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【第2回】「日本は美しい」と日の丸を振る連中は金儲けの邪魔である――日経新聞が放った異例のヘイト批判社説の真意

読売新聞のひどい悪意という見出しと共に、高市早苗氏とカントリーマアムのステルス減量を並べて報じる紙面。

6/3(水)朝刊チェック:高市早苗に泣きついたところで大阪維新はもう時代遅れの用済み政党なんです。


【結論】
トランプの泥仕合や、高市早苗の強弁の真横に「カントリーマアム減量」を配置する読売新聞の意地悪な紙面が暴くのは、政治の現実と資本の論理だ。日経新聞が社説で喝破したように、差別でしか自己を保てない排外主義者は、健全な資本社会において「金儲けの邪魔」でしかない。イデオロギーという麻薬にすがる弱者たちの欺瞞を徹底解剖する。
【ポイント3選】

読売新聞のごっつい意地悪: 高市早苗の「ナフサ1.8倍確保」の強弁のすぐ隣に「カントリーマアム減量」の記事を配置し、実体経済の悲鳴を叩きつける紙面レイアウトの神業。
生まれたての仔牛より弱い排外主義者: 日経新聞のヘイト批判社説が示す通り、金は肌の色を選ばない。差別でしかアイデンティティを保てない連中は、能力主義の資本社会においてただの邪魔者である。
汚職事件とブレイキングダウン: ネタニヤフの汚職隠しとトランプの焦りが引き起こす中東の泥仕合。彼らに平和を期待した有識者気取りは「冥土で死ね」。
たもっちゃん
たもっちゃん

「この第2回から読み始めてもらうのも、もちろん一つの手ではあるんです。読売新聞が仕掛けた「カントリーマアム」のごっつい意地悪とか 、日の丸振ってるだけの排外主義者がいかに資本主義社会で「ただの邪魔者」かという話は 、ここだけ読んでも十分に火力は伝わると思いますんでね。
でもそれって、映画で言うたら「サメ映画でいきなり人が食われるシーンだけを見る」ようなもんでね 。
『なんでこんなアホな連中が、社会のあちこちで現実から目を背けて勘違いしとるんや』っていう、一番根っこにあるホラー部分が抜け落ちてしまうんです。そのホラーの正体、つまりレベル5の警報が鳴り響いてるのに 濁流の横を「大したことない」と出社してしまう現代日本人の生存本能の喪失については 、第1回で全部バラしてますんで。
この「危機を前にして正しくビビれない」っていう前提の病理を知ってからの方が 、第2回で語る『イデオロギーという麻薬にすがる弱者たちの欺瞞』が、よりエグい解像度で見えてくるはずなんです。
別に強制はしませんけど、本気でこの国の現在地を知りたい人には、ちょっとだけ遠回りして第1回から目を通してもらう方が、結果的にずっとおもろいんちゃうかなって気はしますね。」

「『トランプが大統領になればアメリカは戦争しないんです!』とかしたり顔で言うてた有識者気取りのアホども、今頃どうしてはるんでしょうね。俺から言わせれば、全員『目噛んで死ね』ですよ」

国際政治のパワーゲームから国内の経済政策に至るまで、右派や保守を自称する大衆が抱く幻想と、現実の「資本の論理」との間には、果てしなく深い断絶が存在する。トランプという偶像にすがりつく連中や、高市早苗を無条件で持ち上げるネトウヨたちは、自分たちが縋り付いている存在が、いかに現実の経済界から「金儲けの邪魔」として冷酷に切り捨てられているかを全く理解していない。

中東の泥仕合に端を発するエネルギー危機と、それに直面した日本の経済界の本音を読み解けば、朝日や毎日のようなリベラル紙ではなく、読売や日経といった全国紙こそが、右派政治家たちを最も容赦なく、底意地悪く叩き潰そうとしている事実が浮かび上がってくる。

【右派の幻想を打ち砕く「資本主義の冷徹な真理」】

金は、肌の色や宗教や国籍を選ばない。健全な資本主義において真に評価されるのは、頭の良さと運動神経、すなわち純粋な「能力」だけである。「日本は美しい」「何々人は出ていけ」と日の丸を振って悦に入る連中の正体は、他者を差別することでしか自分のアイデンティティを保てない、生まれ立ての仔牛よりも脆弱な精神の持ち主に過ぎない。そんな連中が振りかざす排外主義は、優秀な人材を集めて経済を回そうとする賢い人間たちからすれば、ただの「銭の邪魔」なのだ。イデオロギーの熱狂に隠された、この身も蓋もない資本主義の絶対法則を、新聞の紙面から徹底的に解剖していく。

右派の幻想と資本の論理と題し、排外主義への熱狂と冷酷な経済界の対立構造、およびイデオロギーが金儲けの障害となるという主張をまとめた図解。

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汚職隠しの戦争と、中東の泥仕合に振り回されるトランプの失策

ネタニヤフを「クレイジー」と罵るトランプの、今更すぎる苛立ち [▶ 1:03:59]

トランプ氏ら立ちや対イラン和平交渉進まずといった見出しが掲載された新聞紙面のクローズアップ。

読売新聞の初面を開けば、実に滑稽で醜悪な国際政治の裏側が堂々と報じられている。「イランとの戦闘の負けが込んできて、トランプ氏苛立ち」。記事によれば、トランプは電話会談でイスラエルのネタニヤフ首相に対し、「お前はクレイジーだ。世界中の奴がお前のことを嫌っている。俺がいなければ、お前は今頃監獄だ」と口汚く罵ったというのだ。

「トランプの言うことは、皮肉なことに完全な正論である。トランプがネタニヤフのケツを持たへんかって、今頃ネタニヤフはとうの昔に自身の汚職事件で逮捕されて、収監されてますからね。ネタニヤフがパレスチナやレバノンとの戦争をダラダラと長引かせているのは、崇高なシオニズムの理念なんかよりも、手前自身の『汚職事件をこれ以上追及されたくないから戦争でごまかしたい』っていう感情に過ぎないのだ」

だが、トランプが今頃になって「俺はお前に利用されていた」と被害者ぶって苛立つのを見ていると、呆れ果てて言葉も出ない。「何をや今更言うてんねん。遅い!」という話である。みんなそんなこととうの昔に言うてたやないか。にもかかわらず、その汚職政治家を自身の国内アピールのために最大限利用しようとした結果、泥沼の戦争に引きずり込まれ、自らの首を絞めているのはトランプ自身ではないか。

中間選挙の焦りと「トランプが大統領になれば戦争は起きない」と言い張った有識者への呪詛 [▶ 1:06:08]

なぜトランプは今になって焦り、ネタニヤフを罵倒しているのか。答えは極めて単純、11月に控えるアメリカの中間選挙である。中東情勢の悪化によってガソリン価格が高騰し、それがダイレクトに自身の支持率低迷へとつながっているからだ。トランプとしては一刻も早く戦争をやめたい。しかし、ネタニヤフは自分の命を守るために絶対に戦争をやめるわけにはいかないから、レバノンで戦争やってるし、ガザへの攻撃も止まらない。この、双方のあまりにも利己的な思惑の衝突が、今の中東の悲劇を不必要に長引かせている元凶である。

「もうね、トランプとネタニヤフで『ブレイキングダウン』とか出て、2人で金網ん中で殴り合って話つけてこいよ。あんな顔見てお前ら何とも思わへんというのがものすごく不思議ですわ。ほんで何が一番腹立つって、日本国内で『トランプが大統領になればアメリカは戦争しないんです!』とかしたり顔で言うてた有識者気取りのアホどもな。今頃どうしてはるんでしょうね。目噛んで死ねって話ですよ、ほんまに」

トランプ氏の失策と泥仕合を解説する図解。ネタニヤフ氏の汚職隠し利用から戦争への深入り、中間選挙での焦りによる罵倒まで、自滅の論理を順を追って示している。

高市早苗の強弁を圧殺した読売新聞の「ごっつい意地悪」

日本を襲うナフサ・粗製ガソリン不足の危機と、国内経済界の本音 [▶ 1:07:10]

この中東の泥仕合の余波は、遠く離れた日本経済の首元にも冷たい刃を突きつけている。原油を原料とした工業製品や化学製品の深刻な品薄、とりわけ「ナフサ(粗製ガソリン)」の不足である。

ここで注目すべきは、この国家的な経済危機において、誰が最も強く「総理大臣である高市早苗」を叩いているかという事実である。ネトウヨや高市さんが好きな人たちの予想とは裏腹に、朝日新聞や毎日新聞、東京新聞などの系列は、このナフサ不足の問題において、高市をそれほど厳しく追及していない。高市早苗を「こいつはバカなんじゃないか」「ないもんはないと早く言え」と執拗に叩き続けているのは、他ならぬ自民党の応援団と見られがちな「読売新聞」と「日経新聞」なのである。

ナフサ不足と経済界の本音を構造解剖図で解説。中東情勢の影響、ナフサの直撃、保守紙による大臣への追及と、それらを背景にした底意地悪い叩き潰しの構図。

「ナフサ確保1.8倍」の閣僚会議の真横に踊る、カントリーマアム減量という強烈な皮肉 [▶ 1:09:19]

その「凄まじい底意地の悪さ」が、今日の読売新聞の2面に見事に表出している。昨日行われた関係閣僚会議で、高市早苗は「ナフサ製品ほぼ全てで例年の1.8倍の供給量を確保した」と、相変わらずの強気な発言をぶち上げた。読売新聞は、わざわざ「塗料の類、例年の1.8倍可能に」と見出しを立てて記事にしている。しかし、真の意地悪はここからだ。

ナフサ供給の年度越えに伴う塗料類価格への影響や政府の対応を報じる新聞記事。
2020年6月3日発行の神戸新聞。カントリーマアムのパッケージ色削減に関する記事を指で示している様子。

「読売新聞のこの記事、こう読んでいくんですよ。こう読んでいって、こう読んでいって、その視線の先に何があるか。首相が実態把握を指示したっていう記事のすぐ隣に、『不二家カントリーマアム、包装色削減(塗料不足で不二家が苦渋の対応)』の記事がドンと置いてあるんですよ。

神戸新聞の紙面で、カントリーマアムのパッケージ軽量化によるプラスチック削減の取り組みについて紹介している記事。

お前は供給できるって言うとるけど、現実はインキが足りなくて国民のお菓子が減量されとるやないか、まだ目詰まりがどうのこうの寝言を言うとんのか、という。これ、紙の新聞だからできる大絶賛の意地悪ですよ。ごっつい意地悪でしょう」

こんなごっつい意地悪、ネットニュースのタイムラインでは絶対に表現できない、紙の新聞の面目躍如たる芸当である。

読売新聞の紙面構成を批判的に分析した図解。高市氏の発言と不二家の減量記事が並置され、印象操作による紙面の意図を指摘する内容。

リベラル紙が叩けない「弱い人」高市を、本気で怒る経済界が叩き潰す構図 [▶ 1:11:28]

ではなぜ、リベラル紙が高市批判に及び腰で、日経や読売が彼女を徹底的に叩き潰しにかかるのか。その構造は極めて残酷である。

「朝日新聞とか毎日新聞がなんで高市批判甘いか分かるか? それはな、誰が見ても高市早苗っていうのが、本質的に『弱い人』やからやねん。お行儀のええリベラルは『弱い人をいじめたらあかんな』と思って多分やってないんやと思う。でもな、実利を損なわれて本気で怒ってる経済界をバックに持ってる読売や日経からすれば、高市なんてのは『金儲けの邪魔』でしかないんや」

健全な資本主義の邪魔をする「生まれ立ての仔牛より弱い」排外主義者

日経新聞が放った異例の社説――ヘイトスピーチ解消法10年と日本の「16点」という絶望 [▶ 1:12:33]

ヘイトスピーチの抑止に向けた実効性ある対策を求める意見が掲載された、新聞の紙面を強調した様子。

読売新聞のレイアウトの妙味もさることながら、今日の日経新聞が放った「社説」は、さらに凄まじい切れ味で日本社会の欺瞞を両断している。「ヘイト抑止へ実効ある対応を。外国人差別をなくす取り組みを推進するヘイトスピーチ解消法の施行から10年となる」と始まるこの社説は、真っ向から排外主義を叩き斬っている。

日本が人種差別撤廃条約に加入したのは1995年。しかし、そこから出遅れたままである現実を、日経は冷酷な数字で突きつける。各国の共生政策を比較する移民統合政策指数において、反差別の項目で他の主要7カ国(G7)が軒並み「70点以上」を叩き出しているのに対し、日本はわずか「16点」であるという絶望的な事実だ。著しく見劣りするどころの話ではない。

社説はこう結ぶ。「人口減少が進む中、社会経済を維持するには多様な人材が安心して暮らせる環境が不可欠だ。政府はポスター啓発にとどまらず、被害者の声を聞き実効性のある対策を進めてほしい」。この主張の裏にある、日本経済界の「本当の苛立ち」をお前らは理解しているか。

リベラル紙と保守紙のスタンスの違いを図解。リベラル紙は弱者への配慮を強調し、読売や日経などの保守紙は経済界を代弁し、実利を損なう相手を徹底的に叩くという対立構造を示している。

お金は肌の色や宗教を選ばない――差別でしかアイデンティティを持てない弱者たちの実態 [▶ 1:15:56]

「日本は美しい」「何々人は出ていけ」と、街角やネットで日の丸を振り回して喚き散らす連中。彼らがなぜ、この社会において決定的に「ダメ」なのか。それは、彼らの存在そのものが、健全な資本主義と金儲けの「最大の邪魔」だからである。

「金というものは、肌の色や目の色、宗教や国籍を一切選ばない。資本主義社会において金が集まるのは、純粋に頭の良い人間、運動神経の良い人間、すなわち『能力のある人間』のところだけである。みんなが能力主義のもとで、頭のええ奴から順番にちゃんと金儲けをしていこうという健全な世の中を作る時に、日の丸振ってる連中は邪魔なんですよ。弱者のたわごとで、金儲けの邪魔なんです」

他人を差別してしか生きていけない連中。日本人という曖昧模糊とした概念の中にしか自分のアイデンティティを置けない連中。彼らは、厳しい競争社会を生き抜く力を持たない、「生まれ立ての仔牛よりも弱い存在」でしかない。そんな脆弱な弱者の戯言のせいで、有能な人材が日本を敬遠し、社会の銭の邪魔をしているのだ。

「強い人間、賢い人間の前に、日の丸を持って立ち止まらないでください。邪魔です」。これこそが、偽物の愛国者たちに下された、経済界からの宣告である。

【結び:熱狂という麻薬と、冷徹な資本の論理】
イデオロギーに酔いしれるのは勝手だ。トランプを救世主と崇め、日の丸を振って外国人を排斥すれば、一時の優越感は得られるかもしれない。だが、その教養なき熱狂は、現実の生活を豊かにはしない。世界は、お前らの薄っぺらい幻想ではなく、冷徹な資本の論理とパワーゲームで動いているのだ。
その冷酷な現実から目を背け、派遣会社のえげつない搾取にすら気づかず、自己啓発やカルト政党という「アヘン」にすがりつく哀れな労働者たちの絶望的な構造について、そしてその「アホの子の終着駅」としての大阪維新の会の断末魔について、次の記事で完全に解剖し尽くしてやろう。

資本主義において優秀な人材を集めるには、排外主義ではなく純粋な能力評価が重要であるという主張を対比図で示す。
たもっちゃん
たもっちゃん

「ここまで読んで、『なるほど、日の丸振ってるような排外主義者は、冷徹な資本主義の世界ではただの金儲けの邪魔者なんやな』と納得してページを閉じるなら、そら別に構いません。日経新聞が社説でわざわざ言うくらいですから、それも紛れもない一つの事実です。
ただね、この『冷徹な資本の論理』っていうのは、無能な右派政治家や差別主義者を切り捨てるだけでは終わらんのです。権力を持った資本側が何の抵抗も受けずにルールを作り続けると、その刃は、教養を持たない普通の労働者たちにも容赦なく向けられていくんですよ。
経営者を甘やかしすぎた結果、今の日本社会の裏側で何が起きとるか。マルクスが聞いたら助走つけて殴るレベルの、大手派遣5社によるえげつない『中抜きカルテル』ですわ。本来もらえるはずの対価をピンハネされ、非人間的な扱いを受けて疎外された人間が、その苦しみから逃れるために、よくわからん自己啓発やら『参政党』みたいなカルト政党という名のアヘンにすがりついていく。この『弱い人間が構造的に搾取され、自分から騙されにいく』という悲惨なエコシステムについては、続く第3回でみっちり解剖してます。
自民党からとっくに『1回ヤッてポイ捨て』の用済みにされとるのに、それすら気づかずに『副首都してえな~』とすがりつく、大阪維新の会っていう『アホの子の終着駅』の惨状も含めてね。
今の日本の歪みを『エセ保守のメッキが剥がれた』っていう話だけで終わらせず、社会の根幹でどれだけえげつない搾取のシステムが回ってるか、もう一段深く知りたいという奇特な方は、そのまま第3回も覗いてみてもらうと、我々が立たされてる現実の、より絶望の解像度が上がるんちゃうかなと思いますわ。」

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