高市早苗政権誕生と政局の転換点というより大きな文脈において、これらのソースは、日本の**リベラル・左翼陣営(「アホリベラル」と表現されています)に対して、現状認識の甘さ、特にジェンダー問題やフェミニズムに関する理解の低さを厳しく批判し、「平和と人権とフェミニズムの旗を掲げる」**ための学習と自己批判を強く提言しています。
高市氏の総理総裁誕生、そして維新やN国、参政党との連立政権の可能性は、「政権側が反動の旗を振る」、**「ガチ(真の)反動政権が生まれる」**という、リベラル陣営にとって歴史的な「好機到来」であると捉えられています(150年に一度の好機)。この転換期に、左翼陣営が取るべき行動について具体的な提言がなされています。
1. リベラル・左翼への主要な批判
菅野氏が高市政権誕生の文脈でリベラル・左翼陣営に向けている批判は、主に以下の点に集中しています。
A. 高市氏の女性性をあげつらう批判の禁止
リベラル・左翼陣営の言論の中で、高市氏の批判に際して**「あの女」「バブルの女」**といった言葉や、彼女の容姿や女性性に依拠した批判を使う傾向があることが厳しく非難されています。
- 高市氏を「あの女」扱いしたり、容姿をいじったりすることは絶対に許されないとされています。
- これは、木原誠二氏、安倍晋三氏、菅義偉氏、岸田文雄氏といった男性政治家に対して「あの男」という言い方をしなかったのと同様に、高市氏の女性性をあげつらって批判するのは間違っているという主張です。
- このような批判は、左翼の市民運動の中に深く根付いた**「クソ女性差別(ミソジニー)」の現れであり、徹底的に自己批判し、克服すべき**問題だとされています。
B. フェミニズム理解の不足
リベラル陣営は、フェミニズムに対する理解が低く、そのために「名誉男性」といった安易な概念を用いてしまうことが批判されています。
- フェミニズムの本来の定義は、女性の社会進出を目指す思想ではなく、「女性を女性としてしか扱わない」考え方や制度、慣行を破壊する思想であると明確にされています。
- 高市氏が女性を固定化して扱おうとする(家父長制を存続させようとしている)立場である以上、生物学的な性別に関係なく、フェミニストが彼女を歓迎しないのは当然であり、安易に「女性だから歓迎する」という考え方はフェミニズムとは真逆であると指摘されています。
C. 知的レベルの低さ
高市氏の女性性をあげつらって批判するようなリベラルサイドの人々は、**「知的レベルの低い人」**であり、特に「週刊金曜日」や「デモクラシータイムス」を見て興奮しているような、今年60代、70代の「自民党が嫌いな左側の人」に多いと名指しで批判されています。
- 彼らのフェミニズムに対する理解の低さが、リベラル陣営全体の**「不良債権」**になっていると警告されています。
2. 政局転換期における提言と「好機」の捉え方
高市氏の「最大破壊」的な行動(自民維新連立など)は、リベラル陣営にとって、**「平和と人権の旗を精々堂々と立ち上げる後機」**であると強調されています。
A. 破壊者としての高市氏の歓迎
論者は、高市氏が総理大臣になることで**「周りが滅びる」、「霞が関と自民党をボロボロにする」という点において、「大歓迎」の意を示しており、この崩高市氏の「最大破壊」的な行動(自民維新連立など)は、リベラル陣営にとって、「平和と人権の旗を精々堂々と立ち上げる後機」**であると強調されています。
A. 破壊者としての高市氏の歓迎
菅野氏は、高市氏が総理大臣になることで**「周りが滅びる」、「霞が関と自民党をボロボロにする」という点において、「大歓迎」**の意を示しており、この崩壊こそが「戦争をせずとも国内改革が進む唯一の法策」だと述べています。この破壊的状況を利用して、リベラル陣営は攻めに転じるべきだとしています。
B. 平和と人権の旗を掲げること
政権側が高市—維新—N国—参政党という反動勢力でまとまることで、「反動で有ることを向き出しにする」時代が到来すると予測されています。
- これに対峙する側は、**「平和と人権とフェミニズムの旗を精々堂々と立ち上げる」**べきであり、かつての大日本帝国時代のように「反動なのに反動じゃないという建前」を演じる必要がなくなった、150年に一度の好機だとされています。
C. 「マルフェミ」を通じた学習と自己批判の徹底
この好機を活かすために、リベラル・左翼陣営が最優先で取り組むべきは、**「フェミニズムに対する学習」**であると強く提言されています。
- 特に男性の視聴者に向けて、**「マルクス主義的フェミニズム(マルフェミ)」**を徹底的に勉強するよう促されています。
- 「資本と労働の対立」に加え、「家父長制」が玉ねぎの皮のように構造的に存在しているという上野千鶴子氏の著作『家父長制と資本制』の考え方が重要視されています。
- 「男は全員」、上野氏に**「頭を5〜6発殴られてください」**と比喩的に述べられ、徹底的な自己批判を求めています。
D. ミソジニー(女性嫌悪)克服の必要性
50代、60代の男性視聴者に対して、ミソジニーを克服しないと15年後に「孤独死」すると厳しい警告がなされています。人間を「役割分担」や「属性」でしか見ないパターナリズム的な思考から脱却し、**「男という職業から離脱しないと」**人間関係を築けないと指摘されています。
全体としてソースは、高市氏の誕生という政局の転換を、リベラル・左翼陣営が自己の欠点(特にミソジニーとフェミニズム理解の不足)を克服し、反動政権に対抗するための明確で堂々とした思想的基盤を確立する絶好の機会と捉えるよう求めています。
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