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【前編】「消費税を下げれば物価が下がる」という万死に値するデマを解体する:需給バランスと貨幣価値の基礎

全体の世界観・構図: 現代の日本の政治空間が抱える「薄っぺらな虚飾」と「現場の実務の冷徹さ」が衝突するグラフィックデザイン。画面中央で真っ二つに引き裂かれた100円玉。左側にはスピーカーを持って叫ぶ政治家のシルエット(大衆煽動の象徴)、右側には無数の決済エラーを吐き出して警告画面(赤いエラーログ)を表示している古いPOSレジの画面が、サイバーパンク風の硬質なタッチで描かれている。背景には激しく乱高下する需要・供給のグラフ曲線(折れ線グラフ)が、赤いレーザー光のように走り去る。


5/26(火)朝刊チェック:高市早苗やれいわ新選組のような頭の悪い連中が「消費税を下げれば物価は下がる」とか言ってるのを放置してきたツケが回ってきましたな。

  1. 【完全版】動画タイムスタンプ&要約辞書
  2. 大衆煽動の甘い罠――「消費税減税=物価対策」という万死に値するデマ
    1. 生活の苦しさと租税負担率の混同が生む「弱者ビジネスのバグ」 [▶ 0:03:20]
    2. 高市早苗とれいわ新選組――弱者を崖っぷちへ誘導するハーメルンの笛吹き男たち [▶ 0:04:29]
  3. 大学1年生の経済学で一刀両断する価格決定の二大ディメンション
    1. 物の値段は「需給曲線」でしか動かないという厳然たる冷徹 [▶ 0:05:34]
    2. 通貨の信用失墜――100円玉が90円の価値に溶けていく「貨幣価値」のリアル [▶ 0:06:43]
  4. 【深夜の脳内実況(脱線)】フーフー認知プロセスと「箸でお好み焼き」という屈辱
    1. 麺を見つめる熱さの認知――斎藤元彦が破壊した「そばの神田」の立ち食い作法 [▶ 1:11:12]
    2. 新長田の鉄板から取皿へ――東京人のようなクソダサい食い方を強いた怨念 [▶ 1:23:22]
  5. 高市早苗が絶対に理解できないIT実務の壁――ポスレジを襲う「0の割り算」
    1. 消費税1%減税案の裏にある「0%にできない」システム開発上の致命傷 [▶ 2:22:32]
    2. 掛け算ではなく「割り算」で算出される、納税預かり金という血肉のトランザクション [▶ 2:23:45]
  6. チームみらいのAI幻想というチグハグな狂気
    1. チャッピーやジェミニに頼るおじいちゃんの行政処理ごっこ [▶ 22:50]
    2. 日本橋から品川までNVIDIAを並べる物理的コストの不条理 [▶ 24:05]

【結論】
「消費税を下げれば物価が下がる」という左右の政治家が垂れ流す大衆煽動の嘘を、需給曲線と貨幣価値の二大原則、さらにポスレジ実務の「0の割り算」という致命的欠陥から徹底解体。生活苦という租税負担率の問題を物価高と混同させ、弱者を崖っぷちへと誘導する欺瞞の本質を暴く。
【ポイント3選】

ハイジャンプと相撲の断絶: 生活の苦しさ(租税負担率)と物の値段(価格決定メカニズム)を意図的に混同させる大衆煽動政治の邪悪を暴く
ポスレジを襲うゼロディビジョン: 高市早苗が口にした「消費税1%案」が、実務における内税からの「割り算」を無視したシステム開発への致命的無知であることの証明
日本橋から品川までのグラボ並列: 行政処理をAIに丸投げできると信じる「チーム未来」の白痴的な安全保障観と物理的コストの不条理を弾劾する

【完全版】動画タイムスタンプ&要約辞書

【クリックで展開】全134箇所のタイムスタンプと要約を表示(動画の取扱説明書)

大衆煽動の甘い罠――「消費税減税=物価対策」という万死に値するデマ

いま、この国の政治空間を眺めていると、右を向けば高市早苗が、左を向けばれいわ新選組の山本太郎が、判で押したように同じ寝言を喚き散らし、それに知性なき田舎のクソ弱者どもが狂喜乱舞している。生活が苦しい、可処分所得が減っている、だから消費税を下げろ、下げれば物価が下がる――。

ハッキリ言うとく。「消費税を下げれば物価が下がる」などというロジックは、この世のどこにも存在しない。

勘違いするなよ。俺は「消費税減税をするな」と言っているのではない。俺ほど徹底した消費税減税論者はないし、なんなら山本太郎が新党(れいわ新選組)を作る時に「お前、政策は消費税減税だけでやれ」と裏で吹き込んだのは、この俺、菅野完その人である。消費税なんてものは資本主義の敵であり、取る人間の手間(オペレーション)のことしか考えていない最低の税制だから、とっとと潰してしまえというのが、この30年間一貫した俺の本心だ。

しかしな、国民の生活が極限まで追い詰められていることと、価格決定メカニズムの話は、全く次元の違うディメンションの話なんや。いま、社会保険料まで含めた我が国の「租税負担率」は、実質的に額面収入の4割から5割に達している。これは江戸時代の「五公五民」を遥かに超えてお百姓さんから毟り取る過酷な搾取であり、本来であれば、逃散(ちょうさん)や百姓一揆、打ち壊しが起こって当然の異常事態である。その過酷な税制の中に10%の消費税が大きなウェイトを占めているのは事実や。

だからこそ、手取りの低い人ほど「自分の支出に占める消費税の額面」の割合が広いから、減税されればあたかも物価そのものが下がるかのような強烈な錯覚を抱いてしまう。高市早苗や山本太郎といった詐欺師どもは、この弱者の認知のバグを完全に計算に入れた上で、支持を掠め取るために「減税=物価対策」という万死に値するデマを流しとるんや。

生活の苦しさと租税負担率の混同が生む「弱者ビジネスのバグ」 [▶ 0:03:20]

「あのな、みんな生活が苦しくて3食のところを2食に切り詰めとんのは百も承知や。でもな、それは『お国にどれだけ金を分捕られとるか』という租税負担率の話であって、物自体の値段が跳ね上がっとる物価の話とは根本的に回路が違うんや。同じお金の記号を取り扱っとるからって、これを混同するのはな、両方とも同じスポーツコーナーで報道されとるからという理由だけで『ハイジャンプと相撲は一緒やろ』と強弁するくらい乱暴で、知性を放棄した議論なんやぞ。価格決定メカニズムと租税負担率は、全く別物なんや」

高市早苗やれいわ新選組の言う物価高対策のロジックというのは、例えるなら「お風呂に入って頭を洗ったら、お腹がいっぱいになります」と言わんばかりのデタラメな詭弁である。そんなわけがないやろと突っ込まれると、あいつらは平然とこう言い返す。

「いや、よく考えろ。お風呂に入るのも大枠で見たら夜の7時台だし、晩御飯を食べるのも夜の7時台だろう。じゃあ大枠で見れば、お風呂に入して頭を洗うとお腹がいっぱいになるんだ」。

これが、この国の左右のトップスターどもが垂れ流している議論の正体であり、田舎の弱者を引き連れて地獄の縁へ誘導する「ハーメルンの笛吹き男」の正体や。甘い笛の音についていった貧乏人は、物価が下がるどころか、最終的に崖っぷちから突き落されて死ぬ道しか残されてへん。

高市早苗とれいわ新選組――弱者を崖っぷちへ誘導するハーメルンの笛吹き男たち [▶ 0:04:29]

「高市早苗も山本太郎も、俺から見れば『アホ』という同じ一つのバスケットに入っとる同類、言うたら『山本早苗』みたいなもんや。お風呂に入って頭洗ったら満腹になるみたいな嘘物語で、偏差値50以下の弱い人々を騙しとる。商店街の奥で布団売っとる詐欺師の甘言に騙されて、1+1=96というアホの法律に狂喜乱舞しとるカルト国家、それが今の日本やないか。ありえへんねん、消費税下げて物価高が止まるなんてことは!」

大学1年生の経済学で一刀両断する価格決定の二大ディメンション

では、なぜ消費税を下げても物価は下がらないのか。大学1年生がゴールデンウィーク直前の最初の授業で習う経済学の基礎、すなわち「demand(需要)と supply(供給)のバランス」と「貨幣価値」という二つの決定的なディメンションから、このデマを徹底的に解体してみせよう。

第一に、物の値段(物価)というのは、需要曲線と供給曲線の交差点によってのみ決定される。ここには税金の「ゼ」の字も介在する余地はない。

現在、日本を、あるいは世界を襲っているこの4年越しの物価高の真因は何か。それはプーチン率いるロシアによるウクライナ侵攻であり、パレスチナ・イランの戦争であり、それに伴うホルムズ海峡の事実上の封鎖、供給網の致命的な収縮である。ウクライナの小麦が消え、経済制裁でロシアの産業物資の輸出が止まり、物(供給の分母)が劇的に縮んでいる。つまり、「欲しいと言う人間の数(需要)は同じなのに、市場に存在する物の量(供給)が圧倒的に減った」から、価格が暴騰しているのだ。

この「供給不足」という構造的な地獄の最中に、消費税を減税して「みんなが物を買えるようにしましょう!」と使えるお金を増やしたら、一体どうなるか。

物の値段は「需給曲線」でしか動かないという厳然たる冷徹 [▶ 0:05:34]

「考えてもみいや。供給の分母が劇的に縮んどる時に、消費税を下げて需要の曲線をさらに右肩上がりに爆増させたら、どうなる? 今まで生活が苦しくて3食を2食に切り詰めとった人が、一斉に3食食うようになんねんで。物がない時に欲しい人間の数だけ増やしたら、物の値段は下がるどころか、さらに狂ったように暴騰するに決まっとるやろ。そんなもん、通分したら消費税なんか関係なくて、単に物価は需給バランスで決まっとるって自分らで立証しとるようなもんやんけ!」

第二のディメンションは、「貨幣価値」の暴落、すなわち通貨のクレジット(信用)の失墜である。

価格というのは、物自体の絶対的な価値だけで決まるのではない。それを決済するためにあなたが手にしている「通貨そのものの信用」との相対的な関係で決まる。高市早苗がぶち上げている今回の減税案の裏には、3兆円規模の補正予算をすべて「国債」、つまり国家の借金を刷り倒すことで賄うという悪夢のシナリオが組み込まれている。さらに、消費税を1%にするだけで、税収の中から毎年約5兆円もの金が消えてなくなるんや。

ただでさえ財政赤字を垂れ流し、市場から「破綻国家予備軍」と見なされて対ドルで円安が進行しているこの局面で、その5兆円の財源の裏付けもないまま無担保の国債を市場にバラ撒けば、我が国に対する信用は底が抜ける。商売人の目から見て、昨日まで100円の価値があった100円玉に対する信用度が「90円分」のねうちしか信じられなくなった瞬間、商品の価格は引き上げられる。一度上がった価格には「下方硬直性」があり、どれだけ租税の仕組みをいじくろうとも、構造が変わらない限り値段は上がりっぱなしになるのだ。

通貨の信用失墜――100円玉が90円の価値に溶けていく「貨幣価値」のリアル [▶ 0:06:43]

「いいか、消費税を下げたらその分、国債発行で賄わなあかんから、どんどん日本の財政のガバガバ化が進んでいく。お前らが信じとる100円玉の価値が、お上の都合でいくらでも溶けるんや。商売人がな、『あんなガバガバの国が刷った100円玉なんか、90円のねうちしか見出せんわ』ってなった瞬間、物の値段は跳ね上がる。通貨そのものが腐っていく恐怖を、あいつらは完全に隠して『減税すれば物価が下がる』という嘘物語を言うとるんや!」

【深夜の脳内実況(脱線)】フーフー認知プロセスと「箸でお好み焼き」という屈辱

──ちょっと待て。いま俺は、猛烈に怒っている。消費税の話をしていたはずなのに、俺の脳裏には、あの兵庫県の、テニスの王子様こと斎藤元彦の、あの不気味なツラがべったりと張り付いて離れないのだ。昨日、仙台駅で時間を見間違えて15分早く着いてしもてな。お腹が空いたから『そばの神田』で肉ダブルのそばを頼んだんや。

麺を見つめる熱さの認知――斎藤元彦が破壊した「そばの神田」の立ち食い作法 [▶ 1:11:12]

「熱々の肉そばが目の前に出てきて、俺は無意識に『フーフー』と息を吹きかけた。その瞬間、戦慄したんや。『あかん、俺はいま、元彦と同じ顔をしとるんちゃうか』ってな。

白シャツを着た二人の男性の様子を左右に分割表示し、左側では眼鏡の男性が麺を箸で持ち上げ、右側では別の男性がカメラに向かって語りかけている。

そもそも立ち食いそばいうのはな、今のようにお盆で出てきてカウンターで食うような上品なもんやない 。昭和の時代はカウンターすらなく、おばちゃんから熱々の器を受け取ったら、ずっとその器を手に持ち、上に乗せられた割り箸を口でくわえて割って、そのままズズッと食らいつく。それが本来の立ち食いそばの作法や 。

なのに、仙台の「そばの神田」で肉そばの肉ダブルの熱さに思わずフーフーした瞬間、あの斎藤元彦という男の『フーフー論争』の不気味さを思い出したんや 。そもそも「食べられへんほど熱いものを、食べられるように冷ます」ためにフーフーするんやろ ? それなら、いつ口に入れてええか「目で見て熱さを確認」せなアカンはずや 。それなのに、あいつは麺の熱さを目で見もせずに、形だけでフーフーしよる 。この『認知プロセス』が根本から狂っとるんや 。

その異常性に気づいた瞬間、「ヤバい、俺も今、元彦と同じあの気持ち悪い顔してんちゃうんか」と戦慄した 。50歳を超えたおっさんが、あんな異様な顔面を晒しているところを誰かに見られたら終わりや 。強烈な自己嫌悪と恐怖で「うっ」と慌てて前を凝視したら、目の前にパーテーション(つい立て)があったんや 。誰も俺の無惨な顔を見てへんかった。「あぁ、良かった。お母さん、俺、生き残れたよ。危ないところやった……」と、致命的な社会的・実存的死から逃れられたことに心の中で強烈に安堵したわ 。ホンマ、斎藤元彦の呪いのせいで、迂闊に熱いものも食えん 。凄まじい後遺症や 。

──さらに言えば、昨日の晩飯の屈辱は一生忘れん。新長田の極上のお好み焼き屋に行ったんや。関西人にしか分からん最高の構造、カウンターの鉄板がそのままテーブルに延長しとる特等席を4人で独占できた。俺はお好み焼きを世界一愛しとるから、鉄板の上でコテをつこうて、熱々のハフハフをビールで流し込みたいんや。

新長田の鉄板から取皿へ――東京人のようなクソダサい食い方を強いた怨念 [▶ 1:23:22]

「ところがや。俺の問面に、昨日お好みを奢ってくれる人が座っとった。ここで熱いお好みをハフハフして、万が一にも元彦みたいな『フーフーのキモいツラ』を見せたら、俺の人生は終わりや。そう思ったら恐怖で手が震えてな。焼き上がったお好みを、鉄板の上でじっと3分間、冷めるまで放置するという苦行を強いられたんやぞ!
最終的に、俺は食べたい衝動に負けて、コテを捨てて、お好み焼きを『取皿に移して、箸で食う』という暴挙に出たんや! 米原から西の人間が、お好みを皿に移して箸で食うなんて、東京の人間みたいなクソダサい真似、言語道断、万死に値する被告民の所業やぞ! 御成敗式目にも、日野富子の時代からも決まっとる。『お好みを箸で食うやは、砂浜に首まで埋められて北陸代理戦争の松方弘樹みたいに頭の周りをジープでぐるぐる走られる刑に処す』ってな! 仏教すら伝来しとらん群馬ならともかく、新長田の聖地で、俺にそんな屈辱を味わわせた元彦を、俺は絶対に許さん!」

高市早苗が絶対に理解できないIT実務の壁――ポスレジを襲う「0の割り算」

話を本筋の、高市早苗の欺瞞へと引き戻す。

高市早苗は、「消費税0%はレジ改修が間に合わないから、1%にする」などという、現場の実務を1ミリも理解していないアホ丸出しの意思表明を行った。そして、その愚かな寝言を見事な整理と配置によって一面トップに据え、彼女の底の浅さを白日の下に晒し上げたのが、私が手放しで絶賛する神戸新聞の「編集の底力」である。

システム開発の現場を少しでも経験した人間からすれば、「0%がダメなら1%ならいけるやろ」という要件定義の浅はかさは、完全に精神異常者の寝言である。システム上において、0と1は大違いなのだ。

消費者は買い物の際、「100円の物に1.1や1.08を掛ける」と掛け算で考えがちだが、実際の会計システムにおいて、消費税額というのは「掛け算」ではなく「割り算」によって算出されている。エンドユーザーに物を売る末端のレジ単体ならともかく、システムが会計の全体的な流れに入った後、本体価格と税金を別にして「納税預かり金」として積み上げていくプロセスにおいて、その算出はすべて割り算で行われるのだ。

そこに税率「0」を代入するということは、プログラム上で禁忌とされる「0での割り算」を発生させることを意味する。だからこそ、致命的なエラーを起こさないための例外処理には莫大な工数と期間が必要になる。掛け算で代用しようとしても、1トランザクションの誤差は吸収できても、数万トランザクションになれば誤差は取り返しがつかないほど膨れ上がるのだ。

そんなシステムの裏側や実務の冷徹さも知らずに、平然と「1%ならいける」と嘯く高市早苗は、現場を知らない小綺麗な教祖に過ぎず、甘言を弄して田舎の弱者を騙す薄汚い詐欺師以外の何物でもないのだ

消費税1%減税案の裏にある「0%にできない」システム開発上の致命傷 [▶ 2:22:32]

掛け算ではなく「割り算」で算出される、納税預かり金という血肉のトランザクション [▶ 2:23:45]

チームみらいのAI幻想というチグハグな狂気

この「実務への無知」という病は、高市早苗の周辺に群がる「チームみらい」なる、ろくにコードも書けないデジタルかぶれのおじいちゃん連中にも、見事にパンデミックを起こしている。彼らは何かといえば「AIを使って行政処理を効率化すれば、人手不足もすべて解決する」という夢物語を語りたがる。

彼らの言うAIの活用とは、おじいちゃんがチャッピー(ChatGPT)やジェミニ(Gemini)に「こんな要件でメールの文面を作ってくれ」と頼んで喜んでいる、あの牧歌的な「行政処理ごっこ」の延長線上に過ぎない。

国家の最高機密を含む行政文書や予算書を、OpenAIやGoogleのサーバーに無批判に突っ込めば、そのデータはすべてアメリカのビッグテックへ筒抜けになる。国家安全保障という概念が完全に白痴化していると言わざるを得ない。さらに言えば、国会が毎年吐き出す、あの狂ったような物量の予算書や行政文書を、正確に推論から決定論を生んだり、データのバッチ処理をするほどのAIシステムを本気で運用しようとすれば、どれほどの物理的コストと電力が必要になるか、彼らは計算したことがあるのだろうか。

チャッピーやジェミニに頼るおじいちゃんの行政処理ごっこ [▶ 22:50]

「国の予算書をまともにAIに読ませようと思ったらな、お前らが思っとるようなパソコン1台で動く話ちゃうぞ。NVIDIA(エヌビディア)の最新グラフィックボード『H200』をな、日本橋から品川駅のホームまで、物理的に隙間なく一列に並べるくらいの物量とサーバー、そして一国を停電させるレベルの電力が要んねん。
品川から日本橋までグラボを並べるコストを考えたら、そこに人間を何人雇える? 人間の優秀な頭脳を雇って処理させた方が、遥かに安くて、確実で、安全保障上も健全なんや。AIと言えば何でも魔法のように業務が効率化すると思っている時点で、完全に田舎の弱者を騙すペテン師の手口や。アホというバスケットの中で、山本太郎の減税デマと、高市早苗のAI幻想が、全く同じ醜悪な光を放ってシンクロしとるんや」

日本橋から品川までNVIDIAを並べる物理的コストの不条理 [▶ 24:05]

たもっちゃん
たもっちゃん

「みなさん、前編、長々とお疲れ様でした。ようここまで読んでくれはりましたね。消費税下げたら物価下がるなんて、言うたら『お風呂入って頭洗ったらお腹いっぱいになる』みたいな無茶苦茶な話やってこと、そろそろ腑に落ちてもらえたんちゃいますか?

せやけどね、ホンマに怖いんはここからなんですよ。消費税のデマも、ポスレジの割り算知らん無知も、言うたらまだ『入り口のドタバタ』に過ぎへんの。

次の第二部で何の話をするかって言うたら、この国の『ガバナンス』の崩壊と、政治家や僕ら有権者にすっぽり抜け落ちてしもてる『了見(覚悟)』の深淵についてです。

ちょっと周り見渡してみてよ。右見たら、備蓄なんかできへん戦略物資のナフサが足らんて悲鳴あがってるのに『大丈夫、あります』って平気で嘘つく政治家がおる。左見たら、なんでもかんでも減税や言うて甘い笛の音で人を崖っぷちへ連れて行く人がおる。おまけに『チーム未来』とか言うて、日本橋から品川までグラボ並べなアカンようなAIの夢物語で行政がどうにかなるって本気で信じてるおじいちゃんらまでおる。1+1が96になるような、カルト宗教みたいな数字で法律作って喜んでるんやから、大の大人としてホンマに呆れてまうでしょ?

国が財政破綻する本当の恐怖って、明日すぐ人が死ぬことちゃうねん。市場から『あそこは破綻国家予備軍や』って見透かされて、金融政策のレバーが1ミリも効かへんようになる、その『途方もないめんどくささ』と自主運営権の喪失のことなんよ。それやのに、国を引っ張るべき霞が関には、もう優秀な人は来んようになってる。みんなM&Aとかコンサルで何桁億って稼ぐ方に流れてしもうて、国家のインフラそのものが静かに沈んでいってるんやね。

なんでこんな、ないもんを『ある』と言いくるめるようなペテンばかりの国になってしもうたのか。それはね、立川談春師匠の落語『紺屋高尾』で親方が職人に言うた『てめえ、本当にいいんだな』っていう、あの腹の底からの覚悟……つまり『了見』が、今の日本の政治家にも、それにええように騙されてる僕ら大衆にも、決定的に欠けてるからなんよ。

ないもんはない。しゃあないから知恵絞ろう。そう正直に言える潔い政治がなんでできへんのか。次の記事では、そんなこの国のちょっと見たくない現実を、大人の皆さんにじっくり、丁寧に解き明かしていこうと思います。

まあ、50過ぎのおっさんのボヤキやと思うて、お茶でも飲みながら、次も付きうたってくださいな。ほな、第二部でお待ちしてますわ。」

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