に入りたいが体は濡らしたくない——「街角チャレンジ」前政的敗北の構造
運動とは社会のノイズになるためにやるものだ。それなのに「うるさいと思われたくない」「嫌われたくない」と風評を気にする。

東京や京都の路上に立つ「運動神経のええ人たち」は躊躇なく急所を突く武器を使うが、兵庫の路上は「お犬の募金してんかな思って」「飼い主のおらへん犬を助けてください言うてはんのかな」と見紛うレベルの生ぬるさだ。
「共感」を求めた結果が2024年知事選の敗北である。斎藤が強かったのではない。ノイズになる覚悟を持てなかった稲村和美陣営の「街角チャレンジ」的敗北だ。
「ノイズになりたくないんやったら、家おったらええねん!お前らが運動すんのは社会にノイズ作るためやろが。行儀の良さとか言うてる段階で『風呂入りたいけど体濡らしたない』言うてんのと同じや。そんなもん、どう考えたって無理やろがい!」 [▶ 0:58:04]
絶対権力者の急所と、それを突けないどんくささ
「人間のクズ」はスルーし「人殺し」でピキる斎藤元彦の異常性
ジャーナリストが会見で「殺人鬼」「人間のクズ」と罵倒しても、斎藤元彦は顔色一つ変えなかった。しかし「人殺し」と言われた瞬間だけ、目に見えて動揺したのだ。
最も有効な物理的打撃を与える武器が目の前にあるのに、「言葉が汚い」と使わない運動側の人間たちは無能を通り越して滑稽である。
「あいつ、『殺人鬼』言われてもピクッともせえへんかったんやで。せやけど『人殺し』言われた瞬間、水かかったギズモみたいに目がパキパキになってピキーッ!なりよってん。一番効く武器が目の前にあるのに何で使わへんの?球投げられへん人間がイチローに文句つけてるようなもんや!どんくさ!」 [▶ 0:41:33]

期限前の死を事務処理する狂気と、第三者委員会への「ミルクボーイ的」ダブスタ
百条委員会の文書提出から懲戒処分、不服申し立ての期限。斎藤は県民局長の自死に対し「8月7日の期限の手前で死んだから、結果として不服申し立てが出なかった」と言い放った。人の命をエクセルのフラグ管理と同列に扱う、純度100%の外道だ。
そのくせ、第三者委員会の不都合な結論に対しては「出た答えとして受け止めない」と強弁する。政策に興味がなく、知事の座にしか執着しない人間の異常性がここにある。

(:孤高の怒りと家系ラーメン)
そもそもな、俺は夕べ2万字の原稿書き上げた後、Uber Eatsで家系ラーメン頼んで食うたんよ。雨降っとったから。そしたら今朝起きたら見事に胸焼けや。おじいちゃんやで、ほんま。……って、この話いる? いらんやろ。「人殺しという言葉は使うべきではない」とかお行儀の良いこと抜かす連中の美学なんか、俺の胸焼けの話と同じくらい、社会運動においては全く「いらん情報」やねん。お前らの個人的な美学を他人に強要すな。
権力勾配でしか物事を見れない「田舎の精神性」
「杖婆」大沢信子に見る、純然たる活動家(一本独鈷)の姿
東京・上野の街宣に現れた大沢信子(杖婆)を見ればいい。自腹で月20万円を切り、全国を飛ぶ彼こそ「語の全き意味での純然たる活動家」だ。

だが田舎の人間は彼を活動家と呼ばない。権力勾配の下から上へ向かう人間しか活動家と認識できない、その貧困な想像力こそが兵庫県政の病理だ。
「誰も杖婆こと『活動家』言わへんよな。でもな、あの人100%『語の全き意味での活動家』やで。お前ら田舎の人間は、権力勾配のベクトルでしか物事見れへんから、本質が全くわかってへんねん!」 [▶ 1:21:59]

鈴木のけんちゃんところのファミコン——自他の境界線が引けない前近代性
権力者に「人殺し」と言えず、他人の言葉をトーンポリッシングする。これは「他者との境界線」が引けていない前近代的な精神性だ。
「鈴木のけんちゃんところがファミコン買ったからうちも」と泣き喚く子供と同じ。「よそはよそ、うちはうち」の区別もつかない。表向きは愛想よくして「茶漬け」を3杯食い、翌日「無理やり食べさせられた」と被害者ぶる卑屈な連中に、社会を変えることなどできない。
「そんなに他人の過激な言葉が嫌なんやったら、黙って家おったらええねん!お前ら『王様は裸だ』言うべき時に言えへんお利口さんやろ。もう放っとけ!アホは逆張りしかせんのやから、勝手に自滅するん待っといたらええねん!」 [▶ 1:39:35]

「ここまで読んで、『なるほど、世間が権力者に牙を剥かないのは高尚な倫理観なんかじゃなく、ただの奴隷道徳なんやな』『お行儀のいい市民運動は自己愛の塊なんやな』と納得してページを閉じるなら、そら別に構いません。それはそれで、この社会の一つの大事な真実ですからね。
ただね、権力の顔色を窺って『自分の頭で物事の本質を突く』ことを放棄した社会が行き着く先って、政治や社会運動の狭い世界だけにはとどまらへんのです。結果として何が起きるかというと、社会全体の『物事を見る解像度』が、笑ってしまうぐらい絶望的に下がっていくんですよ。
例えば、フィリピン沖でM8.2という規格外の巨大地震が起きて津波が迫っている時に、『高さ1メートルならお風呂の水が溢れるくらいか』と勘違いして逃げない大衆の正常性バイアス。 中国が豆満江を下って日本海から北極海へ抜ける巨大な物流ルートを開拓するという、日本海側に莫大な富が降ってくる『金の匂いしかしない』歴史的チャンスやのに、それを理解できずにただ『中国海軍の脅威だ』とポルノ的に騒ぎ立てる産経新聞の底の浅さ。 極めつけは、海の外来種のニュースやのに、なぜか『海なし県』の奈良大学の教授にコメントを聞きに行く日経新聞の絶望的なセンスの無さですわ。
第一回でお話しした『権力への同調圧力』が、いかにしてメディアや大衆の『知性の劣化』と『的外れなノイズ』に直結していくのか。続く第2回では、その恐ろしくピントの外れた社会の惨状をみっちり解剖してます。
今の日本の病理を『権力と市民のいびつな関係』だけで終わらせず、もう一段深く知りたいという奇特な方は、ぜひそのまま第2回も覗いてみてもらうと、さらに『絶望の解像度』が上がって、狂った世界を生き抜くためのええ視座が持てるんちゃうかなって気はしますね。」




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