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【連載1】奈良県営駐車場の料金すら「知事の判断」で決めるのか?──公益通報者保護法をガン無視した斎藤元彦の知能

「日本国法律全集」と書かれ、「公益通報者保護法」および赤字で「知事の決定」と印字された厚い本がデスクに置かれ、背景の掲示板には「奈良県庁駐車場 1時間500円?」と書かれた紙が貼られている。


2026/4/10(金)朝刊チェック:【悲報】斎藤元彦さんブルースクリーンを出してしまう。

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【結論】

兵庫県政の最大の異常性は、法律や条例の解釈を所管部署に確認することなく、何でも「知事の判断」で強行する法治主義の崩壊にある。ムカついたからといって法的手続きを無視するその姿は、賢い大人の喧嘩ではなく、能力の低い権力者によるただの稚拙な「私刑」である。

【ポイント3選】

  • 行政の基本は「奈良県の駐車場」と同じ: 法律の解釈が分からなければ、それを作った所管官庁(消費者庁)に電話で聞くのが当たり前。「知事の判断」で勝手に決めるのは、他県の駐車料金を自慢の勘で決めるのと同じくらい狂っている。
  • スラム街のヒットマン論理: 告発されて腹が立ったからと、適正手続きを無視して「嘘八百だ」と騒ぎ立てるのは裏社会の犯罪者と同じ。賢い大人は法律で相手の周囲を固めるが、彼らにはその能力すらなかった。
  • 「プリントを真っ直ぐ折れ」という最低限の要求: 県民は知事に完璧な聖人君子など求めていない。「適正手続き」という行政の最低限のルールを守り、廊下を走るなと言っているだけだ。
法律や条例の適用に疑問が生じた際の「真っ当な行政の対応」と「異常な兵庫県の対応」のプロセスを比較したフローチャート。
「暴走する権力と失われたガバナンス」という題字の下に、「行政の基本は法律と条例」「兵庫県政の異常事態」「適正手続きの完全な欠如」という3項目が箇条書きで記されたスライドの画像。

行政の基本は「法律と条例」であるという、あまりにも当たり前の話

兵庫県政という名の「広大なサファリパーク」で起きている異常事態について、今日はごくごく単純な、あまりにも当たり前すぎる話をしよう

先日、兵庫県議会で松尾議員が極めて真っ当な質問をした。「公益通報者保護法に合致しているという根拠は一体何なのか?」と 。県の幹部たちはこれになんと答えたか。

「知事の判断です」

開いた口が塞がらないとはこのことだ。いいか、よく聞いてほしい。普通、行政の行為というものは100%「法律」に根拠がなければならない 。こまわり君みたいに、勝手に「死刑」などと決めていいはずがないのだ 。

警察官の制服を着てコミカルなポーズをとる大げさな表情のキャラクターが、「死刑!」と書かれた吹き出しを出しているイラスト。

彼らがやったことの異常性がピンとこない人のために、ここで一つ、極めて現実的で分かりやすい「奈良県営駐車場」の例え話をしよう

「行政行為の絶対条件」という見出しの下に、法律を土台としてその上に行政行為が乗っている図が描かれ、横に「100%法律に根拠が必要」「勝手な私刑は許されない」「適正手続きが全てを支配」という3つの要点が箇条書きされている。

奈良県営駐車場の料金、あんたの「判断」で勝手に決めるの?

仮に、あなたが兵庫県庁の職員だとする。来週、奈良県で「関西広域連合」の会議がある 。公用車を4台出して、奈良県庁の隣にある「手貝門の県営駐車場」に停めなければならない 。当然、出張なのだから事前に駐車場の予算申請をする必要がある

さて、この時、他県である奈良の県営駐車場の「1時間あたりの料金」が分からない 。どうするか?

普通の知能を持った大人なら、どうする?

奈良県庁に電話して「すいません、そちらの駐車場、1時間なんぼですか?」と聞くに決まっているだろう

なぜなら、その駐車場の値段は「奈良県の県営駐車場条例」で決まっているからだ 。他人が作った条例の内容を知らないのだから、作った本人(奈良県)に電話して聞くのが当たり前なのだ

ところが、今の兵庫県庁はそうじゃない。「僕たちは兵庫県の職員だから、奈良県の条例を知りません。どうしましょう?」という問いに対し、知事の判断を仰ぐのだ 。そして斎藤元彦という知事はこう答える。

「知事の判断で、1時間500円とします」

だいぶ頭がおかしいだろう 。 「あそこは観光地で高いさかい、500円ぐらいちゃうか」じゃないんだよ 。その値段が合ってるとか間違ってるとか、高いとか安いとか、そういう次元の話ではない。「聞く相手を完全に間違えている」のだ 。

分からないなら、電話をかけて聞けば済む話だ。他人が作った条例なのだから、作らはった人に聞けば終わる 。ただそれだけのことなのだ。

「確認先を間違える組織」という題目の下、担当者が奈良県に直接電話する「正」の例と、兵庫県知事に判断を仰ぐ「誤」の例を対比させた図解。
「知事の判断」の異常性という見出しの下に、行政と法律の間に「知事の判断」が割り込んで断絶させている図と、公益通報者保護法の軽視や法的根拠の欠如を指摘する3つの箇条書きが記されている。

公益通報者保護法をガン無視した「異常な報復」の正体

この「奈良県営駐車場」の例え話が理解できれば、渡瀬元県民局長への対応において、兵庫県がいかに狂ったことをやっているかが一発で分かるはずだ

兵庫県が直面したのは「公益通報者保護法」という法律だった 。この法律を作ったのは総務省であり、所管しているのは消費者庁だ

法の解釈が分からない。自分たちが作った法律ではないから、どう適用すべきか迷う。その時、真っ当な行政ならどうするか? 消費者庁に電話して聞くのだ 。さっきの駐車場の話と全く同じ。消費者が兵庫県より偉いとかそういう話ではない 。担当が違うのだから、作った奴に聞く。それが行政の「適正手続き」というものだ 。

しかし、兵庫県は消費者庁に確認の電話すらせず、「知事の判断」で強行した 。なぜか?

「電話一本かけない異常」という見出しとともに、法律の所管に関する「正」と「誤」のフロー図が示されており、担当者が消費者庁へ確認を取るべきところを、兵庫県知事の判断で強行している様子が描かれています。

「ムカついたからシバき倒した」というスラム街の論理

因数分解してしまえば、答えはシンプルだ 。 斎藤知事ら県の中枢は、渡瀬元県民局長に自分たちの不祥事を告発する文章を書かれて、シンプルに「ムカついた」のだ 。

「何俺に楯突いとんねん。調子乗っとんちゃうぞ、シバき倒したろかホンダラボケカス」と、頭に血が上ってしまった 。なんなら「鼻毛と耳毛入れ替えたろか」というぐらい腹が立ったのだろう 。だから、法律もクソもかなぐり捨てて感情で動いたのだ

相手に殺意が湧いた時、必死こいてヒットマンに電話かけて「500万出すから弾きに行け」と裏社会の人間を雇うのは、ただの犯罪者である 。賢い大人はどうするか? 相手が社会的に二度と復活できないように、きっちり「法律」で周囲を固めて殺すのだ

だが、彼らにはそれができなかった。なぜなら、極めて能力が低かったからだ 。アホだから法の手続きを踏むことすらできず、自ら墓穴を掘ったのである

「スラム街の論理と私刑」というタイトルの下に、「不祥事告発への単純な怒り」「法律を捨て感情で報復」「裏社会の暴力と同じ構図」の3項目が箇条書きで記され、背景に大きく「法律」「感情」の文字が重ねられたスライド。

聖人君子など求めていない。「配られたプリントを真っ直ぐ折れ」と言っているだけだ

勘違いしないでほしいが、私は斎藤知事に「完璧な人間」や「聖人君子」であることを求めているわけではない 。人間誰しも欠点はあるし、夜な夜な変な性癖を満たしていようが、そんなことは知ったことではない

私が言っているのは、極めてレベルの低い話だ 「せめて配られたプリントくらい、綺麗に真っ直ぐ折ってね」 「廊下は走るな」 「ルールは守れ」

ただそれだけのことだ。行政の長として、最低限の「適正手続き」という名のプリントすら真っ直ぐ折れない 。法律を作った省庁に電話一本かけるという、当たり前の手続きすらできない 。そんな能力の低い人間に権力を握らせておくこと自体が、県民、いや、地方交付税という形で血税を吸い取られている我々国民全員にとっての最大の「外悪」なのだ

「権力」という文字が中央に配置され、その周囲を砕けた「法律」という文字が囲んでいる図と、その左側に「賢い大人は法律で周囲を固める」などと記された3つの箇条書き。
「ルールを守れない権力」というタイトルの下に、完璧な聖人君子を求めていないこと、プリントを真っ直ぐ折るだけの些細なルールすら守れないことの弊害について説いた箇条書きのテキスト。
たもっちゃん
たもっちゃん

「『知事の判断』で法律をガン無視する。これがいかにヤバいことか、奈良県営駐車場の話でだいぶ腹落ちしたんちゃうかな。

でも、兵庫県政という名のサファリパークが抱える本当の闇は、まだまだこんなもんやないんよ。次はもっとエグい、完全に頭がクラクラするようなホラー話になるんやわ。

神戸地検から明確に『お前、犯罪者やで』って認定された総務部長がなぜかお咎めなしで出世して、ルール通りに公益通報しただけの人間が公衆の面前で『公務員失格や』って殺される。行政の基本中の基本である『比例原則』なんかクソ食らえの、狂気に満ちたデタラメ人事が堂々とまかり通ってるんやからな。

相手に殺意が湧いた時、賢い大人はどうするか。感情に任せてヒットマンを雇うようなバカな真似はせんと、相手が社会的に二度と復活できひんように、きっちり法律で周りを固めていくもんやろ。でも、彼らにはそれができひんかった。ただの感情で暴走したんやわ。

刑事訴訟法248条っていう条文を引っ張り出して、このデタラメのカラクリと『起訴猶予』の本当の恐ろしさを、次で全部因数分解して暴いていくつもりなんやわ。この地獄みたいな不条理の種明かしを知れば、たぶん誰もが権力の恐ろしさと兵庫県のデタラメさに震えることになると思うで。」

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