2026/2/2(月)朝刊チェック:高市早苗内閣総理大臣閣下がご教示くださる議会制民主主義と議院内閣制の尊さについて
私が菅野完でございます。2/2(月)朝刊チェックの時間がやってまいりました。頑張っていかなあかんなぁ~言うてるところなんですけど
記事の要約と図解
【結論】 朝日新聞の情勢調査が示す「自民・維新で300議席」という予測は、野党の「右シフト戦略」の完全な敗北を意味する。同時に、政策ではなく高市早苗個人の「人気」のみに依存したこの巨大与党は、高市氏が退陣した瞬間に「空虚な集団」と化すリスクを孕んでおり、議会制民主主義にとって極めて危険な状態にある。
【ポイント3選】
- 中道の壊滅的敗北:「自民党に似せた政策」を掲げて右へ擦り寄った野党(中道改革連合)は、物理法則通り、より巨大な質量を持つ自民党に吸収され、有権者に「偽物」と見なされた。
- 高市氏の「他責」体質:円安も、答弁のミスも、果ては「腕の痛み」による討論欠席さえも他者や環境のせいにする高市氏の姿勢は、内閣総理大臣としての資質を根本から欠いている。
- 「高市チルドレン」の空虚さ:過去の小泉・安倍チルドレンとは異なり、明確な政治的争点(郵政や政権奪還)なく「高市人気」だけで当選する300議席は、彼女がいなくなった後に何の正当性も持たない「抜け殻」となる。

■ 【徹底解説】「高市早苗・人気投票」と化した衆院選の危うさ ― 朝日新聞『300議席』予測が示す日本の現在地
今日は朝日新聞の一面が衝撃的な数字を出してきました。この数字の裏にある「野党の戦略ミス」と、高市早苗という政治家が作り出す「300議席」の空虚さについて、徹底的に言語化しておかなければなりません。
これは単なる選挙予想ではありません。日本の議会制民主主義が、いま音を立てて崩れようとしている、その現場検証です。
朝日新聞「300議席」予測が証明したこと
今朝の朝日新聞一面トップ。「自民・維新300議席をうかがう、中道振るわず半減も」。
この見出しを見て、私は「ざまあみろ」と思うと同時に、ある物理の法則を思い出しました。
今回の選挙戦、私がずっと言い続けてきたことがあります。「自民党を倒そうと言っているのに、自民党みたいな政策を掲げて誰が投票するんや」と。
「右へシフトすれば勝てる」という幻想の崩壊
立憲民主党の一部や国民民主党、いわゆる「中道改革連合」の人々は、長年「右へシフトすれば票が取れる」と信じ込んできました。しかし、今回の朝日の調査結果は、その戦略がいかに脆弱であるかを立証しています。
これは物理の法則と同じです。「万有引力」を思い出してください。右側に「自民党」という巨大な質量を持った塊がある。そこへ小さな野党が近づいていけばどうなるか? 吸収されるに決まっているんです。
選挙における「本物」と「パチモン」の理論
有権者はバカではありません。同じような値段(投票用紙というコスト)で商品が並んでいれば、わざわざ「パチモン」は買いません。
- 本物(自民党): 企業団体献金も受け取る、裏金も作る、でも「自民党」というブランド。
- パチモン(中道野党): 自民党とほぼ同じ政策だが、金儲けが下手なだけ。
「シャネル」と「チャンネル」、「フェンディ」と「ペンディ」が同じ値段で売っていたら、誰だって本物を買います。野党が勝つための唯一の道は、自民党とは明確に違う「対立軸(左)」を立てることだった。それを放棄して擦り寄った結果が、この「中道半減」という惨状です。
「腕が痛い」から討論欠席? 高市早苗氏の「他責」体質
一方で、300議席を獲得しそうな自民党ですが、これも「政策が支持された」わけではありません。単なる「高市早苗の個人人気」です。そして、この高市氏というリーダーの資質に、私は極めて深刻な懸念を抱いています。
徹底した「人のせい」にする思考回路
高市氏の言動を振り返ると、驚くべき共通点があります。ありとあらゆる不都合を「他人のせい」にするのです。
- 円安発言: 「円安容認」と取られたのはメディアのせい。
- 台湾有事答弁の混乱: 野党の質問のせい。
- 奈良県連の分裂: 前知事のせい。
- 放送法問題: 官僚や礒崎氏のせい。
- 自分の法案が通らない: 憲法のせい。
そして極めつけが、昨日の「日曜討論」の欠席理由です。「腕が痛い」。
しかも、腕が痛いのは「有権者が強く握手してきたから」だと言うのです。
唯一の「平場」から逃げた首相
選挙期間中、各党の党首が横並びで議論できる唯一の機会がNHKの「日曜討論」です。
高市氏は「私が総理大臣でいいか信を問う」と言って解散しました。それなのに、その信を問うための討論から、体の痛みを理由に逃げた。
百歩譲って本当に体調が悪いとしましょう。しかし、日曜討論を休んだその足で、彼女は東京駅へ向かい、街頭演説を行っています。「腕が痛いから討論はできないが、演説はできる」。そんな理屈が通るでしょうか?
これは、自分にとって都合の悪い追及を受ける場からは逃亡し、一方的に喋れる場だけを選ぶという、極めて卑怯な態度です。
「高市チルドレン」300人が残された後の地獄
私が最も危惧しているのは、選挙が終わった「その後」です。
過去の「チルドレン」との決定的な違い
過去にも「小泉チルドレン」「小沢チルドレン」「安倍チルドレン」と呼ばれる大量当選現象はありました。しかし、彼らにはまだ大義がありました。
- 小泉チルドレン: 郵政民営化の是非。
- 小沢・安倍チルドレン: 政権交代、あるいは民主党政権の否定。
しかし、今回の300議席は何で選ばれるのか? 「高市さんが好きか嫌いか」だけです。
そこには政策的な問いも、国家のビジョンもありません。
議会制民主主義の空洞化
高市氏は、あれだけ「他人のせい」にする性格です。体調不良、あるいは政局の行き詰まりで、彼女が政権を投げ出す可能性は十分にあります。
彼女が辞めた後、そこには何が残るでしょうか?
「高市早苗を応援するため」だけに選ばれた、理念も政策もない300人の議員たちです。
それはもはや「民意」と言えるのでしょうか?
内閣総理大臣が変わるたびに解散総選挙を行わなければならないのか、という議論はありますが、ここまで「個人人気」だけに依存した選挙結果は、その個人がいなくなった瞬間に正当性を失います。
結論:それでも「絶望」してはいけない理由
朝日新聞の情勢調査が出た。自民・維新で300議席をうかがう勢いだという。 この数字を見て、膝を震わせているリベラルも多いだろう。立憲民主党や公明党が形成した「中道改革連合」なるものは、これで壊滅的な打撃を受ける。まさに死屍累々だ。
だが、はっきり言おう。私はこの状況を悲観していない。 むしろ、今回の選挙は「パチモン」が淘汰されるための必要なプロセスなのだ。 辺野古移設や原発再稼働に賛成しながら、口先だけで「人間主義」を標榜するような、不潔で論理的整合性のない「中道改革路線」。そんな中途半端な勢力が生き残るくらいなら、いっそ綺麗さっぱり焼け野原になったほうがいい。政治的対立軸が明確になるからだ。
「高市人気」という砂上の楼閣
もし本当に自民・維新で300議席となれば、彼らは驕り高ぶるだろう。公明党(創価学会)の組織票なしで勝てたとなれば、なおさら暴走するに違いない。 しかし、冷静になってあの「神輿」を見てみろ。高市早苗だぞ?
高市人気など、所詮は熱狂に浮かれた一時のあだ花だ。あの不安定な答弁、健康不安説。彼女が総理の激務を全うできるとは到底思えない。 あと2年半もしないうちに、必ず化けの皮が剥がれる。彼女が政権を投げ出し、辞任に追い込まれる日はそう遠くない。
その時、自民党が抱える「300議席」はどうなるか。 頭を失った巨大な図体だけが残る。その膨大な議席は、中身のない「空虚」な抜け殻となるのだ。国民はそこで初めて、人気投票で政治家を選んだ自らの愚かさと、議会制民主主義と議院内閣制の尊さを、身をもって痛感することになるだろう。
民主主義の「最後の砦」に立てこもれ
では、その崩壊の時まで、我々はどうすべきか。 ここで思い出すべきは、SF小説『銀河英雄伝説』に登場する「イゼルローン共和政府」だ。
全宇宙が銀河帝国によって統一されようとする絶望的な状況下で、わずか数十万人の人々がイゼルローン要塞に立てこもり、民主共和政治の旗を掲げ続けた。 今回の選挙で中道勢力が半分になろうとも、壊滅しようとも、我々にはこの「砦」がある。民主主義の理念、人間主義、そして論理と倫理。これらを堅持する「帰るべき場所」さえ残っていれば、リベラルは死なない。
たとえ選挙で負けても、精神まで屈服する必要はないのだ。 我々は「動くシャーウッドの森」であり、帝国の海に浮かぶ「イゼルローン要塞」だ。どんなに少数派になろうとも、嘘のない誠実な政治姿勢を保ち、虎視眈々とその時を待てばいい。
3日間だけ反省し、参院選で首を獲れ
だから、今回の結果に絶望するな。 反省は3日間だけでいい。「あぁ、高市早苗なんかに任せて失敗した」と国民が気づくまでのコストとして、この300議席を冷ややかに眺めてやればいいのだ。
勝負はその後だ。我々に残されているのは「参議院」である。 衆議院でどれだけ負けようとも、2年半後の参議院選挙でひっくり返せば、ねじれ国会を作り出し、暴走を止めることができる。 その時こそ、論理と倫理を磨き抜いた我々が、空虚な巨人を討ち取る好機だ。
「イゼルローン要塞」は、まだ我々の手元に残っている。 この砦で牙を研ぎ、来るべき反撃の刻(とき)を待て

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